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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚式【奇跡の出会い】…<つかつく>  番外編



<此の二次小説『結婚式【奇跡の出会い】…<つかつく>  番外編』は、『奇跡の出会
 い…<つかつく>  12.』に出ていた『結婚式』の模様を、綴っております。
 『奇跡の出会い…<つかつく>』と、合わせて、ご覧頂けました成らば、幸いに存じま
 す。
 宜しくお願い致します。>






あれから、美作商事からの打診で、『老舗割烹旅館 まきの』にて、ブライダル部門を設ける事に成ったのだ。


其れは、あきらの立案だった。


あきらの打診は、『老舗割烹旅館 まきの』の外観が気に入っての事だったのだ。



勿論、美作商事のブライダル部門は、あきらの母親で在る 夢子の管轄だった。


なので、あきらの母親で在る 夢子は、あきらから、『老舗割烹旅館 まきの』の話しを聞き、此の立案に興味を示したのだ。


なので、あきらの母親で在る 夢子から、司の母親で、道明寺HD 社長で在る 楓に、打診を入れたのだ。


だから、此の打診は、楓から、司に話しが通ったのだ。


勿論、つくしにも、此の打診の件は、司から伝わって居た。


ブライダルの件に関して云う成れば…。
実は、つくしも、考えなくは無かった事を、司に伝えて居たのだ。


「実は…ね。
 私も、ブライダルに参入する事を考えた時期が有ったんだ。
 『老舗割烹旅館 まきの』で、ブライダルに参入する事が、私の夢だったの。
 けれど…。
 あの頃の『老舗割烹旅館 まきの』では、とても、難しいと認識して居たから…。
 諦めて居たの。
 司は、覚えてるかなぁ~。
 まだ、司が、『老舗割烹旅館 まきの』のお客様だった頃…。
 私が、中庭で、夕日を眺めて居た事が有ったでしょ?」


司は、憂いを帯びて、唯、夕日を観て居たつくしの事を、思い出して居た。


「ああ。
 覚えてるよ。」


つくしは、其の頃に抱いて居た思いを司に伝え始めていたのだ。


「あの時…ね。
 “こんな綺麗な夕日の下で、結婚式を執り行う事が出来たら、幸せだろうな…。”と、思
 い乍ら、夕日を観て居たんだ。
 実は…ね。
 うち(『老舗割烹旅館 まきの』)の自慢は、あの中庭なの。
 だから、“今、流行りの『ガーデンウェディング』が、出来たら良いのになぁ~。”と、
 思った位だったの。
 でも、“設備を整わせる為の資金は、如何するのよ?”と、考えるだけで、断念せざるを
 得なくて…。
 だから、其の時は、諦めてたんだよね。
 もし、『老舗割烹旅館 まきの』で、ウェディングが出来るなら…。
 私は、嬉しいけど…ね。」


司は、つくしの此の言葉で、即…決断して居たのだった。


そして、道明寺HDに、あきらを呼び出し、プロジェクト会議を行う事にしたのだった。


其の会議には、勿論、当事者と成る 『老舗割烹旅館 まきの』次期後継者の進 と 司の婚約者で、『老舗割烹旅館 まきの』の娘で在る つくしも、加わったのだった。


なので、其の為に、一部のリフォームを施す事に成ったのだ。


勿論、中庭の整備にも、着手していた。


こうして、『老舗割烹旅館 まきの』は、補強工事に、伝統的な『和』が織り成す旅館としてのイメージは、其のままに…。
神前式に相応しい神殿も、別棟に、増設されたのだった。


