tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  49.



実は、滋の母親で在る 大河原夫人も、此の静の『Birthday party』の招待を受けて居たのだった。


何故なら…。
静の母親で在る 藤堂夫人 と 滋の母親で在る 大河原夫人は、幼馴染で親友だったのだ。


なので、最初の内は、滋も、自身の母親で在る 大河原夫人の傍に居たのだ。
そして、滋は、挨拶廻りを、自身の母親で在る 大河原夫人と共に、行って居たのだった。


本来なら…。
滋も、此の静の『Birthday party』に、T3&静と同じ様に、パートナーとして、彼氏と共に、出席したかったのだ。
だが、此の時の滋には、彼氏が居なかったのだ。


司に失恋したばかりの滋にとって…。
直ぐに、次の恋とは、上手く、いかなかったのだ。


だからだったのかも知れない。
滋は、此の静の『Birthday party』に、出席した事を後悔して居たのだった。


所謂、此の時の滋は、彼氏彼女と成って居るF4&T3&静が、羨ましかったのだ。
特に、司を彼氏に持つつくしの事を、羨ましく思う滋だったのだ。



其の後の滋は、自身の母親で在る 大河原夫人が知り合いに呼ばれた事で…。
滋は、自身の母親で在る 大河原夫人と、離れたのだった。


だからだったのだろう。
其の場に、経った一人と成って居た滋は、アルコール量が増えてしまって居たのだった。


何故なら…。
F4&T3&静とは違い、此の時の滋には、傍に居てくれる連れが居ないのだ。


此の時の滋には、自身の自制心を押さえる必要性も無かったのだ。



だからだったのだろう。
そんな滋を見掛けた清永は、そんな危なっかしい滋を、放って置けなかったのだ。


ふら付き乍らも、しっかり、グラスを放そうとし無い滋…。
そんな危なっかしい滋に、声を掛けた清永だったのだ。


「大丈夫…?
 ふら付いてるけど…?」と…。


だが、此の時点に於いての滋は、そんな清永の方を観乍らも…。
知らない振りをするのだった。


何故なら…。
滋の見た目の好みは、『司』と同じの様に、【イケメンで、此の世の物とも思えない程の良い男】…だったのだ。


だが、滋に、声を掛けて来た清永は、ぽっちゃり気味で、『イケメン』とは、程遠い男性だったのだ。


云わば…。
世間で言う処の清永は、男性なのだが…。
年齢の割には、見た目が、可愛い系だったのだ。


所謂…。
滋からすれば…。
清永の見た目は、残念な感じだったのだ。


なので、清永を無視して居た滋だったのだ。


だが、此の時の清永は、唯、親切心で、滋に声を掛けただけだったのだ。


本来なら…。
そんな滋を放って置いても言い様な物だったのだ。


だが、此の時の清永は、何故か?
滋を放って置く事が出来なかったのだ。



なので、清永は、飲み過ぎて居る滋に、其れ以上、アルコールを飲む事を、止めて居たのだった。


だが、こんな風に、無理矢理、流し込んで居るかの様に、アルコールを摂取して居る滋に、違和感を感じた清永は、話しを聞いて上げ様とするのだった。


「如何して、こんな飲み方をして居るの?」と…。


そんな風に、滋に訊き始めた清永の言葉が嬉しかった滋は、初めて、清永の方をしっかり向いて話しし始めるのだった。


「誰も、私の事を必要としてくれて居ないから…よ。」と…。


だが、清永は、そんな風に言って来る滋を、じーっと、観乍ら、不思議そうにして居たのだった。


何故なら…。
“誰にも、必要として貰えないだけで、こんな風に、ふら付くまで、普通、無駄飲みするの
 だろうか?”と…思う、清永だったのだ。


清永は、元々…。
アルコールに強い方では無かったのだ。


だからだったのだろう。
滋の気持ちが、今一、理解出来なかったのかも知れない。


なので、清永は、滋に、如何返答し様か?
悩む程だったのだ。


其処に、滋は、不思議そうにしている清永を睨み付け乍ら…。
言って除けるのだった。


「もう、良いでしょ?
 私の事は、放って置いて…。
 良いから…。
 あっちに、行ってくれる?」と…。


だが、清永は、そんな滋に、返答するのだった。
心配顔に成って…。


「そんなに、飲んで居たら…。
 身体に、毒でしょ‼
 もう、止めた方が良いよ。」と…。


そんな風に、今の滋の周りで、滋自身を心配してくれるとすれば…。
“親だけ…だ。”と、思って居る今の滋にとって…。
そんな清永の心配顔は、凍って居た滋の心の中を溶かすには、十分、だったのだ。


だからだったのかも知れない。
滋は、自然と、目には、涙を溜め始めて居たのだった。


此の時の清永と滋の状況は、そんな滋に、慌てる清永だったのだ。


だからだったのだろう。
清永は、慌てて、滋にハンカチを手渡し乍ら…。
訊き始めるのだった。


「如何したの?」と…。


其処で、初めて、滋は、涙を流して居る事を、自覚するのだった。


此の時の滋は、自身を心配してくれた清永の事を、嬉しく思うのだった。


なので、此の時の滋は、そんな清永に、お礼の言葉を告げるのだった。


「有難う‼」と…。



そして、やっと、涙も引いた滋と清永の下に、司とつくしが、二人揃って現れたという訳だったのだ。


だが、此の時の滋は、そんな司とつくしを羨ましく思う事は無かったのだった。


何故なら…。
優しさに溢れた清永に、惹かれ始めて居る滋が、此処には居たのだから…。



そして、司からの話しに寄り…。
清永が、道明寺家の親族で在る事を知った滋は、自身の父親で在る 大河原社長に、話しし様と思って居たのだった。


そして、自宅に帰って来た滋の父親で在る 大河原社長に、滋は、静の『Birthday party』での出来事を話ししたのだった。



実は、滋の母親で在る 大河原夫人は、4人(司とつくしと清永と滋)の会話を、聞いて居たのだった。


なので、滋の母親で在る 大河原夫人は、清永が、道明寺家の親族で在る事を、既に、知って居たのだった。



なので、自身の妻で在る 大河原夫人 と 自身の娘で在る 滋から、それぞれ、そんな話しを聞いた滋の父親で在る 大河原社長は、清永が、道明寺家では、如何言う立場の人間で在るのかを、調べ始めたのだった。


其れに寄れば…。
現在、英徳大学3年の清永は、英徳大学を卒業後…。
道明寺HDに、入社する予定に成って居たのだ。


と言う事は…。
清永は、“将来的には、道明寺HDに関わって行く事に成るのだろう。”と、滋の父親で在る 大河原社長は、踏んで居たのだった。


だからだったのだろう。
滋の父親で在る 大河原社長は、考えるのだった。


“もし、滋が、「清永君を気に入った‼」と、言うのなら…。
 応援して遣ろう。”と…。


何故なら…。
滋の父親で在る 大河原社長は、道明寺家との繋がりを、模索して居たのだから…。



所謂、滋は、父親という心強い援軍を得た事に成ったのだった。



<此の二次小説『もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  49.』は、切り目が良い
 為に、少し、短めに成っております事をお詫び申し上げます。>

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