tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方に逢いたくて…<つかつく>  短編




<此の二次小説『貴方に逢いたくて…<つかつく>』の文面は、かなり、MISIAさんの 
 ♪ 逢いたくていま ♪ の歌詞に、陶酔してしまって居ます。
 其の為…。
 MISIAさんの ♪ 逢いたくていま ♪ の歌詞を、勝手に、拝借させて頂き、文章化致
 しております。
 勝手に、拝借させて頂いております事をお詫び申し上げます。
 関係者各位 様に於かれましても、勝手致しております事を、お詫び申し上げます。
                     お詫び掲載日…2020.3.5 1:54>


<此の二次小説『貴方に逢いたくて…<つかつく>』は、『あの時、もっと素直に成って
 居れば良かった…<つかつく>』の『spin off』の様な『続編』として、綴らせて頂い
 ております。
 『あの時、もっと素直に成って居れば良かった…<つかつく>』と、合わせてご覧下さ
 いました成らば、幸いです。
 宜しくお願い致します。>




<また、此の二次小説『貴方に逢いたくて…<つかつく>』の一部の文面に、不快に成ら
 れるやも知れない言葉が入っております。
 お詫び申し上げます。>



<つくしside>


私は、今、後悔していた。


何故?
私は、司に、あんなに、強情な言葉ばかりを言って居たのだろうか?


いいえ…。
素直に、司の気持ちに、従う事が出来なかったのだろうか?


あんなに、司を傷付ける必要性が、私の何処に有ったのだろうか?


如何して、私は、司と喧嘩したまま、あの『party』会場から、出て行かせてしまったのだろうか?


如何して、私は、司と喧嘩したまま、司を、一人で、逝かせてしまったのだろうか?


今の私には、後悔しか、無かったのだった。


私は、『あの時、もっと素直に成って居れば良かった』のに…。



あの日から、私は、其の場に、立ち止まったままだった。


私は、あの日から、同じ事しか、私の頭の中は、浮かんで来なかった。


【司…。
 私と、初めて会った日の事を覚えて居ますか?


 司と私の出会った場所は、そう、英徳学園…。


 あの時…。
 私の友達が、階段から、落ちてしまった時…。
 司が、其の階段の下に居たんだった…よね。


 そして、司の顔に、其の友達の足の裏が、『ヒット』…してしまったんだったね。


 其の日は、司と私が、初めて会った日…。


 私が、司と、(私の)其の友達との仲裁をした事が切っ掛けで、司を怒らせてしまい、
 私は、司から、『赤札』を張られてしまったんだったね。



 今の私は、もう一度だけで良いから、貴方に逢いたくて…。
 何時も、空を見上げて居るよ。


 今は、其処で、私を見守ってくれて居るの?
 教えて…?


 今は、気が付けば、貴方の面影ばかり探してしまう。
 悲しくて…。


 貴方は、今、何処に居るの?
 私を抱き締めて欲しい‼


 私は、此処に、ずーっと、居るよ。


 もう二度と、逢えない事を知って居たのなら…。
 繋いだ手を、何時までも、離さずに居たのに…。


 如何して、あの時…。
 喧嘩してしまったの?


 あの時…。
 私は、司と喧嘩して居なかったら…。


 あの時…。
 司が、あの『party』会場から、出て行って居なかったら…。


 司との繋いだ手を、何時までも、離さずに居られたのだろうか?


 司が、あの『party』会場から、出て行こうとして居た時…。
 私が、素直に、司に向き合えて居たのなら…。


 あの『party』会場で、司を怒らせる様な事をして居なかったのなら…。


 私が、素直に、司に、甘える事が出来て居たのなら…。


 私が、司に、「此処に居て‼」と…そう素直に、言えて居たのなら…。


 今も、変わらず、司は、私の隣で、笑って居るのかな?


 今も、私の瞳(め)からは、涙が溢れて…。
 貴方だけを、ずーっと、想って居るよ。


 運命を変えられ無くても…。


 もし、此の想いが叶うのなら…。
 あの日に…。
 あの時に…。


 『戻りたい』…。


 貴方以外、他に、何も要らない。


 今は、唯、此の気持ちを、如何しようも無くて…。
 朝、起きた時には、『全て、夢で在って欲しい。』と、願った。


 私の此の心は、今もまだ、泣いて居る。


 司…。
 貴方を、想って居るよ。
 ずーっと…。


 もう一回(=one more time.)…。
 貴方に逢いたくて…。


 私は、司に、サヨナラをするのは嫌だよ。(=I don't wanna say goodbay to you.)


 私は、今直ぐ、貴方の居る処に、駆け出してしまいたい。


 貴方を追い掛けて逝きたい…。


 私は、今、貴方に逢いたくて…。】



そんな私を、椿お姉様とT3は、交互に、会いに来てくれる。


何時も、取り繕った笑顔しか出せない私…。


皆が、私を心配してくれて居る事は、承知して居る。


そして、誰も、私を責めない。


「此れは、司の運命だったんだ‼」と…。


でも、運命が、もし、変えられるのなら…。
あの喧嘩した前の日に、戻りたい。


そして、司の申し出に、私は、素直に、応じたい。


後悔しても…。
どれだけ、後悔しても…。
し尽せない事を、私は、初めて、知った。


司…。
貴方に逢いたくて…。



fin

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