tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後の『まきの』【奇跡の出会い】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『其の後の『まきの』【奇跡の出会い】…<つかつく>  番外編』は、
 本文では、描き切れて居なかった『道明寺HD』 と 『老舗割烹旅館 まきの』の提
 携合意の件や、『spin off』という名の『其の後』を、『番外編』として、綴っており
 ます。
 『奇跡の出会い…<つかつく>』と、合わせて、ご覧下さいました成らば、幸いに存じ
 ます。
 宜しくお願い申し上げます。>




西田が、つくしを『老舗割烹旅館 まきの』に、迎えに行った理由は、司が、久し振りの高熱を出したからだけでは無かったのだ。


既に、『道明寺HD』 と 『老舗割烹旅館 まきの』との、買収計画は、着々と進んで居たのだ。


何方にしても、司の『GO』サインさえ出れば、何時でも、遂行出来る事案だったのだ。


其れに、司は、『老舗割烹旅館 まきの』には、つくしに会いに行って居るだけでは無く、其の陰で、『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、つくしの父親で在る 牧野晴夫との話し合いを重ねていたのだ。


此の提携合意する事には、『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、つくしの父親で在る 牧野晴夫は、勿論の事…。
将来の『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、後継者と成る 進が、大賛成の意思を示したのだ。


と言うのも、『老舗割烹旅館 まきの』は、一応、江戸時代から続く、由緒正しい旅館との国の認定を戴いて居た。


其れだけに、建物は、国の重要文化財に認定されており、国の認証が無ければ、無闇に建て替えも儘ならなかったのだ。


なので、其の為の建物維持に掛かる経費も、『老舗割烹旅館 まきの』の資金繰りを悪化させる要因だったのだ。


つくしは、其処まで、知らされて居なかったのだが…。
此のままなら、『老舗割烹旅館 まきの』を、手放さなければ成らない処迄、来て居た事は、事実だったのだ。


だからこそ、『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、つくしの父親で在る 牧野晴夫にとっては、『道明寺HD』が、『天の恵み』と思えたのだ。



だから、司の思惑は、つくしを自身の女(もの)にすると同時に、『老舗割烹旅館 まきの』とも、提携合意するという事だったのだ。


そして、其の司の思惑が実り、つくしを自身の女(もの)に出来たのだ。


そして、“『老舗割烹旅館 まきの』との提携合意出来る日も、そう遠い日の事では無い。”と、司が、確信出来たかの様に思えた頃…。
司は、つくしから、別れ話を言い渡されたのだ。



そんな司は、つくしから、受け入れてもらえない状況と成り、司は、ストレスから、久し振りの高熱を出したという訳だったのだ。


なので、『老舗割烹旅館 まきの』との提携合意の件に関して、其の後の進行度合いが、ストップしたままだったのだ。


其処で、実は、高熱を出している司に代わり、司の指示の下…。
西田が、動いて居たという訳だったのだ。


西田は、『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、つくしの父親で在る 牧野晴夫と、コンタクトを取り、司の代わりに話し合いを重ねて居たのだ。


だから、西田が、つくしを迎えに行った時も、牧野家側は、誰も、其の事に関しては、咎めなかったのだ。


知らぬは、つくし成り…だったのだ。



そして、司は、つくしのお陰で、体調を回復させていた。


其の時には、既に、西田が、『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、つくしの父親で在る 牧野晴夫との話し合いの結果…。
『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、つくしの父親で在る 牧野晴夫が、『道明寺HD』との提携合意に、ほぼ、同意する処迄、話し合いは、進んで居たのだ。



そして、司は、再び、つくしを手に入れた事で気が大きく成り、『道明寺HD』 と 『老舗割烹旅館 まきの』は、提携合意を進めたという訳だったのだ。


つくしにとっては、何もかも、自身が知らぬ間に、『コト』が、進んで居た事が、許せなかっただけなのだ。


『老舗割烹旅館 まきの』の支配人で在り、つくしの父親で在る 牧野晴夫が、『道明寺HD』との提携合意する事を了承したと言うのなら、つくし自身は、何も、文句が言えない立場の筈だったのだ。


