tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

人間恐怖症…<つかつく>  140.



実は、楓は、美桜のお礼の言葉に、頷き乍らも…。
抱き締めて居たのだった。


何故なら…。
楓は、美桜からのお礼の言葉に、思わず抱き締めた訳では無く…。
つくしにも、詫びとお礼の言葉を伝えたかったのだ。


其れは、まるで、美桜の中に在る つくしの魂に、語り掛けているかの様だったのだ。


だからこそ…。
楓は、美桜の中に在る つくしの魂に、思って居たのだった。


“つくしさん…。
 ごめんなさい。
 そして、有難う。”と…。


此の楓の思いは、きっと、美桜の中に在る つくしの魂にも、届いた事だろう。



そして、実は、楓は、美桜と共に、ベッドの端に座るかの様に腰掛けて居たのだが…。
楓は、美桜から離れて、立ち上がり…。
潤が寝て居るベッドの方に、向かったのだった。


そして、楓は、美桜に、話しし始め、伝えるのだった。


「潤は、ぐっすり、眠って居る様ね。
 本当に、潤の寝顔は、司の幼少の頃と同じ顔をして居るわ。
 本当に、司と潤は、親子ね。
 美桜さん…。
 潤を産んでくれて、本当に、有難う。」


此の時の楓は、潤の頬を撫で乍らも、今にも、涙を流しそうに成って居たのだった。


だからだったのかも知れない。
楓は、照れ隠しかの様に、美桜に、続けて、話しし始めるのだった。


「私(わたくし)の方が、先に、リビングルームに、行って居るわね。
 貴女のお母様は、意外と、焼きもち焼の様ですから…。
 私(わたくし)が、美桜さんと、ご一緒して居たら…。
 きっと、焼きもちを焼かれるわ。
 なので、貴女のお母様には、“潤の様子を観て居た。”と、私(わたくし)は、お伝えする
 わ。
 お話しを合わせて於いて頂戴‼」と…。


そして、楓が、言い終わった頃には、楓は、美桜に向けて、ウインクして魅せたのだった。


なので、美桜は、そんなお茶目な楓の様子に、“お義母様には、こう言う所も、お有りに成るんだ。”と、思い乍らも、返答するのだった。
思わず、クスクスと、笑い乍ら…。
此れには、当の楓も、美桜を、睨むかの様に、観て居たのだが…。


「………(クスクス)
 承知致しました。」と…。


そして、楓は、ベッドルームのドアを開けて、リビングルームに戻ったのだった。



実は、此の時の美桜は、既に、涙を流して居たのだった。


なので、美桜は、暫くの間…。
気持ちを落ち着かせる様に、潤の頬を触り乍ら…。
心の中で、潤に、語り掛けて居たのだった。


“潤…。
 生まれて来てくれて、有難う。”と…。


そして、美桜は、楓から受け継いだ『White pearl』のネックレスを、サイドボードの上に置き、思うのだった。


“後で、司が、戻って来たら…。
 此の『White pearl』のネックレスの事と…。
 お義母様の司への想いを、教えて上げ様‼”と…。


そして、実際、美桜は、司に話しして聞かせるのだった。
美桜から、そんな話しを聞いた時の司は、驚愕だった事は言うまでも無いのだが…。


其の当時の楓の想いを、美桜から聞けた事で…。
此れまでの司の母親としての楓に対する態度が、其れまでと変わった事だけは、確かだったのだ。


司自身…。
父親に成った事で、親としての想いを理解出来た事が、大きかったのかも知れない。


そして、其の後の司の様子を観て居た美桜は、“良かった。”と、思って居たのだった。



そして、美桜自身…。
やっと、気持ちも落ち着き…。
潤の寝息を確認して、ぐっすり眠って居る様子なので…。
リビングルームに、戻ったのだった。


其処には、既に、着替えを済ませていた美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人も、リビングルームに居たのだった。


そして、既に、美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人は、司の母親で在る 楓と、談笑して居たのだった。


其処で、美桜が、リビングルームに戻って来た事を確認した美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人は、美桜に、声を掛けたのだった。


「潤は…?
 寝たの?」と…。


なので、美桜は、自身の母親で在る 古菱夫人に、返答するのだった。


「ええ。
 寝てくれたわ。」と…。


其の時の楓は、古菱夫人が、美桜の方を向いている間に…。
気付かれない様に…。
美桜に、また、ウインクしたのだった。


此れには、美桜も、驚愕だったのだ。
さっきの楓のウインクとは、意味合いが違う事を、美桜も、分かって居るのだった。


だからだったのだろう。
美桜は、自身の母親で在る 古菱夫人に気付かれない様に…。
目線だけで、頷いて魅せたのだった。
美桜は、心の中で、“承知致しました。”と、思い乍ら…。



