tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  14.




総二郎からの提案に寄り、類とあきらは、賛同したのだ。


だからこそ…。
其の後のF3は、それぞれの奥様に、司とつくしの話しを伝えて、集まる事を、F3の奥様方に了承させたのだ。



だが、あきらは、ふと、思って居たのだ。


“先ずは、司を呼び出して、俺等 F3で、集まる事を、司にも、納得させた方が良いんじゃ
 ねぇのか?”と…。


だからだったのだ。
あきらは、類と総二郎にも、此の話しをしたのだった。


という訳で、F3は、司を呼び出し、今回の集まりの件に関して、先ずは、司に伝える事にしたのだった。



実は、総二郎とあきらは、それぞれの奥様で在る 優紀と桜子とは、それぞれ、恋人同士として付き合って居た頃から、良く、集まって、飲んで居たのだ。


何故なら…。
総二郎とあきらが飲む時には、其のそれぞれの奥様で在る 優紀と桜子も、飲み会という名の女子会かの様に、集まって居たから…だったのだ。


だが、F3だけで飲む時は、F3のそれぞれの奥様方は集まって居らず、F3だけで飲んで居たのだ。


何故なら…。
類が、女性嫌いだったからなのだ。



なので、総二郎とあきらにとっての集まりは、毎度の事で在り、左程、不思議な話しでも無かったのだ。


実は、総二郎とあきらにとっては、自分達以外の飲む相手が変わるだけで、常に、総二郎とあきらは、一緒に、飲む事が多かったのだ。
其れは、総二郎とあきらにとって、学生時代から、何ら、変わって居なかったのだが…。



だからだったのだ。
何時(いつ)も、其の場に居ない司と飲む事は、類にとっても、総二郎とあきらにとっても、学生以来の事だったのだ。


だからこそ…。
久し振りの飲み会に、司が応じるのか?
甚だ疑問では在ったのだが、取り敢えず、あきらが、司に声を掛ける事に成ったのだ。


勿論、あきらが言い出しっぺという事も有ったのだが…。
こういう時の役目は、何時(いつ)も、あきらの仕事だったのだ。
なので、あきらが、司に声を掛けたという訳…だったのだ。


「司…。
 久し振りに、F4で飲まねぇか?
 大学以来だろ。
 F4の飲み会…。」と…。



そうなのだ。
司は、大学を卒業する迄は、英徳学園に在籍して居たのだ。
なので、司は、F4として、F3とつるんで居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
あきらは、其の当時の事を引き合いに、司を連れ出すつもりで居たのだ。



だが、此の時の司は、そんな気に成れずに居たのだ。


何故なら…。
つくしと上手く行って居るのか? or 居ないのか?
司でも分からない程、つくしと一緒に居る時間が、圧倒的に少ないのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、例え、F4の飲み会に誘われたとしても、乗り気に成れなかったのだ。



だが、そんな事は、百も承知のあきらにとって、司に言えた言葉だったのだ。


「司の彼女の女医は、何時(いつ)が、夜勤…何だ?
 其の日に、会おうぜ‼
 なぁ~、司…。」と…。


なので、此の時の司は、渋々、あきらからの誘いの言葉に、乗る事にしたのだった。
勿論、此の時の司は、“はぁ~。”と、溜息付きだった事は言うまでも無かったのだが…。



そして、F4の飲み会の当日…。
英徳大学時代に、F4で、良く、集まって飲んで居た東京メープルのラウンジのVIPルームに、F4で集まったのだった。


其処で、あきらが、例の話しを、司に切り出したのだった。


「なぁ~、司…。
 此の際だから…よ。
 類と俺にも、お前の彼女の女医に会わせろや。」と…。


其処で、渋い顔付きに成ったのは、当然では有ったのだが、司…だったのだ。


だからだったのだ。
あきらは、慌てるかの様に、話しを続けたのだった。


「総二郎と優紀ちゃん…。
 優紀ちゃんと言うのは、総二郎の嫁さん…な。
 確か、総二郎は、司の彼女の女医と、面識が有んだよな。
 其れに、優紀ちゃんは、司の彼女の女医の幼馴染で親友だろ。
 だから…な。
 今後、もし、司が、其の女医と結婚と成れば…。
 例え、俺達で在ったとしても、結婚式の日が、“初めまして…。”と、いう訳にはいかねぇ
 だろ?
 だから…よ。
 今の内に、仲良く成って置くのも、大切じゃねぇかと思った訳だ。
 其れに…よ。
 総二郎と俺のそれぞれの嫁さんが、司と会ったと云えば…。
 結婚式の時の一回切りだろ?
 だから…な。
 今の内に、それぞれ、自己紹介をして置こうぜ‼」と…。



だが、此の時の司は、つくしを連れて来る事に、良い気はして居なかったのだ。


何故なら…。
此の時の司は、考えて居たのだ。


“其れこそ、そんな時間が有んのなら、つくしと二人っ切りで、過ごしてぇ‼”と…。


だからこそ…。
此の時の司は、消極的だったのだ。


其れに、此の時の司にとっては、“別に、お前等の嫁さんと仲良く成らなくて良い。”と、さえ、思って居た位…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、F3に言えた言葉だったのだ。


