tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく>  1.




【牧野つくし】… 27歳。


実は、つくしは、検事の筈だったのだ。


だが、其の後のつくしは…?




都立高校を卒業後…。
日本最高峰と言われている国立大学 法学部を卒業した。


勿論、司法試験は、在学中に、一発合格…。


才女のつくしなのだ。


其の後、つくしは、検察庁に入庁した。



そして、今回、つくしが担当する事に成った案件が、つくしの頭を悩ませる事案だった事は言うまでも無い。



其の案件と言うのが…。


『道明寺HD 日本支社』の強引なまでの企業取引に寄り、『道明寺HD 日本支社』が、『独占禁止法』に当たるとの通達が出たのだ。


そして、つくしの下に、“捜査に着手する様に…。”とのお達しが下ったのだった。


所謂、つくしに課せられた任務とは、『道明寺HD 日本支社 支社長 道明寺司 氏』の“取り調べを行え‼”とのお達しだったのだ。


其の為、つくしは、『道明寺HD 日本支社 支社長 道明寺司 氏』宛に、事情聴取の案内を送付した筈だったのだ。


だが、其の件に関して、つくしの下には、“一切、返答が得られて居ない。”との連絡が入って来たのだ。


なので、つくし自ら、態々、『道明寺HD 日本支社 支社長』に連絡を入れて視たのだ。


そして、つくしに対応したのは、司の第1秘書で在る 西田だった。


つくしは、今までに無い程の丁寧な対応をで、西田に、伝えて居たのだった。


「『事情聴取』の案内を差し上げて居るかと、存じ上げますが…。」


なので、西田も、丁重に、言葉を交わして居たのだった。


「申し訳御座いません。
 只今、『道明寺』は、多大な案件を抱えておりまして、其方に、お伺いさせて頂けませ
 ん。
 お手を煩わす様で、心苦しいのですが…。
 出来ましたら、此方にご足労願えませんでしょうか?」


つくしは、“何故、私が…?”と、思い乍らも…。


初めから、想定内だったのか?
つくしには、検事総監から、お達しが出て居たのだ。


此の案件のお達しを告げられたつくしは、其の時に、上司から、伝えられて居たのだった。


「もし、『道明寺HD 日本支社 支社長 道明寺司 氏』が、此方(検察庁)に、出廷
 頂けない場合は、此方(つくし)から、出向いて欲しい。」と…。


なので、つくしは、上司からの申し出に、渋々、了承したのだった。


「承知致しました。」と…。


何故なら、態々、検事総監からのお達し故…。
つくしは、上司からの申し出を断る事が出来ずに居たのだった。



だから、つくしは、司の第1秘書で在る 西田からの申し出にも、了承するより他なかったのだった。


「了承しました。
 お伺い致します。」



そして、其の日から数日後のつくしは、道明寺HD 日本支社長の執務室に来ていた。


で、事情聴取後…。
つくしは、司から、悪態を突かれていた。


「お前が、俺を事情聴取する何ざ…。
 厚かまし過ぎるだろ?
 俺を事情聴取出来る事を光栄に思え‼」


つくしは、事情聴取の時点で、司に対して、既に、苛立っていたのだが…。
つくしの限界は、超えてしまった様子だった。


其の為…。
つくしは、目の前の本人に悪態を突くのだった。


「あんた、何様のつもり…。
 『貴方』という方は、何時まで経っても、大人に成り切れて居ない大人の様ね‼
 あんたの会社が起こした事は、責任者のあんたが、責任を負うのよ‼
 此れは、日本の常識よ‼」


だが、司は、生まれて初めて、司に盾突いて来た女性(つくし)に対して、更に、悪態を突いて来た。


「生憎、俺は、10年間、NYで、ビジネスを起こして来たんでね。
 日本の常識ってもんが、通用しねぇんだわ‼」


つくしは、此の時点で、司の事を呆れていた。


『何を言っても通じない男』と、つくしの頭の中では、インプットされてしまったのだ。


だからだろうか?
つくしの頭の中では…。


“こんな男…。
 如何でも、良いや‼”と、成ってしまっていた。


なので、其の時のつくしが、そんな司に、返答した言葉は…。


「そうですか?」…だけだったのだ。



で、其れからの司への事情聴取は…。
唯、つくしは、淡々と、熟すだけだったのだ。


其れが、また、気に入らない司だったのだ。


唯、つくしは、此の案件の担当から、外して欲しいだけだったのだ。


そうとは知らない司は、つくしに、悪態を突くばかりだった。


だが、そんな司からの悪態をするりと交わすつくしだったのだ。
巧みな技で…。


そんなつくしを、西田は、陰から…。
“お見事‼”と、思うのだった。



そして、其の日…。
つくしが仕事を終え、マンション(自宅)に着いて、驚愕してしまって居た。


つくしが住んでいるマンションの前に、一台のリムジンが到着したのだ。


其のリムジンから降りて来た人物に、驚愕したつくしだった。


まさかの『道明寺司』だったのだ。



実は、高級マンションと言われている此のマンションは…。
1年前まで、つくしが尊敬する先輩女性検事が住んでいたマンションだったのだ。


だが、其のつくしが尊敬する先輩女性検事が結婚をした事を機に、此のマンションが浮いた形に成ってしまったのだ。


通常のマンションは、新婚夫婦が住むには、1LDKだと少し手狭に思うかも知れない。


だが、つくしが尊敬する先輩女性検事が住んで居た此のマンションは、高級マンション故…。
此の高級マンション自体の1LDKは、新婚夫婦が住むには、広めの1LDKだったのだ。


なのに…。
何故か?
先輩女性検事は、此のマンションに、つくしを住まわせようとして居たのだった。


だからだったのだろうか?
つくしが尊敬する先輩女性検事から、独身だったつくしに、声が掛かったのだ。


「牧野…。
 良かったら、私が今まで住んでいたマンションに、引っ越して来ない?」


つくしは、断るつもりで居た。


「えっ??
 でも、先輩が住んで居られたマンションって…。
 確か、高級マンションでしたよね。
 私には、とても、無理ですよ‼」


だが、先輩は、つくしを諭していた。


「でも、空き家にして置く訳にいかないのよ‼
 だから、住んでよ…ねっ?」


と、強引なまでに、つくしに住まわせる事に、成功したつくしが尊敬する先輩女性検事だったのだ。


其の代わり、家賃を取ってもらう事にしたつくしだったのだ。
だが、高級マンションに住むには、破格の4万円だったのだが…。



其れが、まさか…だった。


此の高級マンションは、道明寺HDが建築したマンションだったのだ。


なので、最上階のワンフロアーは、司の住居スペースだったのだ。


つくしは、其の事を聞いて、其の高級マンションから、引っ越そうかと、考え始めていた。


何故なら、つくしは、プライベートまで、司と顔を合わしたく無かったからだった。



<此の二次小説『ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく>』の二次小説ネタを『独占
 禁止法』を題材に致しております事をお詫び申し上げます。
 関係者各位 様、勝手致しております事をお詫び申し上げます。>


<また、此の二次小説『ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく>』は、『検察庁』を
 二次小説ネタとして、使用させて頂いております事をお詫び申し上げます。
 関係者各位 様、勝手致しております事をお詫び申し上げます。>

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