tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  30.




そして、此の日のF4&T3は、やはりの道明寺邸に集結したのだった。


道明寺邸だと、誰に聞かれる事も無い。


セキュリティーは、他のF3&滋&桜子の邸よりも、遥かに、万全なのだ。


なので、安心して、話しする事が出来る。


という訳で、F4&T3は、道明寺邸にて、話しするのだった。



そして、滋と桜子は、『海』が、自供した事を…話しし始めたのだった。


所謂、つくしが行方不明に成った其の日に、『海』は、如何遣って、つくしを連れ出したのか?


また、其の時に、『海』は、つくしを何処に連れ出したのか?


また、つくしが、何故、『古菱家』の別荘のプライベートビーチの砂浜で、見付かる様な出来事が起こったのか?


此の点を踏まえて、滋と桜子は、『海』に自供させた事を、F4&優紀に、話しして聞かせたのだった。



其の上で、滋と桜子は、司に白羽の矢を立てるのだった。


先ずは、滋が、軽蔑の目で、司を観乍ら、言って除けるだった。


「で、司は、あの女と、付き合ってたの?」


司は、滋から、軽蔑の眼差しで観られる様な事をした覚えは無いのだ。


だから、間髪入れずに、滋だけじゃ無く、F3&優紀&桜子に言えた言葉だったのだ。


「はぁ~??
 そんな訳ねぇだろ?
 あの女からは、確かに、“好き…。”とは、言われた。
 だが…な。
 俺は、あの女に、何の返答もしてねぇよ。
 其れに、あの女が、俺に纏わり付いて来ても、俺のイライラも無く成る処か?
 俺の頭の中の空虚感…。
 其れと、俺の頭の中の靄…。
 其れに、俺の中に在る モヤっとしたモヤ付き…。
 其のどれも全てが、俺の中で、消えて無く成る事は無かった。
 其の頃の俺のイライラは、牧野と知り合う前の頃よりも、遥かに、酷く成ってた。
 あの女が、俺の周りで、纏わり付いて居ても、俺の視界が、晴れる処か?
 色のねぇ世界に、また、逆戻りして居た。
 あの女が言う様に、“もし、俺の『運命の女』が、あの女だと言うのなら、此のイライ
 ラしたモヤ付きは何だ?”と、俺は、思う様に成った。
 そんな頃に、牧野が作ってくれた弁当が、俺の病室のベッドサイドに置いて在った。
 其の時に居たのが、あの女だったから、最初は、“此の(あの)女が作った弁当か?”と
 も、確かに、思った。
 其れに、其の弁当を食べて視たら、懐かしい味がした。
 だから、“此の(あの)女が、本当に、俺の『運命の女』か?”とも、其の時、そう思っ
 た事は、今思えば、不甲斐ねぇのだが、事実だ。
 だから、俺は、俺の勘に賭けて視た。
 そうしたら、案の定だ。
 あの女が、持って寄こした弁当は、化学調味料の匂いと味しかしねぇ。
 牧野が作ってくれた様な素朴な天然の調味料から摂った様なそんな味は、一切、し無か
 った。
 だから…よ。
 俺は、あの女が作った弁当箱毎…。
 地面に叩き付けて、弁当箱毎、踏ん付けて遣ったんだ。
 で、其の後は、SPを呼んで、あの女を(道明寺)邸から追い出して遣った。
 勿論、其の後も、あの女を唯の一度も、(道明寺)邸の中には、入れた事がねぇ‼」


