tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

パパとX’mas【貴方を忘れる為】…<総優>  番外編



2020.12.24  Christmas Eve


<此の二次小説『パパとX’mas【貴方を忘れる為】…<総優>  番外編』は、『貴方を忘
 れる為…<総優>』の番外編と成ります。
 『貴方を忘れる為…<総優>』と、併せてご覧下さいました成らば、幸いです。
 宜しくお願い致します。>




実は、総二郎の誕生日で在る 12月3日は、総二郎が仕事で、西門邸に居なかったのだ。


其の為…。
総二郎と優紀の子供達で在る 優一郎と光紀は、ご不満のご様子だったのだ。


だが、仕事は、仕事…。
幾ら、優一郎と光紀が、ご不満で在ろうとも…。
優紀は、そんな自身の子供達で在る 優一郎と光紀を、宥めて居たのだった。


「今日(12月3日)のパパは、お仕事だから…。
 仕方ないでしょ。
 だから…。
 『Christmas』の12月25日は、パパのお仕事は、早く、終わるらしいから…。
 パパと一緒に、パパのお誕生日の分まで、パーティーしましょ!」と…。


其の言葉を聞いた優一郎と光紀は、大喜びだったのだ。


パパが、大好きな優一郎と光紀にとって…。
総二郎が、仕事の時は、何日も会えない日も有るのだ。
寂しい思いをする事も、幼い優一郎と光紀にとっても、存在するのだ。


だからこそ…。
行事事の時位…。
優一郎と光紀が、パパと一緒に、過ごしたいと思っても、無理も無かったのだ。


そして、勿論、此の話しは、西門家では、総二郎には、内緒の話しと成って居たのだった。



実は、此の話しを聞いた総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が、優一郎と光紀の思惑に、加担して居たのだった。



優一郎は、自身の祖父で在る 西門流 家元に、チラッと、話ししてしまったのだった。
一緒に、お風呂に入って居る時に…。


「あのねぇ~、おじいちゃん(お祖父ちゃん)…。
 ぼく(僕)ねぇ~。
 パパをおどろかせ(驚かせ)たいの。」と…。


だからだったのだろう。
優一郎の祖父で在る 西門流 家元は、そう言って来た自身の孫息子で在る 優一郎に、訊くのだった。
不思議そうに…。


「優一郎は、何を、したいんじゃぁ~?」と…。


だからだったのだろう。
優一郎は、自身の考えを、自身の祖父で在る 西門流 家元に、話しし始めるのだった。


「うん。
 サンタさんのかっこう(格好)をして、パパが、かえってきた(帰って来た)とき(時)
 に、‟おかえりなさい(お帰りなさい)。”って、いう(言う)の。
 どう(如何)…。
 おじいちゃん(お祖父ちゃん)…?」と…。


だから…だったのだ。
優一郎の祖父で在る 西門流 家元は、そう言って来た自身の孫息子で在る 優一郎に、言って除けるのだった。


「おぉ~。
 其れは、良いな。
 じぃじも、参加して良いかな?
 サンタさんの洋服は、じぃじが、用意して遣ろう。」と…。


なので、此の時の優一郎は、興奮状態と成り、自身の祖父で在る 西門流 家元に、お礼の言葉を告げるのだった。


「うん。
 おじいちゃん(お祖父ちゃん)…。
 ありがとう(有難う)!
 たのしみ(楽しみ)にしている(居る)ね。」と…。



そして、当日で在る 12月25日と成ったのだった。


総二郎は、朝早くから…。
地方の茶会の開催の為に、西門邸を出る事と成って居たのだった。
実は、此の日は、優紀も、総二郎のお供で、出向く事と成ったのだった。


此の話しが決まったのは、実は、一日前の事だったのだ。
総二郎が、自身の父親で在る 西門流 家元から聞いて、自身の妻で在る 優紀に伝えたのだった。


そして、総二郎から、自身の子供達で在る 優一郎と光紀に、話しが為されたのだった。


だが、優一郎と光紀は、既に、此の話しを、自身の祖父から聞いて居た事も有り、飄々と、総二郎に、返答するのだった。


「うん。
 いい(良い)よ。」と…。


だからこそ…。
此の時の総二郎と優紀は、不思議に思って居たのだが…。
取り敢えず…。
茶会に出掛けたのだった。



実の事を言うと…。
此れは、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人から、総二郎への『Christmas present』だったのだ。


そして、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人にとっては、孫達と過ごせる日と成るのだ。


朝から、興奮して居るのは、他でも無い。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人の方だったのかも知れない。



そして、総二郎と優紀が、仕事を終え、夕方には、西門邸に帰宅して帰って来たのだ。


其処に、サンタの格好をした優一郎と光紀が、総二郎…目掛けて、突進して来たのだ。


「「パパ…。」」と、言い乍ら…。


此の状況に、驚愕したのは、他でも無い。
総二郎だったのだ。


総二郎は、思わず、声が出たのだった。


「おぉ~。」と…。


そして、ドンっと、いう音と共に…。
総二郎は、自身の子供達で在る 優一郎と光紀を、受け止めて、支えたのだった。



此の時の優一郎はというと…。
サンタの白いお髭迄、自身の顔に着けて居たのだった。


そして、光紀は、スカート付きのサンタさんの衣装だったのだ。


総二郎は、自身の子供達で在る 優一郎と光紀のそんな可愛らしい姿を観て、顔が緩んでいる事を、自覚するのだった。


所謂、仕事の疲れも、吹っ飛んだ感じだったのだ。



そして、其の日の西門邸では、西門邸のシェフが焼いた七面鳥を含めた『Christmas dinner』を食した後…。
『Christmas cake』を食したのだった。



そして、総二郎のお誕生日で在る 12月3日に渡せなかった総二郎への『Birthday present』として、優一郎と光紀が描いた総二郎の似顔絵を、優一郎と光紀は、総二郎に、手渡したのだった。


其の似顔絵を観た総二郎は、涙で、良く、見えない程…。
感動して居たのだった。


英徳学園 幼稚舎に通う優一郎と光紀にとって、此の時に出来る最大のパパ(総二郎)へのプレゼントだったのだ。


そんな父子(おやこ)の様子を観て居た総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 総二郎の妻で在る 優紀は、涙で、顔がぐしゃぐしゃに成る程だったのだ。



そして、其の優一郎と光紀が描いた総二郎の似顔絵は、額に収められて、総二郎と優紀の自室に、飾られたのだった。



此の頃の子供は、可愛らしいもの…。
自身の親が、絶対的で…。
自身の親が、大好きなのだ。


そして、優一郎と光紀にとっても、ご多望に漏れず…。
自身の両親で在る 総二郎と優紀は、絶対的で、大好きな存在なのだ。


そんな大好きなパパに、プレゼント出来た思い出は、一生、優一郎と光紀の中で、光り輝いて居る事だろう。



fin



<此の二次小説『パパとX’mas【貴方を忘れる為】…<総優>  番外編』は、短めで終わ
 っております事をお詫び申し上げます。 
 了承の程、宜しくお願い致します。>

×

非ログインユーザーとして返信する