tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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仮装パーティー【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編



2021.10.31…ハロウィン



司から、F4&T4のグループLINEにて、報告が入って来たのだ。


『つくしが妊娠した。』と…。


だからだったのだ。
其の事を知ったF3&T3は、それぞれ、F4&T4のグループLINEに、メッセージを送るのだった。


『牧野、妊娠、おめでとう!』
『司、牧野、おめでとうさん!』
『司、牧野、良かったな!
 司と牧野が、パパとママか…。』
『司、つくし…おめでとう!
 何か、私迄、嬉しく成るよ!』
『道明寺さん、つくし…おめでとうございます!
 つくし…身体だけは、くれぐれも、無理せず、気を付けてね。』
『道明寺さん、先輩…おめでとうございます!
 先輩が、ママだ何て…。
 私には、とても、信じられませんが、良かったですね。』と…。


だからだったのだ。
お祝い(?)の言葉とも言うべきメッセージを、F3&T3から貰った司とつくしは、お礼のメッセージを送るのだった。


『おぉ、皆、サンキュな!』
『皆、有難う!』と…。



そして、其の続きかの様に、あきらから、F4&T4のグループLINEに、提案のメッセージが入るのだった。


『久々だし…よ。
 牧野の妊娠報告パーティーを開こうぜ‼』と…。


だからだったのだ。
F3&T4の全員から了承の返答が入るのだった。


本来なら、あきら自身、“類は、面倒臭がるだろうな。”と、思って居た事は、事実だったのだ。


だが、其の類が、いの一番に、『了解‼』と、返信して来たのだ。


だからこそ…。
つくしの妊娠報告パーティーを提案したあきらでさえ、驚くのだった。


実は、類は、類で、つくしの目の前で、お祝いの言葉を、言いたかっただけなのだ。


だからこそ…。
此の時の類は、或る事を思い乍ら、F4&T4のグループLINEに、『了解‼』と、メッセージを送って居たのだ。


其の或る事とは…。
“司は、如何でも良いけど…さぁ~。
 牧野には、ちゃんと、お祝いの言葉を言いたいでしょ!”と…。


だからだったのだろう。
あきらからの提案のメッセージに、速攻ともいうべきそんな類からの『了解‼』とのメッセージを観た司は、不貞腐れて居たのだった。



そして、類からの了承のメッセージを皮切りに、次々と、あきらからのそんな提案のメッセージに了承の返信が入って来た事で、つくしの妊娠報告パーティーを開催する事と成ったのだった。


だが、其処で、滋から、更なる提案のメッセージが入るのだった。


『だったら…さ。
 仮装パーティーにし無い?』と…。


其処で、滋からのそんなメッセージに対して、此の時の桜子は、正当な言葉にて、返信を入れるのだった。


『今の先輩は、妊娠してらっしゃるんですよ。
 まだ、安定期に入ってらっしゃらない様ですし…。
 無理は禁物じゃ在りませんか?』と…。


其処で、F4のお祭りコンビで在る 総二郎とあきら…。
そして、T4のお祭り女で在る 滋は、同じ様なメッセージを送るのだった。


『大丈夫だろ。
 牧野がジーっとしとけば…。』
『牧野に無理させなきゃ、良いんじゃねぇの。』
『大丈夫だってば…。』と…。


という訳で、総二郎とあきらと滋からの押しの一手と言っても過言じゃ無い状況で、『つくしの妊娠報告パーティー』=『仮装パーティー』と、成って居たのだった。


勿論、開催場所は、つくしの体調を考慮して、道明寺邸と言う事に成ったのだった。



そして、此の日のつくしは、司が用意したお姫様ドレスに身を包んで居たのだ。
勿論、ゆったり目のドレスだったのだが…。
そして、此の日の司は、司らしく、王様に相応しい王様スタイルだったのだ。


