tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく>  18.




司は、リムジンが、マンションに、到着したというアナウンスを、運転手から聞いて…。
つくしを無理矢理、リムジンから、引き摺り降ろすのだった。


そんな司につくしは、成す術無く、リムジンから、引き摺り降ろされて居たのだった。



そして、何も言わず、司は、つくしの腕を掴んだまま…。
最上階に在る 司の部屋に、つくしを連れ込むのだった。


そして、司は、つくしに、言って除けるのだった。


「お前の引っ越し先は、此処だ‼
 何も言わず、今日から、此処に住め‼
 良いな、つくし…。」
「………」


つくしは、其れでも、何も返答しなかったのだ。


と言うのも、つくしは、司が、握り締めて居るつくしの腕を、唯、じーっと、観て居るだけだったのだ。


だが、暫くして、つくしは、唯、一言、司に言って除けて居たのだった。
しかも、小声で…。
だが、つくしが発した小声は、司には、聞こえる程度の大きさだった事は言うまでも無いのだが…。


「『お試し期間』は、終了した筈でしょ⁉
 私は、あんたに、そう言った筈だよね⁉」と…。


なので、そんなつくしに、司は、更に、言って除けるだった。


「ああ、確かに、『お試し期間』は、終了した。
 だから、此れからは、本気の恋愛に突入だろ?」と…。
「………」


だから、つくしは、其れ以上、何も言えなかったのだ。


何故なら…。
司とつくしの解釈の違いに寄り…。
司は、良い様に、解釈していると、つくしは、認識したからだったのだ。


だが、司は、態と、解釈を捻じ曲げて居たのだった。


つくしを手中に収める為の司の秘策だったのだ。


そんな事とは知らない、つくしは、こういうしか無かったのだった。


「俺様…。
 横柄な男…。
 横暴…。」と…。


だが、そんな言葉を投げ掛けられている司では有ったのだが…。
司は、“つくしから、無視されるよりマシだ‼”と、返って、喜んで居たのだった。



そして、そんな悪態を突いて居るつくしを余所に…。
司は、つくしの握って居た腕を司の胸に引き寄せて、つくしを抱き締めて居たのだった。


其の時に、司は、つくしを抱き締めたまま、つくしに言って除けるのだった。


「なぁ~、つくし…。
 俺を避けるな‼
 俺は、もう、お前しか居ねぇんだよ‼
 お前が、今後、俺を捨てる様な事が有れば…。
 俺は、更に、『オーバーワーク』に成って、仕事しか出来ねぇ男に成って、其の先は、
 『ワーカホリック(=仕事中毒)』に成り、また、検察庁の世話に成るし
 かねぇよな⁉
 そう成ったら、大変なのは、お前…何だぞ‼
 良いのか?
 お前は、其れで…。」


つくしは、そんな横柄な態度の司を呆れるしか無かったのだった。


だから、つくしは、笑うしか無かったのだ。


だから、そんなつくしなので…。
つくしは、司に言えた言葉だったのかも知れない。


勿論、つくしは、笑い乍らだった事は言うまでも無い。


「何で、大変に成るのは、『私』限定なのよ(笑)⁉」


だからだったのだろう。
少し、ホッとし乍らつくしに言って除ける司だったのだ。


「俺が、お前を指名するからだ‼」


だが、つくしは、笑いが治まらなかったのだ。


司には、負けたという想いがつくしの中では、起こって居たのだった。


「指名しないでよ(笑)‼」


だからだったのだろうか?
司は、つくしの笑って居る姿が気に入らなかったのだ。


司は、真剣だったのだ。


なのに…。
つくしは、司の腕の中で、クスクス、笑って居るのだ。


だから、司は、つくしに、言えた言葉だったのだろう。


「何で、お前は、笑ってんだ?」


つくしは、そんな司に、呆れる様に、伝えるのだった。


「もう良いよ‼
 あんたには、負けた。
 何処まで行っても…。
 俺様で、横柄な態度しか出来なくて、横暴なのは、変わらないって事でしょ?
 だから、私が、あんたを鍛えて上げるよ‼
 だから、『良い男』に成ったら、本当の恋人としてのお付き合いを始めて上げるわ
 よ。」


司は、つくしの其の言葉に、驚愕しか無かったのだった。


だが、つくしは、そんな司には、お構い無しで、司の腕の中から離れて、カバンの中に在る携帯を取り出し、優紀に連絡するのだった。


「優紀…。
 心配掛けてごめんね。
 結局、元のマンションに戻って来ちゃった。
 あいつに、連れ戻されたの。
 だから、もう少し、あいつと付き合う事にしたよ。
 だから、優紀のマンションに、今度、荷物取りに行くね。
 また、連絡するよ。」
「うん、分かったよ‼」と…。


だが、其の時の優紀は、つくしには、こう返答して居たのだが…。
此の時の優紀は、優紀の心の中で、こう思って居たのだった。


“結局、こう成ったんだ‼”と…。


なので、優紀は、つくしに、了承の言葉を告げて居たという訳だったのだ。



そして、優紀とのTELを終えたつくしは、司に伝えるのだった。


「だけど…。
 あんたが、『良い男』に成る迄、私は、自分の部屋で住むから…。」と…。


だが、司は、慌てて、言って除けるのだった。


「否、駄目だ‼
 俺とお前は、正式に、付き合う。
 勿論、恋人として…。」


だから、つくしも、負けじと、司に言って除けるのだった。


「だ・か・ら…。
 今、言ったよね?
 あんたが、『良い男』に成ったら、付き合うって…。」


だが、司は、飄々と、更に、言って除けるだった。


「俺は、お前さえ、俺の傍に居てくれたら…。
 良い男に成る事は、決定…何だよ。
 だから、俺とお前は、今日から、『恋人』何だよ。
 良いな?」


つくしは、そんな司に呆れて居たのだった。


だから、つくしは、司に、訊けた言葉だったのだろう。


「其の自信は、何処から来るのよ?」


だから、司は、そんな『鈍感なつくし』に、更に、言って除けるのだった。


「俺には、お前に対して、『自信』…何てもんはねぇよ。
 有るとする成らば…。
 其れは、俺の傍には、お前が居るからだ‼」と…。
「………」


だが、つくしは、其れ以上、何も、言えなかったのだ。
つくしは、照れてしまって、何も、言えずに居たのだった。


そんなつくしを見た司は、一人、ほくそ笑んで居たのだった。

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