tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  23.




【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  22.』のエピローグ
 <道明寺総合病院での司とつくしの噂話>】


実は、つくしは、道明寺総合病院内で繰り広げられた司とつくしの言い合いの件に関して、道明寺総合病院のスタッフ達から、色々、聞かれたり、お祝いの言葉を言われたりして居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、既に、言い訳が出来無い状況に置かれて居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、司との言い合いの件を後悔して居たという訳…だったのだ。



そして、其の後の或る日の事だったのだ。
ナースステーションで、患者のカルテを確認して居たつくしの下に、総合外科の或るナースから、つくしは、聞かれて居たのだ。


「牧野先生…私、見てしまったんですけど…。
 牧野先生は、道明寺副社長と、何時(いつ)からお付き合いしてらっしゃるですか?」と…。


「………」


だからだったのだ。
此の時のつくしは、答えずに居たのだ。



其処に、つくしに訊いて来た其の総合外科の或るナースは、質問を変えるかの如く、更に、つくしに聞いて来たのだった。


「道明寺副社長と牧野先生って…婚約者同士…何ですよね?
 道明寺副社長が、そんな風に、師長に仰って居たと思うんですが…。」と…。


だからだったのだ。
此の話しの件の収拾を図る為に、此の時のつくしはカルテを観乍らも、其の総合外科の或るナースの顔を観る事無く、訊き始めるのだった。


「私のプライベートの事なのに、そんなに気に成るのかしら?」と…。


だからだったのだ。
其の総合外科の或るナースは、自身の目を輝かせ乍ら、つくしに返答するのだった。


「そりゃあ、そうですよ。
 何てったって、牧野先生のお相手で在る 道明寺司さんという方は、元 あの英徳学園の
 F4ですよ。
 そして、更には、其のF4の最後の独身者…。
 其れに、道明寺司さんという方は、道明寺財閥の御曹司で、道明寺HDの後継者…。
 そして、今や、道明寺HDの副社長…。
 其れに、道明寺副社長は、此の道明寺総合病院のオーナーでも在るんですよ。
 将来的に、牧野先生が道明寺副社長とご結婚されれば、牧野先生は、此の道明寺総合病院
 の院長に成られるんですよね?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身に、そう訊いて来た其の総合外科の或るナースに対して、溜息だけじゃ無く、眩暈を起こしそうに成る程、呆気に取られて居たのだ。
実際にも、此の時のつくしは、少し、ふら付き、自身の片手を、自身の額に置く程…だったのだ。


だが、此の時のつくしは、自身に、そう訊いて来た其の総合外科の或るナースに伝えて置くのだった。


「『英徳学園のF4』って、世間では、そんなに有名なの?
 私には、意味が分からないわ。」と…。


だからだったのだ。
つくしに訊いて来た其の総合外科の或るナースは、不思議そうな顔付きに成り、つくしに、訊くのだった。


「えっ??
 まさか…⁉
 牧野先生は、『英徳学園のF4』の存在を、ご存知じゃ無かったんですか?
 私は、てっきり、牧野先生は、道明寺司さんという方が、如何言う方なのかご存知の上
 で、道明寺司さんに近付かれたのだと、思って居ました。
 だって、此の世の中で、あの道明寺司さんという方が、元 英徳学園のF4のメンバーで、
 リーダーだったと言う事を、ご存知無い方が居るだ何て、信じられませんもの。
 牧野先生とは、世代の違う私ですら、道明寺副社長の事を知って居るのに…。」と…。



実は、そうつくしに訊いて来た其の総合外科の或るナースというのは、20代…だったのだ。


だからこそ…。
例え、「牧野先生とは、世代の違う私ですら、道明寺副社長の事を知って居るのに…。」と、言われたとしても、怒るに怒れないのが、今のつくしの実情…だったのだ。


だが、此の時のつくしは、遣る瀬無い気持ちに成って居た事は、事実…だったのだ。


という寄りも、此のナースは、まだ、若いナース故、此の時のつくしは、言いたい事も言わず、取り敢えず、此の場を収め様として居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、此の若いナースに言えた言葉…だったのだ。