だが、つくしにとって、蚊帳の外にされた事が、許せなかったのだ。


唯、つくしは、一言位、相談して欲しかっただけなのだ。


つくしは、つくしで、『老舗割烹旅館 まきの』が、誇りだったのだ。
牧野家に生まれた事を誇りにも思って居たのだ。



だが、つくしは、気付いて居た。
『道明寺HD』が、『老舗割烹旅館 まきの』を救ってくれた事は、間違いないのだから…。
否、司が、つくしの為に、救ったと言っても過言じゃ無いのだろう。



其の後の『老舗割烹旅館 まきの』は…。
『道明寺HD』グループの傘下に成った事が、観光業界の間で噂と成り、『道明寺HD』グループ傘下の旅行会社からだけで無く、海外からの旅行会社からも、オファーが、来る様に成って居た。


また、娘のつくしが、『道明寺HD』の後継者で在る 『道明寺司』の婚約者という噂が世間に広まり、『老舗割烹旅館 まきの』は、一般客からの信用性も定着し、個人的にも、予約が殺到する程に成って居た。


其の事に寄り、徐々に、売り上げも、上がって行ったのだ。



また、其の後の『老舗割烹旅館 まきの』は、娘のつくしが、司と、婚約した事で…。
メープルとの共同企画が実現する等…。
『老舗割烹旅館 まきの』には、今まで無かった企画が、遂行していたのだ。


だが、つくしが、司の婚約者で在ろうとも、『老舗割烹旅館』に、相応しく、おもてなしの心でお客様に接する事は、其れまでと、何ら、変わって居ないのだ。



実は、F3から、「『老舗割烹旅館 まきの』に宿泊したい‼」と、司は、打診された事が有り、つくしと共に、F3を『老舗割烹旅館 まきの』に招待した事が有ったのだ。


其の時に、其の旅館の様子を観て居た総二郎からの提案で、『茶のおもてなし』の企画が司に、提案されたのだ。


其の企画は、総二郎は、勿論の事…。
司だけじゃ無く、つくしも一緒に成って、『老舗割烹旅館 まきの』の次期後継者で在る 進と共に、実現させた企画だったのだ。


今までの『老舗割烹旅館 まきの』に無い企画だったので、海外からの旅行者からは、興味を持ってもらえる企画に成った事は言うまでも無かったのだ。


其れに、『老舗割烹旅館 まきの』に、『F4揃い組』と成れば…。
圧巻だった事は言うまでも無い。



また、ワインだけじゃ無く、『老舗割烹旅館 まきの』としては、今まで取引して来なかった一部の食料品に関しても、道明寺HDを通じて、『老舗割烹旅館 まきの』は、『花沢物産』と、提携を交わしていたのだ。



また、美作商事からは、あきらを通じて、今まで、ブライダル部門が無かった『老舗割烹旅館 まきの』に、“ブライダル部門に着手しねぇか?”と、あきらは、司に打診したのだ。


あきらが目を付けたのは…。


*『老舗割烹旅館 まきの』が、『江戸時代から続く、由緒正しい旅館との国の認定』を
 貰って居る事…。


*『老舗割烹旅館 まきの』の建物が、国の重要文化財に認定され居ると言う事…。


を、踏まえて…。
折角、『美作商事』にとって、良い材料が在るのに…。
“使わねぇ手はねぇだろ?”と、あきらが、考えての事だった。


神前式には、持って来いのシチュエーションという訳だったのだ。


『美作商事』のブライダル部門の管轄は、あきらの母親で在る 夢子の管轄だったのだ。


だが、あきらは、此の建物の外装が気に入ったのだ。


なので、あきらは、此の話しを、『美作商事』に持ち帰り、『道明寺HD』との話し合いを何度も行い、見事、実現したのだった。



勿論、此の事に寄り、『老舗割烹旅館 まきの』は、『メープル』から、ブライダル部門に長けている人員を増やした事は言うまでも無い。



此の事に寄り、『老舗割烹旅館 まきの』は、将来性の在る 旅館へと変貌して行ったので在った。



fin




<此の二次小説『其の後の『まきの』【奇跡の出会い】…<つかつく>  番外編』は、
 此の度の世界的な事案に寄り、旅行を自粛する動きが在る中…。
 此の様な二次小説ネタを用いて、掲載致しております事をお詫び申し上げます。
 不快に成られました成らば、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い申し上げます。>

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