tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方を忘れる為…<総優>  31.



総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、連絡を入れたのだった。


「優紀を捕まえられた。
 約束通り…。
 優紀を、(西門)邸に、連れて行く。
 先に、言って置くが…。
 俺は、優紀とは、別れねぇぞ。」と…。


なので、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな風に言って来た自身の息子で在る 総二郎に、言って除けるのだった。


「ええ。
 承知して居ます。
 近々、優紀さんを(西門)邸に、連れて来るのね。
 家元にも、申し伝えて置きます。」と…。


なので、総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、返答するのだった。


「ああ。
 宜しく頼む。」と…。


そして、西門流 家元夫人は、自身の夫で在る 西門流 家元に、伝えるのだった。



そして、総二郎は、優紀に、伝えて居たのだった。


「優紀…。
 お袋に、伝えて置いた。
 もう、優紀は、俺から、逃げられねぇから…な。」と…。


だからだったのだろう。
此の時点の優紀は、観念するかの様に…。
総二郎に、返答するのだった。


「はい。」と…。


だが、此の後の優紀は、西門邸に、向かう日が近付いて来れば、来る程…。
怖気付き始めて居たのだった。


何故なら…。
優紀は、悩み始めて居たのだった。


“西門さんとお付き合いしている御挨拶よりも、私が、妊娠しているご報告の方が、先に成
 ってしまった事を、家元と家元夫人は、お許し下さるだろうか?”と…。


だが、総二郎と云えば…。
そんな優紀の様子に、気が付いて居らず…。
総二郎の頭の中では、既に、婚約して居る設定に成って居たのだった。


所謂、舞い上がって居る総二郎が、出来上がって居たのだった。


だからだったのだろう。
優紀が、まさか、そんな風に、考えて居る共、知らず…。
総二郎は、優紀に、伝えるのだった。


「明日は、西門邸に、行くから…な。」と…。


だが、此の時の優紀は、苦笑いだったのだ。



そして、翌日と成り…。
総二郎と優紀は、総二郎の愛車で、西門邸に、向かうのだった。


未だ、優紀は、司のマンションで、お世話に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
総二郎は、優紀を、西門邸に連れて行った事を機会に…。
自身のマンションで、二人一緒に、住む事を考えて居たのだった。



そして、西門邸に到着した総二郎と優紀は、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、迎えられるのだった。


そして、優紀は、総二郎のエスコートの下…。
優紀は、総二郎の愛車を降りた後…。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、挨拶するのだった。


「お初にお目に掛かります。
 松岡優紀と申します。
 本日は、お時間を頂戴して、申し訳御座いません。」と…。


丁寧に、挨拶して来た優紀に対して、好印象の西門流 家元と家元夫人だったのだ。


そして、西門流 家元は、思うのだった。


“流石…。
 チーフパーサーの仕事をして居るだけの事は在るな。”と…。



そして、西門邸の中に入った西門流 家元と家元夫人…。
そして、総二郎と優紀だったのだ。


そして、西門邸の『本邸』という名の『家族邸』に通された優紀は、西門流 家元と家元夫人と総二郎と共に、床の間に入ったのだった。



其処で、優紀は、座布団には座らず、三つ指を突いて…。
また、挨拶したのだった。


「西門家のご子息で在ります 総二郎さんとは、既に、お付き合いさせて頂いております。
 ご報告が、大変、遅く成り…。
 申し訳御座いませんでした。」と…。


実は、優紀は、三つ指を突いて居た状態だったので、西門流 家元と家元夫人の様子を観て居なかったのだ。


だからだったのだろう。
優紀は、西門流 家元と家元夫人の様子に、気が付いて居なかったのだ。


実は、此の時の総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、にこやかだったのだ。
所謂、微笑んで居たのだった。


なので、其の西門流 家元と家元夫人の二人の様子を観て居た総二郎は、更に、気を良くして居たのだった。


また、総二郎は、優紀から、此の時…。
初めて、『総二郎さん』呼びされた事で、更に、舞い上がって居たのだった。



だが、此の時の優紀は、顔を上げる事が出来なかったのだ。


何故なら…。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人の反応を見る事が怖かったのだ。



其処で、総二郎は、言ってしまったのだ。


「親父…。
 お袋…。
 言って置きてぇ事が有んだ。
 実は、優紀が妊娠してる。
 今、優紀は、妊娠3か月だ。
 だから…よ。
 俺は、責任を取るつもりだ。
 近々、入籍する。
 良いよな?」と…。


此れには、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人だけじゃ無く…。
優紀も、驚愕するのだった。
違う意味で…。


何故なら…。
優紀には、心の準備が、まだ、出来て居なかったのだ。


だからだったのだろう。
此の総二郎の言葉一つで、今迄、顔を上げられずに居た優紀が、がばっと、顔を上げたのだ。


そして、優紀の隣に座って居る総二郎の顔を、下から見上げて観て居たのだった。


だが、総二郎は、そんな優紀の心理状況には、気が付く事も無く…。
そんな風に、見上げて観て来る優紀の顔が可愛過ぎて…。
総二郎は、にこっと、笑って魅せて居たのだった。


だが、優紀は、総二郎の考えて居る事と…。
真反対の事を思って居たのだった。


“行き成り言う何て…。
 西門さんは、酷過ぎる。
 徐々にでも、良かったんじゃないの?”と…。


だからだったのだろう。
優紀は、まだ、座布団には座らないまま、三つ指を突いて…。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、詫びの言葉を告げるのだった。


「申し訳御座いません。
 総二郎さんとのお付き合いの御挨拶も、まだ、させて頂いて居ない段階で、先に、妊娠し
 てしまい、重ね重ね、本当に、申し訳御座いません。」と…。


そして、優紀は、更に、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、挨拶するのだった。


「此れで、失礼致します。」と…。


そして、優紀は、そう言ったか否かの状態で、席を立ち…。
其の場を後にし様として居たのだった。


だが、此れに、驚愕したのが…。
総二郎だったのだ。


此の場を後にし様として居た優紀の腕を掴み…。
放さないと云わんばかりに…。
総二郎は、優紀に、言って除けるのだった。


「優紀…。
 お前は、何を考えてんだ?
 “もう、俺からは、逃げられねぇぞ。”と、俺は、言ったばかりだよな?
 また、俺から、離れるつもりか?
 何度言ったら、お前は、分かるんだ?」と…。


だが、此の時の優紀は、下を向いたまま…。
一言も、発し無かったのだ。


其処で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が、そんな総二郎と優紀に、言って除けるのだった。


「優紀さん…。
 落ち着いて頂戴。
 其れと…。
 総二郎も、優紀さんの其の腕から、手を放しなさい。
 優紀さんが、痛がって居るでしょ?
 取り敢えず…。
 二人共…。
 落ち着いて座りなさい。」と…。


なので、総二郎と優紀は、席に就いたのだった。
漸く、此の時の優紀は、座布団に座ったのだった。

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