tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  17.



其の頃…。
司の母親で在る 道明寺楓が、トランジットの為に、一時、日本に帰国して帰って来たのだった。


そして、司の母親で在る 道明寺楓は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人を、呼び出したのだった。


其処で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、司の母親で在る 道明寺楓から、教えられたのだった。


「椿から聞いたんだけど…。
 祥一朗さんは、松岡総合病院のお嬢さんとお付き合いしている様ね。」と…。


だが、松岡家には、二人の娘が居るのだ。


だからだったのだろう。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、司の母親で在る 道明寺楓に、確認するかの様に、訊くのだった。


「松岡家には、二人の娘さんが居るのよ。 
 上と下の何方か分かるかしら…?」と…。


なので、司の母親で在る 道明寺楓は、椿から聞いた話しを、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、伝えるのだった。


「椿から聞いた話しだと…。
 椿の親友のお嬢さんらしいんだけど…。
 其のお嬢さんも、祥一朗さんと同じく、英徳大学に通って居るらしいわね。
 将来は、祥一朗さんが、ドクターに成って、松岡総合病院を継ぐのかしら?
 そう成れば…。
 将来的には、うち(道明寺総合病院)との提携の話しも、有りかも知れないわね。」と…。



其の情報を知らされて居なかった総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、驚愕だったのだ。


祥一朗は、ドクターに成る夢を捨て切れずに…。
高等部の頃に、其の思いを、父親に話しして、学費と住まい以外の援助はし無いと言う事を条件に、祥一朗は、西門家から独立したのだった。


所謂、生活費は、自身で、稼ぐと言う事が、祥一朗の父親で在る 西門流 家元の条件だったのだ。


其の為…。
大学に入った頃の祥一朗は、家庭教師のバイトや…。
塾の講師のバイト…をし乍ら、生活費を稼いで居たのだった。



なので、西門家の長男として生を受けた筈の祥一朗は、西門流 次期家元の座を、弟で在る 次男の総二郎に託して、西門家を出たのだった。


そして、高等部を卒業してからの其の後…。
祥一朗は、英徳大学 医学部に進み…。
ドクターに成る為に、日々、学業にも、励んで居たのだった。



そして、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、司の母親で在る 道明寺楓から、聞かされた事で、自身の息子で在る 祥一朗 と 松岡総合病院の長女で、同じ、英徳大学 医学部に通う瑞紀が、付き合って居る事を知ったのだった。


其の事を知った総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の幼馴染で親友の松岡総合病院の理事長で在る 瑞紀 と 優紀姉妹の母親に、連絡を入れて、会う事にしたのだった。


そして、其処で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の幼馴染で親友の松岡総合病院の理事長で在る 瑞紀 と 優紀姉妹の母親に、話しし始めるのだった。


「ちょっと、小耳に挟んだ話し何だけど…。
 祥一朗 と 瑞紀ちゃんが、お付き合いして居るらしいのよ。
 そんな話し…。
 聞いてるかしら?」


だが、瑞紀 と 優紀姉妹の母親も、聞かされて居なかったのだ。


だからだったのだろう。
驚愕顔を顔に張り付けたまま…。
自身の幼馴染で親友の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、返答するのだった。


「えっ??
 そうなの?
 聞いて無いわよ。」と…。


其処で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、瑞紀 と 優紀姉妹の母親に、提案するのだった。


「ねぇ…。
 もし、此の事が本当なら…。
 祥一朗 と 瑞紀ちゃんを、将来的には、結婚させるって…。
 如何かしら?」と…。


そして、瑞紀 と 優紀姉妹の母親は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、了承の意を告げるのだった。
少し、不安そうでは在ったのだが…。


「其れは、此方としては、願ったり叶ったり…よ。
 でも、良いのかしら?
 西門家のご長男が、此方の婿として、松岡家に入って頂く事に成りそうだけど…。」と…。


だが、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな風に、不安そうに言って来る瑞紀 と 優紀姉妹の母親に、提案するかの様に、言って除けるのだった。


「あら…。
 どうせ、祥一朗は、既に、独立して居るのよ。
 松岡家と、姻戚関係に成れるなら…。
 此方としては、万々歳よ。
 其れに、楓さんから、言われたのよ。
 もし、祥一朗 と 瑞紀ちゃんが、将来的に、結婚する事に成るので在れば…。
 “将来的には、うち(道明寺総合病院)との提携の話しも、有りかも知れないわ
  ね。”と…。
 だから…。
 此のまま、祥一朗 と 瑞紀ちゃんの二人の様子を観乍ら…。
 将来的な話し合いを、両家で、取り決めないかしら?」と…。


なので、瑞紀 と 優紀姉妹の母親は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、了承の意を伝えるのだった。


「其れも、そうね。」と…。


そして、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 瑞紀 と 優紀姉妹の母親は、今後の将来的な事を見据えて、話し合いして行く事に決めたのだった。



何故なら…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 瑞紀 と 優紀姉妹の母親にとっては、自身の子供達の中から、何組か結婚する事で、姻戚関係に成る事を望んで居たのだから…。
そして、其の夢が、実現しそうに成って居るのだ。


焦らず…。
慌てず…。
祥一朗 と 瑞紀の二人を見守る事にしたのだった。



だが、其の話しを聞き付けた司は、総二郎に、言って除けるのだった。


「総二郎…。
 祥さん と 松岡の姉ちゃんが付き合ってるらしいな。」と…。


そんな話しを聞いた事の無い総二郎は、驚愕するのだった。


「兄貴が…か?
 優紀ちゃんの姉ちゃんと…か?」


だからだったのだろう。
司は、此の時に、総二郎が、知らなかった事を知るのだった。


「総二郎…。
 お前、知らなかったのか?」


其処で、総二郎は、司に、即答するのだった。


「ああ。
 聞いてねぇよ。」と…。


だからだったのだろう。
司は、思うのだった。


“喋って良かったのか?”と…。



其処へ、類と一緒に現れた優紀は、総二郎に、声を掛けられたのだった。
優紀にとって、総二郎から声を掛けられた事は、此の時が、初めてだったのだ。


だからだったのだろう。
驚愕顔を顔に張り付かせる優紀だったのだ。


だが、総二郎は、そんな優紀に、お構い無しに訊いて視るのだった。


「優紀ちゃん…。
 知ってるかな?
 兄貴 と 優紀ちゃんの姉ちゃんが付き合って居る事…。」



実は、優紀は、自身の姉で在る 瑞紀から、既に、聞かされて知って居たのだった。
勿論、類も、自身の従姉弟で在る 瑞紀から、既に、聞かされていたので知って居たのだが…。


「はい。
 知って居ました。
 姉から、聞かされていたので…。」


其処で、類も、言って除けるのだった。


「ああ。
 其の事だったんだぁ~。
 其の事なら…。
 実は、俺も、知ってるよ。
 俺は、瑞紀さんとは、従姉弟だから…ね。」と…。


だが、此の時の総二郎は、一人、蚊帳の外状態に、不貞腐れて居たのだった。


「何で、類も、知ってんだよ。」と…。


実は、此の時の類 と 優紀は、下を向いたまま…。
クスクスと、笑って居たのだった。

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