tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく>  22.




つくしは、楓の目回しのお陰(?)で…。
退庁届は、即、受理されたのだった。


現在、つくしが抱えている案件が終了後に、つくしは、検察庁を退庁する事に決定したのだった。



だから、つくしは、思って居たのだった。


“こんなに、あっさり、退庁届って、受理されるもん何だ…?”と…。


つくしは、検察庁から、上司から、引き留められる訳でも無く…。
少し、寂しさを滲ませるつくしだったのだ。



だが、司から、退庁届の受理の件を訊かれたつくしは、素直に、司に報告するのだった。


「退庁届…。
 受理されたか?」
「うん。
 あっさり、受理されたよ。
 取り敢えず、今、私が抱えている案件が、終了すれば…。
 検察庁を退庁する事に成ると思う。」


司は、つくしの其の言葉に、嬉しさが顔に、滲み出て居たのだった。


だが、司は、つくしには、“当たり前‼”とでも言いた気に、つくしには、返答して居たのだった。


「そうか?
 まあ、当然だろ。」と…。


だが、つくしは、少し、寂し気な顔付きに成るのだった。


そんなつくしを観た司は…。
そんなつくしを心配にも成るのだった。


だから、司は、言葉無く、つくしを引き寄せて、抱き締めるのだった。


“大丈夫だ‼”と、つくしに言いた気に…。
司は、つくしの背中を摩り乍ら、つくしの様子を窺って居たのだった。


なので、つくしは、唯、司の腕の中で、つくしの身を委ねるだけだったのだ。


つくしは、自身の目から涙が出て居る事を実感するのだった。


やはり、慣れ親しんだ職場を離れると言う事は、誰でも、寂しさが募るもので在る。


其の事に関しては、司には、無知の世界だったのだ。


だが、そんな司でも、“つくしの今の不安を取り除いて遣りたい‼”と、思うのだった。


また、そうする事が、今の司にとっては、司の役目だと思って居たのだった。



そして、其の後のそんな或る日の事だった。
つくしは、検察庁を退庁したのだった。


そして、其の数日後には、つくしは、司の第2秘書として、道明寺HDに、中途採用される事に成ったのだった。



そして、其の話しを聞き付けたF3は、司の執務室に、現れるのだった。


幾ら、F3が、司に、“司の彼女に会わせろ?”と、言っても、会わそうとしない司に、痺れを切らしたF3が起こした行動だったのだ。


此れには、つくしも吃驚するのだった。



そして、其の場で、つくしは、司からF3を紹介されたのだった。


「つくし…。
 こいつ等は、俺の幼馴染で親友だ。
 巷では、俺等を総称して、『F4』と呼ばれてんだ。」


で、F3とつくしは、挨拶を交わすのだった。


先ずは、類から…。


「俺は、花沢物産の後継者の花沢類。
 宜しくね‼」と…。


そして、次は、総二郎が、挨拶を交わして居たのだった。


「俺は、西門流 次期家元の西門総二郎。
 宜しくな‼」と…。


最後に、あきらが、挨拶を交わして居たのだった。


「俺は、美作商事の後継者の美作あきら。
 宜しくな‼」と…。


そして、つくしも、自己紹介をして居たのだった。


「私は、道明寺支社長の第2秘書をしております牧野つくしと申します。
 以後、宜しくお願い致します。」


其処で、つくしは、F3の3人のそれぞれと、握手を交わそうとして居たのだが…。
司の睨みに気が付いたF3&つくしは、苦笑いと共に、手を引っ込めたのだった。


F3&つくしには、そんな睨みを利かして居た司では在ったのだが…。
其処で、司は、つくしに悪態を突いて居たのだった。


「つくし…?
 お前は、唯の(俺の)第2秘書じゃねぇだろ?
 俺の婚約者だろ?」
「………」


そんな風に、悪態を突いて来る司に、呆気に取られ乍らも、顔を真っ赤にするつくしだったのだ。


なので、言葉も無く、俯くだけのつくしだったのだ。


そんなつくしの様子を観て居た類は、つくしに、一言、言って除けるのだった。


「へぇ~。
 可愛いじゃん‼」


そんな類の言葉に、更に、真っ赤に成るつくしだったのだ。


だが、そんなつくしの様子を観て居た司は、類を威嚇し始めるのだった。


「類…。
 こいつは、『俺の女』だ‼
 『俺の女』に、ちょっかいを掛けるんじゃねぇよ‼」


なので、類は、司に呆れた様に、返答するのだった。


「ハイハイ。」と…。


そんな司と類の様子を観て居た総二郎とあきらは…。
“いつもの事だが…。”と、そんな司と類を呆れて観て居たのだった。



そして、次の日には、司の姉で在る 椿が、司の執務室に現れるのだった。


楓から聞き付けた椿は、居ても経っても居られず…。
“此れは、一大事…。”と、慌てて、道明寺家のPJに乗り込み、日本に帰国して帰って来たのだった。


此れには、司は、驚愕処では無かったのだった。


所謂、司は、自身の執務室に、『ハリケーン』が来た思いだったのだ。


そして、椿は、司の言葉通りの『ハリケーン』振りを魅せるのだった。



そんな椿に驚愕するのは、今まで、椿を知らなかったつくしだったのだ。


何故なら、行き成り、つくしは、司の執務室で、椿に、きつく抱き締められたのだった。


椿にとっては、唯の『Hug』のつもりだったのだ。


其れなのに…。
椿は、司から、怒られて居たのだった。


「姉ちゃん…。
 つくしの息が、止まってしまうだろ?」


なので、椿は、慌てて、そんなつくしから、離れるのだった。


そして、椿は、つくしの様子を見乍ら、声を掛けて居たのだ。


「つくしちゃん…。
 大丈夫…。」と…。


所謂、つくしは、椿から、洗礼を受けたのだった。


そんなつくしは、椿に、息絶え絶えに成り乍ら、返答するのだった。


「大丈夫ですよ‼」と…。


そんなつくしに、微笑む椿だったのだ。



そして、其の後の椿は…。
ショッピングに、つくしを連れ出すのだった。


「私は、妹が欲しかったの。
 こんな可愛らしい妹なら、大歓迎よ‼」と、言い乍ら…。


もう、司は、そんな椿を呆れるしか無かったのだった。



また、楓は、NYの地から、ホッとして居たのだった。


此れからの司は、つくしが、司の傍に居さえすれば…。


“司は、『オーバーワーク』する事も無く…。
 また、『ワーカホリック(=仕事中毒)』に成る事も無いだろう。”と…。


何故か?
其の時の楓には、其の後の司の事が、確信出来たのだった。



こうして、司とつくしは、結婚まで、まっしぐらの日々と、成ったのだった。



fin



<此の二次小説『ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく>』は、全話を通して、此の
 度の世界的な事案にも関わらず…。
 NYへの渡米シーン や 日本への帰国シーン…。
 また、挨拶を交わすシーンを綴っております。
 了承の程、お願い致します。>

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