tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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椿の行動【結婚出来ない男・しない女…<つかつく>】  番外編



【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  12.』のエピローグ】


実は、つくしは、司の姉で在る 椿の突撃訪問に驚愕するしか無かったのだ。
と言うのも、司の姉で在る 椿の突撃訪問に寄り、道明寺総合病院内に波紋を撒き散らす結果と成って居たから…だったのだ。


そうじゃ無くても、司の其の後の行動に寄って、興味本位では有ったのだろうが、つくしは、自身の部下で在る 総合外科のドクター や ナース達から、色々と、訊かれる様に成って居たのだ。
勿論、此の時のつくし自身、『ノーコメント』…状態だった事は言うまでも無かったのだ。



そして、実は、司の姉で在る 椿は、『お騒がせ魔』と、云えたのだ。
そんな司の姉で在る 椿は、ナースステーションに顔を出せば、お騒がせ発言を連発して居たのだ。


「此方に、ドクターの牧野先生は、居らっしゃるかしら?
 私は、『道明寺椿』と、言って、『道明寺司』の姉で、将来の牧野先生の義姉に成る予定
 なの。
 私の可愛い妹に会いに来たのよ。」と…。


勿論、此の当時の司とつくしは、知り合ったばかりで、恋人でも無ければ、友達でも無かったのだ。


云わば…。
まだ、何も始まって居らず、寧ろ、つくしは、司の事を嫌がって居る位…だったのだ。


云う成れば…。
此の時の司の姉で在る 椿は、先走ったに過ぎ無かったのだ。
要するに、此の時の司の姉で在る 椿の行動は、気が早過ぎると言っても過言じゃ無い状況だと云えたのだ。


だからだったのだ。
司とつくしの関係に関して、憶測を呼ぶ結果と成る程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の当時の司は、自身の姉で在る 椿の勝手な行動に、実は、怒り爆発…だったのだ。
其れ程、此の当時の司の姉で在る 椿の行動は、遣り過ぎて居たのだった。



そして、其の後の司の姉で在る 椿は、如何しても、つくしに会いたくて、道明寺総合病院に行脚の日々…だったのだ。


だが、何時(いつ)も、タイミングが悪く、手術中だったり、診察中だったり、回診中だったりと、其の後の司の姉で在る 椿は、つくしと会う事が出来なかったのだ。



そんな時だったのだ。
椿の事を良く知って居る道明寺総合病院の師長が、椿の行脚の噂話を聞いた事で、椿の前に現れる事にしたのだった。


だからだったのだ。
道明寺総合病院の師長は、椿を見掛けた事で、椿に声を掛けるのだった。


「椿お嬢様…此方で、何を為さってお出ででしょうか?」と…。


実は、道明寺総合病院の師長は、総合外科の看護主任に伝えて居たのだ。


「椿お嬢様が、総合外科のナースステーションに現れれば、此方に連絡する様に…。」と…。


だからだったのだろう。
椿が、総合外科のナースステーションに現れた事で、総合外科の看護主任は、師長に連絡して居たのだ。


何故なら…。
椿の行動を制止出来るのは、道明寺総合病院の中では、椿の事を良く知る師長以外に居ないと云えたのだ。


だからだったのだろう。
道明寺総合病院の師長が、椿の前に現れたという訳…だったのだ。



其処で、椿は、道明寺総合病院の師長に、訊き始めるのだった。


「あら、師長…ご無沙汰してましたわね。
 何年振りかしら?
 で…ね。
 師長に訊きたかったのよ。
 牧野先生…。
 いいえ、司の婚約者は、今、何方に居るのかしら?」と…。



実は、道明寺総合病院の師長は、あの部長会議に出席して居た一人…だったのだ。


だからだったのだ。
あの会議での司とつくしの出来事だけじゃ無く、司の其の後の行動も、全て、話しを聞いて知って居たのだ。
勿論、道明寺総合病院の師長が話しを聞いて居た相手は、理事長だった事は言うまでも無かったのだが…。


だからこそ…。
此の時の道明寺総合病院の師長は、椿に言えた言葉だったのだ。
勿論、<牧野先生=『司の婚約者』>という椿からのフレーズを、此の時の道明寺総合病院の師長自身、スルーして居た事は言うまでも無かったのだが…。


「牧野先生は、只今、手術中ですよ。
 ですから、後、何時間掛かるか分かりませんし…。
 椿お嬢様が、此方でお待ちに成っても、如何なモノかと思いますよ。」と…。


だが、此の時の椿は、既に、何回も、道明寺総合病院に行脚の日々だったのだ。


だからだったのだろう。
“今日こそは…。”と、云う思いで、此の日の椿は、道明寺総合病院に来て居たのだ。


だからこそ…。
此の日の椿は、待つ事位、苦に思って居なかったのだ。


という訳で、此の時の椿は、道明寺総合病院の師長に言えた言葉だったのだ。


「もう何回も、私は、牧野先生に会う為に、此処(道明寺総合病院)に来てるのよ。
 だから…ね。
 待つ事位、苦に思わないわよ。
 でも、私が待てる場所は有るのかしら?
 師長のお部屋じゃあ、ダメかしら?」と…。


