tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  96.



翌日の椿は、直接、あきらに会って、あきらにお願いする事にしたのだった。
なので、椿は、あきらの会社で在る 美作商事に向かうのだった。
勿論、アポを取らずに、向かう椿だったのだ。


あきらは、突然来た椿に思うのだった。


“流石…。
 道明寺姉弟だな。”と…。



そして、椿が、話しし始める内容も、唐突だったのだ。


「あきら…。
 私のお願いを聞いてくれないかしら?」


あきらは、久し振りに訊く椿からの唐突なそんな言葉に驚愕するも…。
“姉ちゃんの事だから、仕方ねぇか?”と、椿に了承の意を伝えるのだった。


「ああ。
 何か、有ったのか?」と…。


なので、椿も、言葉を紡いだのだった。


「あきらも、知って居るんだよね?
 司の今の現状を…。」


あきらは、“やっぱり、司の事だったか?”と、思い乍らも、椿に返答するのだった。


「ああ。
 俺が、西田から連絡を貰って…。
 実際、俺等(F3)で、司に会って来た。」


だからだったのだろう。
椿は、あきらに、話しし始めるのだった。


「そう。
 じゃあ…。
 私からの説明は要らないわよね?」


あきらも、其れには、賛同するのだった。
だが、中々、本題に入らない椿を促す様に、あきらは、言って除けるのだった。


「ああ。
 で、姉ちゃん…。
 一体、俺に、何が言いてぇんだ?」と…。


だからだったのだろう。
椿は、あきらに、相談するかの様に、願い出るのだった。


「ええ。
 司の為に、私を進君に会わせてくれないかしら?」と…。


此れには、あきらは、驚愕だったのだ。


何故なら…。
椿と進との関わりは、其れ程…無い筈だったのだから…。


だからだったのだろう。
あきらは、椿に、言って除けるのだった。


「姉ちゃんが、進に、会う理由は、何の為だ?」と…。


そんな風に言って来たあきらに対して、椿は、飄々と、話しし始めるのだった。


「美桜さんに会わせてもらう為よ。
 今の司を救えるのは、美桜さんしか居ないのよ。
 今の司は、私の話しを聞こうともし無い。
 でも、美桜さんの話しなら、きっと、聞こうとするでしょ⁉
 だから…よ。」と…。


そんな椿の提案の様な話し振りに…。
あきらは、納得したかの様に、言って除けるのだった。


但し、あきら達 F3も、其の場に、同席する事を、椿が認める様に、あきらは、話しするのだった。


「姉ちゃんが、進に会う事は、司の為に成るなら…。
 俺は、姉ちゃんの意見に、賛成する。
 だが…よ。
 姉ちゃん…。
 進自身は、今迄に、姉ちゃんと其れ程、関わりが有る訳じゃねぇ。
 だから…よ。
 俺等(F3)も、同席して良いなら…。
 進に、連絡して遣るよ。」と…。


そんなあきらからの言葉には、椿は、即答するのだった。


「ええ。
 構わないわ。」と…。



なので、あきらは、進に、連絡を入れたのだった。


「司の姉ちゃんが、進に会いたがっている。」と…。



そして、進が、あきらかの連絡に了承した事で、一行は、東京メープルの椿のキープして居る部屋に落ち合うのだった。
勿論、それぞれ、地下駐車場から、東京メープルに入った事は言うまでも無いのだ。
そして、其の場には、あきらから連絡を受けた類と総二郎も、集結した事は言うまでも無かったのだ。



そして、集合したF3&椿&進は、椿からの口火に寄って、会話が始まるのだった。


「進君…。
 今日は、態々、こんな所まで、来てもらって、ごめんなさいね。」


なので、進も、椿に、返答するのだった。


「いいえ。
 構いません。
 俺に、話しって…。
 何でしょうか?」と…。


なので、椿は、進に話しし始めるのだった。


「進君は、知って居るかしら?
 司が、美桜さんを傷付けたらしくて、古菱邸から、追い出されたらしいの。」


なので、進は、椿に、即答するのだった。


「はい。
 俺には、姉が、何故、そんな事をしたのか?
 理由は、未だに、分かりませんが…。
 朝方に、義兄さんが、(古菱)邸を出たという話しは、聞いて居ます。」


なので、椿は、進に、其の理由を話しし始めるのだった。


実は、本当に、進自身…。
司が、其れ以降…。
古菱邸に現れなく成った理由を聞かされて居なかったのだ。


だからだったのだろう。
進は、椿からの話しを聞いて、驚愕するのだった。
そして、絶句する進だったのだ。


なので、椿は、続けて、話しするのだった。


「だから…ね。
 進君…。
 私を美桜さんに会わせて欲しいの。
 女性には、女性同士でしか分からない事も有るのよ。
 其れに、私は、司の姉…。
 つくしちゃん同様…。
 美桜さんとしても、私を受け入れて欲しいの。
 姉として…ね。
 だから…お願い。
 進君…。
 私を美桜さんに会わせて…。」


だが、此の時の進には、判断出来なかったのだ。


ここ最近の美桜は、確かに、症状は出て居ない。
抑えられていると云っても、過言じゃ無い状況なのだ。


また、何か突発的な事が起これば…。
症状が出ないとも限らないのだ。
だからこそ、心配にも成る進だったのだ。


なので、進は、椿に言って除けるのだった。


「其れは、難しいかも知れません。
 確かに、今の姉さんは、症状は出て居ません。
 義兄さんのお陰で、症状も、抑えられて居ます。
 確かに、今の姉さんは、以前寄りも、明るく成ったと思います。
 でも、今の姉さんにとって、椿さんと会う事は、初対面と言う事に成ります。
 椿さんに会った事で、姉さんに、症状が出ても可笑しく在りません。
 だから…。
 俺一人で、判断する事は難しいです。」と…。


なので、椿は、進に、提案するのだった。


「だったら…。
 今、此処で、相談してくれないかしら?
 今の司にとっては、一分一秒が、勝負なの。
 此のままだと…。
 司が、壊れてしまうわ。
 進君…。
 此の動画を観てくれないかしら?」


と、言って…。
椿が差し出した動画は、実は、司が、自室で、アルコール漬けに成って、酔っ払って居る姿だったのだ。


実は、椿は、司には、バレない様に…。
携帯で動画を撮って居たのだった。


あきらが、西田から連絡を受けて、F3が、実際、司の自室に向かった時とは、もっと、酷い状態に陥って居る司に…。
此の動画を、盗み観ていたF3は、驚愕するのだった。


確かに、F3は、今回の司の落ち振りに、心配して居たのだ。
だからこそ、F3は、それぞれ、思って居たのだった。


“今回の司の落ち方は、酷ぇ(酷い)な。”と…。



勿論、此の動画を観て居た進は、衝撃を受けるのだった。

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