まぁ~、此の日の主役は、勿論の司とつくしだったので、F3&T3からすれば、納得という訳…だったのだ。


だが、此の日の類は、タキシード姿…だったのだ。


此れに怒ったのは、勿論の司…だったのだ。
だからこそ…。
此の時の司は、そんな類に、言って除けるのだった。


「何で、お前がタキシード姿で、此の場に居んだよ?
 今日は、仮装パーティーだろ‼
 ちゃんと、仮装して来いよ‼」と、怒りを含んだ声で…。


だが、此の時の類の返答は、「ちゃんと、仮装してるでしょ!」…だったのだ。


其処で、司も、負けては無かったのだ。


「何処がだよ⁉」と…。


そして、総二郎とあきらと滋と優紀と桜子の方を指差し乍ら、此の時の司は、更に、類に、言って除けるのだった。


「あれが、『仮装』というもん何だよ‼」と…。



因みに、司から、指を指された此の時の総二郎とあきらと滋と優紀と桜子は、口をあんぐり開けたまま、言葉も出て来ない状況だったのだ。


更に、因みに云えば…。
此の日の総二郎とあきらは、ホストの衣装を身に着けて居たのだ。
勿論、ヘアスタイルも、ばっちり、ホスト仕様だったのだ。


そして、滋は、クマのぬいぐるみ姿と成って居たのだ。


そして、桜子は、『黒歴史』を思わせるかの様に、小悪魔な衣装を身に着けて居たのだ。
勿論、シッポ(尻尾)付きだった事は言うまでも無かったのだが…。


そして、優紀は、江戸時代を思わせるお茶屋の娘かの様に、着物を身に着けて居たのだった。
勿論、此の時の優紀のヘアも、其れ成りに、セットして貰って居たのだ。



そして、何故、司が、其処迄して、類に、言って除けて居たのかというと…。
其れは、まるで、端から観れば…。
一人のお姫様を、王様 と 王子様の二人で、取り合って居るかの様な状況…だったのだ。


何故なら…。
此の時の類は、つくしの傍に居様として居たのだから…。


だからこそ…。
此の日の司は、そんな類から、つくしを守るかの様に、つくしのナイトのつもりで、つくしの傍に居たのだった。


だからだったのだ。
此の日のF2&T3は、同じ事を思って居たのだ。


“何時迄経っても、司(道明寺さん)と 牧野(つくし・先輩)と 類(類君・花沢さん)
 との立ち位置は、全く、変わんねぇ様だな。(変わらないよね。・変わらない様です
 ね。・変わらない様ですわね。)”と…。


そして、更に、総二郎とあきらは、付け加えるかの様に、同じ事を思って居たのだった。


“はぁ~
 こいつ等には、『成長』と言う言葉は、ねぇのか?”と、溜息交じりに…。



そして、其れから、数ヶ月後に、つくしは、男の子を出産したのだ。


そして、司とつくしの息子が誕生してから数ヶ月が経った頃に、其の年のハロウィンの季節が遣って来たのだ。
実は、其の年のハロウィンで在る 10月31日は、日曜日だったのだ。


だからだったのだろう。
滋は、また、F4&T4のグループLINEにて、提案して来たのだ。


『つくしの妊娠報告パーティーの時に遣った仮装パーティーを、また、遣らない?
 前に遣った仮装パーティーも、面白かったじゃん!
 丁度、時期的に、ハロウィンだし…。
 其れに、今年のハロウィンは、日曜日だし…。』と…。


だからだったのだろう。
毎度乍ら、F4のお祭りコンビこと 総二郎とあきらは、乗り気だったのだ。


なので、必然的に、其の年のハロウィンは、仮装パーティーと成って居たのだった。



だからだったのだ。
此の日のつくしの衣装は、中世 ヨーロッパ貴族の王女様の衣装に対して、司は、中世 ヨーロッパ貴族の王様スタイルだったのだ。
そして、司とつくしの息子は、中世 ヨーロッパ貴族の王子様スタイルだったのだ。


此の全ては、勿論、司が、用意した物だった事は言うまでも無かったのだ。



そして、総二郎は、事前に、優紀に訊いた時に、優紀が、「もし、コスプレ出来るのでしたら、『赤ずきん』の衣装を身に着けたい。」と、言って居た事で、総二郎は、優紀の為に、『赤ずきん』の衣装を揃えて遣って居たのだ。
そして、総二郎は、考えた挙句、『赤ずきん』に出て来るオオカミの衣装を身に着けて居たという訳…だったのだ。