また、『洋風』の披露宴を執り行いたいという願望を見越して、洋式タイプの宴会会場も、設けられたのだ。


かなり、『老舗割烹旅館 まきの』のイメージは、生まれ変わったのだ。



今や、『老舗割烹旅館 まきの』は、『道明寺HD』グループ傘下と成った。


其れに、司の婚約者は、当 『老舗割烹旅館 まきの』の娘と、成れば…。
『政略結婚』と、噂される節も有った。


其処は、『道明寺HD』から、マスコミへの対応として、紙面で、『恋愛結婚』と、公表したのだ。


また、司が、婚約発表の席で、司とつくしの馴れ初めを公表した事で、司とつくしの付き合いは…。


「私(司)の一方的な一目惚れから始まりました。」


と、マスコミを通じて、世間に報告されたのだ。



という訳で、『老舗割烹旅館 まきの』の業績は、軌道に乗り始め、鰻上りと成ったのだった。



そして、司とつくしが、結婚式を執り行う事に成ったのだ。


実は、道明寺家としては、メープルで、結婚式を執り行う予定で居た。


しかし、『老舗割烹旅館 まきの』の評判が良い事も有り、『道明寺HD』 と 『老舗割烹旅館 まきの』が、友好的な関係に有るという事も、アピールする必要性が有る為…。
司の希望通り、『老舗割烹旅館 まきの』で、結婚式を執り行う事に、司の両親で在る 道明寺HD 会長の保 と 道明寺HD 社長の楓は、揃って、了承したのだ。


司が、其の時に、司の両親で在る 道明寺HD 会長の保 と 道明寺HD 社長の楓に伝えた言葉は…。


「今や、つくしは、うち(道明寺HD)の社員だ。
 其れに、道明寺家の人間と云っても、過言じゃねぇ。
 だから、つくしの夢だったという『老舗割烹旅館 まきの』で、結婚式を執り行いてぇ
 と思ってるんだ。
 其れに、『老舗割烹旅館 まきの』の中庭で、『ガーデンウェディング』をして遣りて
 ぇんだ。
 其れと、俺とつくしが、『老舗割烹旅館 まきの』の中庭で、『ガーデンウェディン
 グ』を執り行えば…。
 良い宣伝にも成るだろ?」だった。


其れには、楓も、賛成だったのだ。


そして、無事、司とつくしは、『老舗割烹旅館 まきの』の別棟に在る 神殿での神前式を執り行い、『老舗割烹旅館 まきの』の中庭で、『ガーデンウェディング』を執り行う事が出来たのだった。



そして、つくしが、其の時に出会ったのが…。
あきらの婚約者で、夢子の下で働いて居る『三条桜子』だったのだ。


世間では、『美のカリスマ』と言われて居るのが、旧 華族出身の三条家のお嬢様の桜子だったという訳なのだ。


つくしは、桜子に、『ウェディング』のお支度をしてもらった事で、其れ以降、つくしと桜子は、仲良く成って行くのだった。


そんな桜子は、其の後のつくしの『美の伝道師』と、成ったのだった。



また、総二郎に寄って、『老舗割烹旅館 まきの』でのお茶会の催しを執り行う様に成り、其のお茶会に際して、総二郎の補佐として同行して居たのが、総二郎の婚約者の優紀だったのだ。


優紀は、新郎の招待者として、司とつくしの結婚式にも、出席して居たのだ。


そう言う事から、つくしは、優紀と、度々、会う事も有り、仲良く成って行ったのだった。


そして、つくしと、優紀と、桜子は、お互いの婚約者を通して、仲良く成って行くのだった。



そして、『老舗割烹旅館 まきの』が、軌道に乗った事で…。
『老舗割烹旅館 まきの』の次期後継者で在る 進に、『老舗割烹旅館 まきの』を任せる事も出来る様に成って来たのだ。


そう言う事から、其の後の司とつくしは、NYへの転勤も、素直に、応じる事が出来て居たのだった。


だが、司は、進には、司の下に、売り上げ実績報告を、月一、報告する様に伝えて居た事は言うまでも無かったのだ。



こうして、『道明寺HD』は、『老舗割烹旅館 まきの』を通して、司の評判が、上がった事を喜んで居た。


其れは、『つくし』という一人の女性に寄って、司は、『大人の男』へと、再生されたという事だったのだ。



また、其の後の司とつくしは、生涯、お互いだけを見詰め乍ら、生涯を共に、生きて行く事に成るのだった。



fin



<此の二次小説『結婚式【奇跡の出会い】…<つかつく>  番外編』は、此の度の事案
 に寄り、世間の自粛ムードにも関わらず、此の様な『二次小説ネタ』として、綴ってお
 ります事をお詫び申し上げます。
 ですが、此処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂けました成らば、幸いに存じ上
 げます。
 宜しくお願い致します。
                    お詫び掲載日…2020.2.29 23:40>

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