其処に、全てを終わらせた美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長と司の父親で在る 道明寺保が、司の自室に入って来たのだった。


其処で、司の父親で在る 道明寺保に、声を掛けたのは、楓だったのだ。


「あなた…。
 司と進さんは…?
 ご一緒じゃ、御座いませんの?」と…。


なので、司の父親で在る 道明寺保は、自身の妻で在る 楓だけじゃ無く…。
美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人にも、話しして聞かせるのだった。


「司と進君は、司の仲間達に呼ばれて、ラウンジに、行ったよ。」と…。


なので、楓は、怒った様な顔付きで、自身の夫で在る 保に、怒って魅せるのだった。


「あなたは、司に行かせたのですか?
 此方では、古菱夫人も、お待ち頂いて居るというのに…。」と…。


だが、其処で、美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長と司の父親で在る 道明寺保は、お互い顔を見合わせて居たのだった。
そして、美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長が、返答したのだった。


「楓さん…。
 私が、司君と進を行かせたんだよ。
 今回の件で解決出来た事は、司君の仲間の功績が大きいと云えたんだよ。
 此れからは、司君の仲間を、邪険には、出来んだろう。
 其れに、進の義兄と成った司君だけじゃ無く…。
 将来的には、司君の仲間達にも、進は助けられると思うから…な。
 まぁ~。
 今後の進の為だと思って…。
 ラウンジに行った司君を許して遣っておくれ。
 なぁ~、楓さん…。」と…。


そんな風に、美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長から言われた楓は、俯いてしまったのだ。


だが、美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長は、楓にとっては、年長者と成るのだ。
失礼の無い様に、返答する楓だったのだ。


「承知致しました。」と…。



そして、其の後の美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長と美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人夫妻…。
司の父親で在る 道明寺保と司の母親で在る 楓夫妻…。
そして、美桜の5人は、談笑して居たのだった。



其処に、古菱家と道明寺家の面々が、司の自室に居る事を、東京メープルの支配人から聞いた事で、司の自室に入って来たのは、椿夫妻だったのだ。


実は、パーティー終了後も、尚…。
東京メープルに居る事を、椿は、SPから、情報を得て居たのだった。


SPから情報を得て居た椿は、“何故、パーティーが終了しているにも関わらず、未だに、メープルに居るのだろう?”と、疑問符だったのだ。


だからだったのだろう。
美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長と美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人夫妻と挨拶を交わした後の椿は、例の騒ぎについて…。


美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長と美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人夫妻…。
自身の父親で在る 道明寺保と自身の母親で在る 楓…。
そして、美桜から、例の話しを聞いて居たのだった。


だからだったのだろう。
其の話しを聞いた時の椿は、驚愕するのだった。


何故なら…。
そんな事に成って居る事を、椿は、勿論、知らなかったし…。
司からも、報告を受けて居なかったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の椿は、少し、イラっと、して居たのだった。
勿論、此の時の椿は、美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長と美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人夫妻が居る此の場では、顔にも出さず…。
終始、にこやかだったのだ。


だが、自身の母親で在る 楓には、バレバレだったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の楓は、小さく、首を左右に振って居たのだった。



そして、其処に、司と進が、司の自室に戻って来たのだった。


そして、リビングルームで、美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長と美桜と進姉弟の母親で在る 古菱夫人夫妻と…。
自身の父親で在る 道明寺保と自身の母親で在る 楓と、にこやかに、談笑して居る美桜を観た司は、ホッとして居たのだった。


だが、奥に入った時に、陰で観えなかった椿が、其処に居る事を知った時の司は、後悔するのだった。


何故なら…。
椿の顔付きを観た司だったのだから…。


司には、分かるのだった。
姉で在る 椿が、怒って居る事は…。
そして、此の時の椿が、何について怒って居るのかも…。


古菱家と道明寺家の面々から、何故、未だ、東京メープルに、留まって居るのか?
という話しを、椿が、聞いてしまった事位は…司には、分かるのだった。


だからだったのかも知れない。
実は、此の時の司は、此の場を逃げたく成って居たのだった。

×

非ログインユーザーとして返信する