何故、此の日の総二郎が、オオカミの衣装を身に着けて居たのかというと…。
其の後の総二郎と優紀の時間を想像して、此の日の総二郎は、オオカミの衣装に身を包んで居たという訳…だったのだ。


云わば…。
此の時の総二郎は、邪な気持ちが有っての事…という事は否めなかったのだ。



そして、此の日のあきらの仮装は、ドラキュラ伯爵の衣装だったのだ。


実は、桜子から、事前に、「私は、一度、“ヴァンパイアの衣装を身に着けて視たい。”と、思って居りましたの。」と、言われれば…。
此の時のあきらは、“俺は、ドラキュラ伯爵の衣装だな。”と、認識して居たとしても、可笑しく無かったのだ。


実は、あきらとて、ドラキュラ伯爵の衣装が似合うのだとすれば…。
“本来、其れは、総二郎だろう。”と、此の時のあきらは、思って居たのだ。


だが、ヴァンパイアの衣装が似合うのだとすれば…。
其れは、間違い無く、総二郎のお相手で在る 優紀では無く、あきら自身のお相手で在る 桜子だと言う事は、否めなかったのだ。


だからこそ…。
此の日のあきらは、ドラキュラ伯爵の衣装に身を包み、此の日の桜子は、ヴァンパイアの衣装を身に着けて居たという訳…だったのだ。



そして、滋は、魔女の衣装を身に着けて居たのだ。


実は、滋自身、前々から、一度、魔女の衣装を身に着けて視たかったのだ。
そういう機会に恵まれなかっただけで…。


だからだったのだ。
“此のチャンスを逃すまい。”と、考えて居た滋は、念願だった魔女の衣装に身を包んで居たのだった。



そして、此の時の類が身に着けて居た衣装は、「此れが、コスプレ⁉」と、誰もが聞きたく成る様な衣装だったのだ。


云わば…。
タキシード姿…だったのだ。


云う成れば…。
此の時の類にとって、コスプレ自体、何の興味も無かったという訳…だったのだ。



そして、此の日は、現在、日本に帰国中の進も参加して居たのだ。


其の進の衣装は、“一度、『イケメン』と、云われる様な姿に成りたかった。”と、言う事も有り、ホスト姿に成って居たのだ。


勿論、進をホストの姿に変身させたのは、言わずもがなで在る 総二郎とあきら…だったのだ。
実は、此の日の進の姿は、進から総二郎とあきらに、相談して実現した姿という訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎とあきらは、衣装だけでは無く、ヘアスタイルも含めた進自身を、プロデュースして居たという訳…だったのだ。
そして、此の日の進の出来栄えは、此の時の総二郎とあきらが、納得する様な出来栄えだったのだ。



そして、実は、此の日は、椿も、日本に帰国して居たのだ。
道明寺邸にて、ハロウィン仮装パーティーを開催すると言う話しを聞き付けた此の日の椿は、「私も、参加させて頂くわね。」と、言って、勝手に、“衣装は、如何し様かしら?”と、独り言を言い乍ら、衣装選びに余念が無かったのだ。
だが、結果的には、滋と被ってしまって居たのだ。


云わば…。
此の時の椿の衣装は、魔女の衣装を身に着けて居たという訳…だったのだ。


先に、パーティー会場と成って居る部屋に入って居た滋は、司の姉で在る 椿が、部屋のドアを開けて入って来た時に、実は、目が点状態…だったのだ。


勿論、部屋のドアを開けて入った此の時の椿自身も、滋が身に着けて居る魔女の衣装を観て、目が点状態…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の椿が身に着けて居る魔女の衣装を観た滋は、密かに思って居る程…だったのだ。


“司のお姉さんと、被ってんじゃん!”と…。


云う成れば…。
此の日の椿と滋の被った衣装を観た誰もが、“流石は、何方も、財閥出身企業のお嬢様だけの事は有る。”と、思わせる状況だったのだ。


なので、此の日の椿と滋は、気拙い状況だった事は言うまでも無かったのだ。



という訳で、此の日のハロウィンの仮装パーティーも、其れ成りに、楽しんだF4&T4&椿&進だったのだ。



fin



<此の二次小説『仮装パーティー【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』の一
 部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉 や 表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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