GW【ワーカホリック~仕事中毒~】…<つかつく> 続編①
<此の二次小説『GW【ワーカホリック~仕事中毒~】…<つかつく> 続編』は、
『ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく>』の『spin off』の様な『続編』とし
て綴っております。
『二次小説ネタ』として、『GWネタ』と成っております。
全国的に、『緊急事態宣言』が発出されている中…。
また、東京では、『ステイホーム週間(外出自粛)』が発令されている中…。
此の度の世界的事案に関して、相応しく無い『二次小説ネタ』が出て参ります。
此の様な『Seasonネタ』 及び 『二次小説ネタ』を用いております事をお詫び申し
上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>
世間でいうGWに入った4月29日…。
GWを利用して、司とつくしは、牧野家を訪れて居た。
つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子 に、会う為だった。
つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子 にとって、つくしは、自慢の娘だったのだ。
『検事』として、仕事を全うしているつくしの姿は…。
つくしの親として、つくしが、『牧野家の誇り』としか言い様が無かったのだ。
だからこそ、そんな自慢の娘を持つ 牧野家に、挨拶に向かう事に、司は、緊張しか無かったのだった。
そして、牧野家に着いた司は、一息、付いて居たのだった。
所謂、深呼吸をして居たのだった。
そんな司の姿を観たつくしは、笑いしか出なかったのだ。
つくしにとっては、“挨拶だけだろう。”と、認識して居ても…。
司にとっては、唯の挨拶では無いのだ。
だからだったのだろう。
司は、ムスッとした顔付きで、つくしに悪態を突くのだった。
「つくし…。
何、笑ってんだよ?」
つくしは、笑いが治まらない様な顔付きで、司に告げて居たのだった。
「えっ(笑)??
だって…。
『天下の道明寺HD 日本支社 支社長 道明寺司』だというのに…。
こんな一般家庭の家に訪問するだけだというのに…。
普通は、そんなに、緊張する?
いつもの司と違い過ぎて、今日は、微妙…何だけど…?」
なので、そんなつくしを見下ろした司は、かなり、ご立腹の様子で、つくしに悪態を突くのだった。
「うっせぇ~よ。
良いか、つくし…?
今日は、俺のフォローをしっかりしてくれよ?」
だが、つくしも、少し、そんな司に、悪態を突くのだった。
「何時も、私は、公私共に、司をフォローして居るつもりですけど…?」
だが、バツが悪いと判断したで在ろう 司は、つくしに言って除けるのだった。
「今日は、何時も以上に…だ‼」と…。
そして、司とつくしは、牧野家に入るのだった。
家の中に招き入れたのは…。
やはりのつくしの母親 牧野千恵子だったのだ。
「どうぞ、お入り下さい。」
そして、緊張の面持ちの司は、千恵子に言われるがままに、居間に、入ったのだった。
其処には、つくしの父親で在る 牧野晴夫 と つくしの弟の進が、陣取って居たのだった。
そして、司は、行き成り、つくしの父親で在る 牧野晴夫に、挨拶をし始めて居たのだった。
「お初にお目に掛かります。
私は、道明寺HD 日本支社 支社長をしております 道明寺司と、申します。
ご挨拶が遅れておりましたが…。
既に、つくしさんと、お付き合いさせて頂いております。
また、お許しを戴いておりませんでしたが…。
つくしさんとは、既に、一緒に、住んで居ります。
公私共に、私は、つくしさんに、支えてもらっております。
此れからも、私は、つくしさんには、公私共に、私を支えて欲しいと思っております。
今の私の傍には、つくしさんが居てくれるので、今の私が存在して居るのだと痛感して
おります。
こんな私では在りますが…。
如何か、つくしさんとの結婚をお許し下さい。」
其処まで言い切った司だったのだ。
つくしは、こんな司を驚愕顔で、じーっと、凝視して居たのだった。
実は、楓は、出張で、日本に帰国した際に、既に、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子 に、会って居たのだった。
所謂、司よりも先に、楓は、牧野家に挨拶に訪れて居たのだった。
「お初にお目に掛かりますわ。
私(わたくし)は、道明寺楓と申しますの。
現在、つくしさんとお付き合いさせて頂いております道明寺司の母親で御座いますの。
宜しくお願い致しますわ。」
此処で、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子も、挨拶を交わして居たのだった。
「宜しくお願い致します。」と…。
そして、楓は、司とつくしのお付き合いが始まった経緯…。
また、つくしが、検事を辞めた経緯…。
そして、司とつくしが、既に、同棲を始めている経緯を、つくしの両親に申し伝えるのだった。
「私共の愚息 道明寺司が、つくしさんと知り合う切っ掛けを作りましたのは、此の私
(わたくし)ですの。
態と、司とつくしさんが、出会う様に、仕向けましたの。
其れ程…。
私(わたくし)は、つくしさんを気に入りましたし…。
つくしさんという人柄を見込んでの事でしたの。
なので、今後の司の人生に於いて、司には、つくしさんが必要と思いましたので、検事
を辞めて、私共の愚息 司を、公私共に、支えてもらえる様に説得致しましたの。
ですので、司とつくしさんが、同棲を開始する様に、仕向けましたのも、私(わたくし)
の一存の考えの基ですわ。
ですので、つくしさんを、私共 道明寺家にて、貰い受けたいと考えておりますの。
宜しくお願い致しますわ。」
此の楓の言葉には、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子は、何も、言い返せなかったのだ。
自慢の娘で在る つくしを、つくしのお相手で在る 司の母親に、此処迄、見込まれたのでは、つくしの両親とて、何も、言い返せなかったのだ。
普通、お相手の男性で在る 彼氏の母親に、其処まで見込まれて、婚家に嫁げると言う事は、女性にとっては、幸せな事で在る。
なので、つくしの両親は、つくしが、望んでの結婚なら、許す気で居たのだった。
だから、挨拶に訪れた司の言葉を聞いて、つくしの父親で在る 牧野晴夫は、つくしに問うて居たのだった。
「つくしは、道明寺さんの事を如何思って居るんだい?」
なので、つくしは、つくしの父親に、嘘偽りなく話すのだった。
「私も、司さんとは、結婚したいと思って居ます。
一般家庭出身の私にとっては、敷居が高い世界だとは認識しています。
でも、司さんを支えられる事が出来るのは、“お前(つくし)だけだ‼”と、いう司さんの
言葉を信じて、此れからも、遣って行けたらと考えて居ます。」
其処で、つくしの父親で在る 牧野晴夫は、更に、つくしの本心を訊き出そうとして居たのだった。
「今、つくしは、幸せかい?」
其の父親の言葉に、間髪入れずに、つくしは、返答するのだった。
「はい、幸せです。」
其のつくしの言葉を、横で、聞いて居た司は、つくしの方を向いて、喜ぶのだった。
そんな司に、つくしも、ニコッと、微笑むのだった。
そんな司とつくしの様子を観て居たつくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子は、司とつくしの結婚を了承するのだった。
司は、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子から、つくしとの結婚の許しを得れた事で、ホッとして居たのだった。
そして、其の後、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子から、つくしとの結婚の許しを得れた事で、司とつくしの婚約発表が為されたのだった。
勿論、つくしの公表を避けた事は言うまでも無いのだ。
こうして、世間からも、司とつくしは、『婚約者』として、認知されるのだった。