だからだったのだ。
椿からの話しを聞いた此の時の道明寺総合病院の師長も、思って居たのだ。


“椿お嬢様が、此方(道明寺総合病院)で待つと仰るなら、間違い無く、そう為さるでしょ
 う。
 だけど、また、椿お嬢様が、お騒がせする様じゃあ、牧野先生にも、ご迷惑をお掛けする
 事に成るし…。
 椿お嬢様が待つと言うのなら、私の部屋で待って貰った方が良いわね。”と…。


だからだったのだ。
其の後の椿 と 道明寺総合病院の師長は、師長室に向かって居たのだった。



其れから、数時間が経った頃…。
漸く、つくしが執刀医として、担当した手術が終わったのだ。
そして、此の時のつくしは、道明寺総合病院の師長からの伝言通り、師長室に向かって居たという訳…だったのだ。



其処で、つくしは、初めて、司の姉で在る 椿に会ったのだった。


だからこそ…。
此の時のつくしの挨拶は、初めて椿に会う時の挨拶だったのだ。


「お初にお目に掛かります。
 牧野つくしと申します。
 宜しくお願い致します。」と…。


だからだったのだ。
此の時の道明寺総合病院の師長は、思って居たのだった。


“椿お嬢様は、今日、初めて、牧野先生とお会いしたという事かしら…⁉
 牧野先生とは、親しそうなお話し振りだったんだけど…。”と…。


勿論、此の時の道明寺総合病院の師長は、首を傾げて居た事は言うまでも無かったのだ。



そして、つくしから挨拶を受けた椿も、また、つくしと挨拶を交わすのだった。


「つくしちゃん…ね。
 私は、司の姉の道明寺椿と言うの。
 此れからは、私の事を、『お姉様』と呼んで頂戴ね。
 だって、つくしちゃんは、将来の私の妹…何だもの。
 此れからは、宜しくね。
 でも、既に、司が、お世話に成って居るそうね。
 つくしちゃん、司を選んでくれて、有難う!」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、“はぁ~⤵。”と、溜息しか出て来なかったのだ。


だが、此の時の椿は、そんなつくしの溜息には、気が付いて居なかったのだ。


何故なら…。
既に、此の時の椿は、つくしの事を気に入って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の椿は、綺麗な笑顔で、つくしの事を観て居たのだから…。



だからだったのだろう。
此の時の道明寺総合病院の師長は、つくしの事を労う様な気持ちで、つくしの事を思って居たのだった。


“牧野先生は、先程、長時間の手術が終わったばかりで、疲れて居る筈…。
 でも、椿お嬢様は、そんな状況の牧野先生に気が付いて居ない様だわ。
 牧野先生が、溜息を吐いたとしても、致し方無いわね。”と…。


だが、実は、此の時のつくしは、そんな椿の事を呆気に取られて居たのだ。


“副社長のお姉様は、人の話しを、一切、聞こうとし無いみたい。”と…。


そう思って居たつくしだったのだが、椿は、急に、話しし始めたのだった。
勿論、其れは、自身の弟で在る 司の事…だったのだ。


「つくしちゃん…司の事、如何思うかしら?
 司って…ね。
 性格には難が有るんだけど…顔だけは良いでしょ!
 だから…実は、司は、モテるのよ。
 でも、今迄に、司がお付き合いして居た女性は居ないの。
 つくしちゃんが、初めてなの。
 だから…ね。
 司の事を、誤解し無いで遣ってくれるかな?
 司の物心が付いた時には、既に、両親は、NYに在住して居て…ね。
 司を育てたのは、私と道明寺家の使用人頭だったの。
 だから、子供の頃の司は、素直で優しかったのに、親の愛情を受けずに育った司は、中等
 部に入った頃から、一変してしまったのよ。
 乱暴で、傲慢で、如何し様も無い男に成り下がってしまったの。
 でも…ね。
 ここ最近、司と会って気が付いたの。
 つくしちゃんとお付き合いする様に成って、子供の頃の素直で優しかった司の顔付きに、
 戻って居る事を…。
 だから…ね。
 司を見捨て無いで遣って欲しいの。
 此れからも、司の事を宜しくね、つくしちゃん…。」と…。


実は、此の時の椿は、つくしに伝えたい事だけ、一気に、話しして居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、呆然と、唯、そんな椿を観て居たし、つくし自身、相槌さえも打てない状況だったのだ。
否、此の時のつくしは、司の姉で在る 椿に返答の言葉さえ、言えなかったのだ。


何故なら…。
此の時の椿は、つくしに言いたい事だけ言えたら、“其れじゃあ…。”と、言ったまま、席を立ち、帰って行ったのだ。
そんな椿に、呆気に取られて居たつくしが、其処に居た事は、事実だったのだ。


だが、其の時のつくしは、本当は、困って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、ポツリと、呟いて居たのだ。


“副社長のお姉様は、勘違いを為さったまま、帰って行かれた。”と…。


そして、此の時の道明寺総合病院の師長も、また、つくしからのそんな呟きを聞いてしまった事で、困ってしまって居たのだ。


“椿お嬢様は、人の話しを聞かずに帰ってしまったわ。”と…。



そして、其の後、司に寄って、別荘に連れて行かれた時のつくしは、司の顔を観乍ら、思って居たのだった。


“もしかしたら、副社長のお姉様が仰って居たのは、此の事だったのかも知れない。”と…。


そして、其の後のつくしは、結局、司と付き合う事に成ったのだった。



fin

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