「あのなぁ~。
 俺は、お前等と会う時間が有んのなら、つくしと二人っ切りで、過ごしてぇんだよ。
 しかも、つくしと二人っ切りに成れるチャンスだというのに…よ。
 お前等と会う必要性が、何処に有んだよ?
 仲間意識を持つ事は、そんなに、重要な事か?
 俺は、別に、お前等の嫁さんと、仲良くする気はねぇよ。
 俺は、つくしさえ、傍に居れば良いんだよ。」と…。



だからだったのだ。
此の時の司は、其処迄言い切ると、此れで、話しはお終いと言いた気に、此の場を後にし様として居たのだ。
其処で、司に声を掛けたのが、類…だったのだ。


「ねぇ、司は…さ。
 お前の彼女に対して、自信が無いんじゃ無いの?
 お前じゃ無くて、俺等 F3の中の誰かに、お前の彼女を取られるのが、怖いんじゃ無い
 の?
 だから…さ。
 俺にも、あきらにも、会わせたく無いんでしょ⁉
 だったら、大丈夫じゃ無い?
 俺等 F3は、全員、司と違って、妻帯者だし…。
 愛妻家だもんね。」と…。



実は、類の此の話しに、此の時の司は、怒りを感じて居たのだ。


何故なら…。
実は、“あいつは、俺以外ぇに、心を奪われる事はねぇんだよ。”と、此の時の司は、類に、言いたかったのだ。


だが、此の時の司は、類の言う通り、はっきりと、そう断言出来る程、自信が無かったのだ。


何故なら…。
司がつくしの事を思って居る愛情に比べて、10分の1位しか、愛情が無いと、つくしから、言われた様なモノだったのだ。


其れに、つくしは、時間を見付けては、仮眠をしたがる程、司との時間を削って居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、自信を持って言える程では無かったという訳…だったのだ。


云う成れば…。
此の時の司は、自身へのつくしからの愛情に、不安を感じて居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
類に対して、敵対心剥き出しの割りには、はっきりと、類に返答出来ずに居たのだ。



だからこそ…。
類は、更に、司を、挑発するのだった。


「司は、俺に反論出来無い様だね。
 そう言った俺に対して、今の司の顔付きは、敵対心丸出しなのに…ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、漸く、類からの挑発に応える形で、返答するのだった。


「類、うっせぇぞ‼
 俺だって…な。
 あいつの俺への想いを、疑ってる訳じゃねぇ。
 けど…な。
 “(司のつくしへの愛情の)10分の1位しか無い(ねぇ)かも…。”と、言われて視ろよ。
 疑いたく無くても、不安に成るっつーの‼」と…。



だからだったのだ。
司からの行き成りの告白に、一瞬、F3は、驚愕顔に成ったのだが…。
大声を上げて、笑い始めたのだ。
其れは、まるで、涙を流し乍ら、転げ廻るんじゃ無いかと思う程に…。



其処で、此の時の司は、F3を睨み始めたのだ。


そして、そんな不機嫌な司の様子に気が付いたF3は、一旦、笑って居た状況から大人しく成って居たのだ。
だが、類だけは、依然として、クスクスと笑い始めて居たのだが…。



そして、司は、類からの挑発を受ける形で、等々、言ってしまったのだ。


「あいつを、連れて来たら、良いんだろ?」と…。



だからだったのだ。
F3は、三人が三人共、ニヤッと、笑ったかの様に、口角を上げて居たのだ。
そして、嫌味な様に、F3は、司に返答して居たのだ。


「初めから、そう言えば良いのに…。」
「司は、素直じゃねぇよな。」
「という訳で、仲間として、集まる事に決定な。」と…。



そして、司は、つくしを連れて来る事に了承してしまった事で、“如何言って、つくしに話しを切り出そうか?”と、実は、悩んで居たのだ。


だが、実は、“如何、つくしに話しを切り出そうか?”と、悩んで居た司よりも早く、つくしは集まりの件を、優紀から、話しを聞いて知って居たのだ。
勿論、裏では、あきら➡桜子へ、優紀を動かして居た事は言うまでも無かったのだが…。



なので、其の事を知って居るつくしは、司から集まりの件に関して、話しされた時には、反対に、司に伝えて居たのだった。


「実は…な。
 俺等の仲間で、会う事に成ったんだけど…よ。
 あいつ等に、お前も、“連れて来い‼”と、言われてんだわ。
 俺と一緒に、行ってくれるか?」


「ああ、其の話し…ね。
 実は、優紀から、既に、話しを聞いて知って居たの。
 久し振りに、優紀と会えるし…。
 私も、行って視ようかな。」と…。


という訳で、すんなり、話しが決まってしまったのだ。
司が、驚愕する程に…。



そして、其の後の集まりの日、其の場では、或る事が、次々と、発覚するのだった。

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