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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  36.



<此の二次小説『もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  36.』は、一部の表現
 に、相応しくないと思われるやも知れない言葉が入って居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



優紀は、嘗て、総二郎と交流の在った女性が、此の場を去った後…。
緊張の糸が解けたかの様に、其の場に立って居られない程…。
雪崩れる様に、其の場に、崩れたのだった。


総二郎は、そんな優紀を、慌てて、支えた事は、言うまでも無かったのだ。



そして、総二郎は、支えて遣った優紀を、横抱きにして、抱え上げて…。
一緒に、リムジンに乗ったのだった。


そして、総二郎は、総二郎のマンションに、優紀を連れて行く事に決めたのだった。


所謂、西門家所有の総二郎名義のマンションに行く様に、運転手には、伝えたのだった。


そして、総二郎は、リムジンに乗って居る間中…。
優紀を横抱きに抱いたまま…。
座席に座って居たのだった。


そして、総二郎は、緊張で、貧血を引き起こしたかの様に、倒れてしてしまった優紀を抱き締め乍ら…謝って居たのだった。


「すまん、優紀…。
 優紀、すまん…。」と…。


勿論、優紀の首筋に、総二郎の顔を埋めて居た事は、事実だったのだ。



そして、運転手から、着いたという連絡を受けた総二郎は、優紀を横抱きに抱いたまま…。
リムジンを降りるのだった。


そして、総二郎は、優紀を横抱きに抱いたまま…。
マンションの中に入って行くのだった。



実は、此のマンションの部屋の中には、総二郎自身、誰も入れた事が無かったのだ。


実は、F4には、それぞれ、財産分与の為に、自身の親から、マンションや色々な物件を譲渡されて居たのだった。


勿論、F4のお互いは、それぞれ、既に、財産分与の為に、物件が譲渡されている事は、知って居るのだ。


だからとて、F4のそれぞれ、お互いは、其の事を、追求した事も無いし…。
それぞれの物件に、連れて行かれた事も無かったのだった。


実は、幼少期の頃のF4の遊び場は、言わずと知れた道明寺邸だったのだ。


だからだったのだろう。
其の流れ、高等部に入っても、F4の溜まり場は、道明寺邸の司の自室だったのだ。


だからこそ、それぞれの譲渡物件に訪れる必要性も無かったのだ。



だが、総二郎は、自身の其のマンションに、優紀を連れて来たのだ。


其の意味は、如何いう意味なのか?
普通、考えれば、分かりそうなモノなのだ。


だが…。
総二郎は、思うのだった。


“俺が、優紀を此処に連れて来た意味を、優紀が知れば…。
 多分、優紀は、困惑するんだろうな。
 下手すりゃあ…。
 迷惑がるかも知れねぇな。”と…。


そう思えば、思う程…。
そんな優紀を想像して、総二郎は、苦笑するのだった。



そして、総二郎は、優紀の靴を脱がして遣り、其のまま、自身のベッドルームのベッドに、寝かせて遣るのだった。


本来なら…。
ゲストルームのベッドに、優紀を寝かせる方が、筋かも知れない。


だが、総二郎は、そうはし無かったのだ。
否…。
出来なかったのだ。
今の総二郎には、優紀を自身から、引き離す事が出来なかったのだ。



そして、総二郎は、自身の母親で在る 家元夫人に、連絡を入れるのだった。


「お袋…。
 頼みが有んだ。」


と、言い乍ら、総二郎は、家元夫人に、此の日に遭った出来事を話しし始めるのだった。


そんな話しを、総二郎から聞かされた家元夫人は、優紀の身体を、先ずは、心配し始めるのだった。


“其れで、優紀ちゃんは、大丈夫なの?”と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、何時もの冷静さを取り戻し、家元夫人に、話しし始めるのだった。