そんな風に言った司に、滋は、更に、言って除けるのだった。


「じゃあ、あの女とは、付き合って居ないんだね?」


なので、司も、更に、間髪入れずに、返答するのだった。


「ったりめぇだっつーの‼」


そして、其処に、桜子が、また、司に言って除けるのだった。


「ですが…。
 あの女は、先輩に言って除けたみたいですが…。」


司は、動揺する必要が無い程に、疑わしい事はして居ないのだ。


勝手に、『海』が、舞い上がって、勝手に、思い込んで居ただけの事だったのだ。


だが、桜子のジト目には、後退りしそうに成る司だったのだ。


だから、虚勢を張る為に、司は、言って除けるのだった。


「何を…だ?」


なので、桜子も、滋同様…。
疑いの眼差しで、司を観るのだった。


そして、桜子は、言って除けるのだった。


「あの女は、先輩が、傷付く事を分かって居て、言ったみたい何ですけど…。
 其の頃の先輩は、道明寺さんの情報は、耳に入れない様にして居たみたい何です。
 あの頃の先輩は、F3の皆さん や 滋さんと私を、避けて居ましたし…。
 なのに…。
 あの女は、道明寺さんが、NYに渡米した事を知らなかった先輩に、態々、伝えた
 り…。
 あの女は、“(道明寺さんが、)NYから日本に帰国した際は、婚約をするから、待って
 てくれ‼と、道明寺君から言われて居る。”と、先輩に、話ししたそうです。
 真剣に、あの女は、道明寺さんが、迎えに来てくれる事を待って居たみたいですね。
 だから、滋さんと私への最後の捨て台詞は…。
 “私を助けて…‼と、道明寺君に伝えて…。”だったんです。
 如何するんですか?
 道明寺さんは、あの女を助けるんですか?」


そんな桜子からの言葉に、司の額は、既に、青筋3本…立って居た。


司は、かなり、イライラし始めて居たのだった。


だから、桜子に、言えた言葉だったのだろう。


「此の俺が、あの女を助ける訳ねえだろ‼
 其れに、例え、“(俺が)待っててくれ‼”と、言った相手が、牧野だったとしても、何
 年掛かるか分からねぇ様な不確かな約束を、俺から云えると思うか?
 牧野から、“待つ‼”と、言ってくれたら、俺は、嬉しかっただろうけど…な。
 あの女は、全てに於いて、お前等(滋&桜子)に、虚偽の話しをしたんだ。
 其れに、俺から、裏切られて苦しんで居るあいつを、罪のねぇあいつを、其処までにし
 た。
 此の罪は、重い。
 俺は、其れ相当の罰を、あの女に与えるぜ‼」


そう司が、言った後に、其れまで、唯、黙って、ソファに、寝転んで居た類が、のこっと、起き出して、司に確認する様に、訊き始めたのだった。


「で、司は、あの女に、如何いう罰を与えるの?」


そう訊かれた司は、類に言って除けるのだった。


「もう、手配は出来てる。」
「「マジか?」」


司のそんな言葉に、総二郎とあきらは、驚愕し乍らも、あきらは、更に、言って除けるのだった。


「で、誰に、手配してんだよ‼」


其処で、ニヤッと、笑い乍ら…。
司は、言って除けるのだった。


「警視総監…。
 其れに、警視総監を通して、検事総長にも、手配して在る。」


其処で、滋は、ボソッと、呟くのだった。


「流石…。
 道明寺家…。
 国家権力を使うとは…。」



だが、司にとっては、寧ろ、此れが普通なのだ。


道明寺家 と 警視庁の繋がりは、今に始まった事では無いのだ。


其れは、過去から、ずーっと、共に、『持ちつ持たれつ』の関係だった事を示して居るのだ。


近年に於いては、司の悪行から、『持たれつ持たれつ(?)』の関係だった事は言うまでも無いのだ。


所謂、道明寺家が、警視庁におんぶされている状況だったのだ。


という訳で、F3&T2は、滋のボソッと、呟いた言葉に賛同するのだった。




<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  30.』に出て来る警視庁と民間の繋が
 りが本当に実在するモノなのかは、私共では、分かりません。
 ですが…。
 此処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂けました成らば幸いです。
 宜しくお願い致します。
 また、関係者各位 様…。
 勝手致しております事をお詫び申し上げます。>


<また、此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  30.』は、切りが良いので、短
 めに成っております事をお詫び申し上げます。>

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