「取り敢えず、私は、元々、『道明寺司』狙いでも無ければ…。
 元々、『道明寺司』という人物が、如何言う人物だったのか?
 全く、知らなかったの。
 だから、変な事は、言わないでくれるかな?
 という寄りも、変な噂話を流さないでくれるかな?
 お願いね。
 其れ寄りも、今から、回診に行くわよ。
 早く、準備してくれるかな?」と…。


そして、其の後のつくしは、其の件に関しては、一切、口を開こうとせず、患者の下に回診に向かうのだった。



そして、其の日と同じ日の遅い昼休憩の時の事だったのだ。
此の日のつくしは、道明寺総合病院内に在る スタッフ専用食堂にて、昼食を摂って居たのだった。


其処に、或る科の先輩部長ドクターが、つくしの下に、現れたのだ。
そして、此の時のつくしは、或る科の先輩部長ドクターから、お祝いの挨拶をされて居たのだ。


「牧野先生…聞きましたよ。
 道明寺副社長と、ご婚約が成立したそうですね。
 此の度は、おめでとう御座います。
 挙式は、何時(いつ)に執り行う予定ですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、誤魔化す事に必死だったのだ。


言う成れば…。
“此の場を如何切り抜こうか?”と、其の事だけに、集中して居たのだ。


だが、此の或る科の先輩部長ドクターには言い訳等出来る状況に無く、取り繕う様な言葉で、切り抜ける事にしたつくしだったのだ。


「何も決まって折りません。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の或る科の先輩部長ドクターは、“仕方無いのだろう。”と、思った事で、つくしに、返答の言葉を伝えるのだった。


「其れは、仕方無いでしょうね。
 道明寺副社長にしても、牧野先生にしても、お忙しい方同士なので…。
 色々、大変な時期でしょうが、身体を壊さずに、頑張って下さいよ。
 牧野先生は、総合外科にとって、無くては成らない方ですから…ね。」と…。


だからだったのかも知れない。
本来なら、言い訳を言いたいつくしだったのだが…。
更に、言える状況に無く、お礼の言葉を、此の或る科の先輩部長ドクターに伝えて居たのだった。


「有難う御座います。」と…。



だが、其の結果…。
更なる憶測が、道明寺総合病院内で噂話と成って、溢れる事と成るのだった。


実は、つくし自身、此の或る科の先輩部長ドクターから、“自身の身体の事を気遣って貰った。”と、思った事で、「有難う御座います。」と、取り敢えず、此の或る科の先輩部長ドクターにお礼の言葉を伝えて居たのだ。


だが、実は、此の或る科の先輩部長ドクターは、つくしの気持ち通りには取って居なかったのだ。


だからこそ…。
其の事を知った時のつくしは、更に、後悔するしか無かったのだった。


という寄りも、“つくしの鈍感も、此処迄来ると、致命傷に成るのかも知れねぇ。”と、司が思う程…だったのだ。



だが、唯一人、ほくそ笑んで居る者が居たのだ。
其れは、勿論の『道明寺司』…其の人だったのだ。


何故なら…。
其の後の部長会議に出席した際に、司とつくしは、各科の部長ドクター達から、それぞれ、お祝いの言葉を言われて居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
其の後の司は、道明寺総合病院内に在る スタッフ専用食堂での或る科の先輩部長ドクター とつくしとの会話の件をつくしから聞いた事で、ほくそ笑んで居たという訳…だったのだ。



という訳で、道明寺総合病院内での司とつくしの二人の噂話の件は、『噂話』と云う寄りも、決定事項かの様に、『婚約=結婚』と、話しが広がって居たのだった。
其れは、まるで、公然の事実かの様に…。


だからこそ…。
此の時のつくしは、三度、後悔するしか無い状況に成って居たという訳…だったのだ。



<此の二次小説『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  23.』は、切りが良い為
 に、短めにて終了して折ります事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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