「ああ。
 今は、ベッドで、寝て居る。」と…。


だが、此の時の家元夫人は、其れでも、優紀の事が心配に成り、総二郎に、言って除けるのだった。


“私(わたくし)は、優紀ちゃんの事が、心配だから…。
 今から、其方に参ります。”と…。


だが、総二郎は、そんな風に、心配して居る家元夫人に、言って除けるのだった。


「否…。
 大丈夫だ。
 こっちには、来なくて良い。
 だから…よ。
 今日の優紀は、“西門邸に泊まらせる。”と、優紀の親に、連絡して置いてくれねぇか?」と…。


其の時だったのだ。
家元夫人は、総二郎の事を疑う様に、訊き始めるのだった。


“総二郎…。
 貴方…。
 まさか…。
 優紀ちゃんに…。”と…。


総二郎は、“心外…だ。”と、でも、言いた気に、自身の母親で在る 家元夫人に、言って除けるのだった。


「はぁ~??
 如何言う意味だよ?
 今の此の俺が、寝込んで居る優紀を襲うとでも思ってんのかよ?
 其れでも、俺の親かよ。
 俺を信用出来ねぇのか?」と…。


だが、其処は、家元夫人だったのだ。


例え、自身の息子で在ろうとも…。
今迄の行いを考えた時…。
“とても、総二郎の事が、信用出来ない。”と、思う家元夫人だったのだから…。
だからこそ、総二郎に言えた言葉だったのだろう。


“貴方の事が、信用出来るとお思いかしら?
 此れから、信用して欲しければ…。
 今迄の行いを改めなさい。
 取り敢えず、今日の処は、優紀ちゃんのご両親に、「西門邸に居る。」と、連絡して置く
 わ。
 だから、総二郎…。
 くれぐれも、私(わたくし)だけじゃ無く…。
 優紀ちゃんのご両親も、裏切る様な行動は、為さらない様に…。
 宜しいわ…ね。
 総二郎…。”と…。


だが、総二郎は、一言、余計な発言を、家元夫人に、話すのだった。


「ああ。
 分かってる。
 優紀の気持ちは、まだ、俺に、向いてねぇんだ。
 優紀の了承無しに、無理矢理、ヤる様な事は、しねぇ。
 だから…よ。
 勿論、今日の処はヤらねぇよ。
 けど…よ。
 優紀の気持ちが、完全に、俺に向いた時には、俺自身…。
 我慢出来るか如何かは、分かんねぇ。
 勿論、優紀の了承無しで、無理矢理、ヤる様な事は、しねぇけど…な。」と…。


此の時の総二郎の発言には、家元夫人にとって、息子乍ら…。
開いた口が塞がらない様な状況だったのだ。


所謂、“呆れて、物が言えない。”と、言った様相を呈して居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の家元夫人は、直ぐには、言葉が出て来ない程だったのだ。


だが、言わなければいけない事は、しっかり、総二郎に、伝えようとする家元夫人だったのだ。


“………。
 ふざけるのも、いい加減に為さい。
 優紀ちゃんは、私(わたくし)にとっても、大切なお嬢さんなの。
 優紀ちゃんを傷付ける事は、私(わたくし)が、許しませんから…。
 良いわね。
 総二郎…。”と…。


そんな風に、真剣な声で、言って来た家元夫人に、総二郎は、真剣な声で、返答するのだった。


「ああ。
 分かってるよ。
 優紀を傷付ける事は、今の俺は、しねぇよ。
 俺にとっても、優紀は、大切な女…何だから…よ。」と…。


だが、此の時の総二郎の真剣な声に、家元夫人は、“今の総二郎なら、無茶な事はし無いだろう。”と、確信が持てていたのだった。


否…。
此の時の家元夫人の心の中では、希望的観測の方が大きかったのかも知れない。



そして、家元夫人は、総二郎とのTELを切った後…。
優紀の母親に、連絡を入れるのだった。


「優紀ちゃんは、疲れた様で、今は、西門邸で、寝てもらって居るの。
 だから…。
 今日は、優紀ちゃんを、此方で、預かるわね。」と…。


少し、家元夫人は、心苦しく思い乍らも、優紀の母親に、伝えて居たのだった。



そして、朝方、目覚めた時の優紀は、総二郎から、言われたのだった。


「優紀…。
 大丈夫か?
 昨夜の優紀は、西門邸に泊まって居る事に成ってる。
 優紀の母親には、家元夫人から、話しが入って居ると思う。
 話しを合わせて置いてくれ‼」と…。


此の時の優紀は、思うのだった。


“何時の間に、そう言う事に、成って居たのだろうか?”と…。


そして、優紀は、首を傾げ乍ら…。
総二郎に、了承するのだった。


「はい。
 分かりました。」と…。

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