tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  32.




司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫妻 と つくし本人と、それぞれ、会った後…直ぐ様、司に連絡を取り、日本支社での自身の自室に、司を呼び出したのだ。


そして、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫妻 と つくし本人と、それぞれ、会った事を、自身の息子で在る 司に伝えたのだ。


「私(わたくし)は、つくしさんの御両親とつくしさん本人と会って来ました。」と…。


其処で、そんな話しを、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いた司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓を睨み付け乍ら、怒り始めたのだ。
そして、此の時の司は、実は、一言、物申さなければ成らない程、怒って居たのだった。


「俺に何の報告もせずに、何、勝手な事を遣ってんだよ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に、“其れは、貴方のせいでしょ!”と、でも、言いた気な顔付きに成り乍らも、呆れるかの様に、其れでも、自身の息子で在る 司を退治する様に、言って除けるのだった。


「其れは、貴方が、何時(いつ)迄経っても、コトを先に進ませないからでしょ!
 貴方という男は、ご自身の好きな女性に対して、何も言えない様な男に成り下がったので
 すか?
 此のままでは、何も、コトが進まない。
 ですから、不甲斐無い貴方の母親で在る 此の私(わたくし)が、貴方に変わって、動い
 た迄ですが…。
 何か、文句でも有るのですか?」と…。



だからだったのだ。
其れ以上の言葉が出て来ない此の時の司は、其れ以上の文句を言う事も無く、先の話しを進ませる為に、勝手に、話しの内容を切り替えたのだ。


「で、つくしの親父さんとお袋さんとつくし本人は、何て、言ってんだ?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな風に、自身に訊いて来た自身の息子で在る 司に対して、更に、呆れるかの様に、言って除けるのだった。


「貴方という人は…
 其れでは、“自分自身で訊けないから、母親を利用した。”と、つくしさんから疑われても
 仕方無いでしょうね。」と…。


だが、どんどん、言葉少な(ずくな)に成って行く自身の息子で在る 司を観て居て、“此れ以上、司を弄るのは止めましょう。”と、思った事で、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫妻 と つくし本人と、それぞれ、会った時の事を話しし始めたのだった。


「最初、つくしさんのお父様は、何か勘違いを起こしてらっしゃった様だけど…。
 つくしさんの御両親は、私(わたくし)のお話しに納得下さったわ。
 そして、つくしさんも、司が婚約発表の席に就く事に、了承してくれたわ。
 但し、司が婚約発表の席に就く際は、つくしさんの情報には、一切、触れない事…。
 ノーコメントを貫いて頂戴‼
 此の事は、つくしさんとの約束なのよ。
 良いわね、司…?
 宜しくお願いね。」と…。


勿論、此の時の司は、其の件に関して、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に了承するのだった。


だが、此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対して、素直さが無い様な返事を返して居たのだった。


「分かってる。」と…。



そして、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からそんな話しを聞いた其の後の司は、心の中で、思って居たのだ。


“ババアは、如何遣って、あの頑固女の心を、軟化させたんだ?
 あの頑固女は、俺には、一切、了承し無かったのに…よ。
 いい加減にしろよ、あの女‼”と、そんなつくしに対して、怒って居るかの様に…。


何故なら…。
此れ迄のつくしは、司の思い通りに成った事が無いのだ。


どんなに、司が、つくしを宥め様としても、何時(いつ)も、巧みな言葉で、交わされ続けて来たのだ。
其れが、自身の母親には、了承したと言うのだ。


だからだったのだろう。
此の事に、司が怒らない筈等無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、更に、思って居たのだ。


“つくし…覚えて置けよ‼
 後で、突っ込んで遣るから…な。”と…。


という訳で、其の後の司は、勿論、此の件に関して、つくしを突っ込んで居たのだった。



だからだったのだろう。
つくしは、司に、突っ込まれた際、此れ迄の母親との経緯(いきさつ)に関して、話しする気に成って居たのだ。


何故なら…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から話しを聞いた後のつくしは、考えて居たから…だったのだ。


“今後、司が婚約発表の席に就くという事は、何れにしても、司は、パパとママと会う事に
 成る。
 だったら、此れ迄のママとの経緯(いきさつ)を、司に話しして置いた方が良いだろ
 う。”と…。


なので、つくしの母親で在る 牧野千恵子が、此れ迄、自身の娘で在る つくしに対して、“何を望んで来たのか?”と、いう話しを、司に話しして聞かせて居たのだ。


だからこそ…。
つくしは、其の上で、司との『結婚』に対して、拒んで来たし、躊躇もして来た事を、司に話しして聞かせて居たのだ。



其れに、つくしの知らない所で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、自身の両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子と会って居た事を知ったのだ。


なので、司と自分自身の事を知ったで在ろう 自身の母親で在る 牧野千恵子に、此れ迄の様に、隠す必要が無く成ったのだ。


何故なら…。
其れは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、司と自分自身の結婚の件に関して、了承したという事に成るから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、司と自分自身の付き合いに関して、自身の母親で在る 牧野千恵子に、隠す必要が無く成ったという訳…だったのだ。


なので、此の時のつくしは、全てを、司に話しする気に成ったのだろう。


というのか?
つくしの母親で在る 牧野千恵子が、逆に、つくしに、其の件に関して、突っ込んで来るだろう事は、つくしには、分かり切って居たのだ。


なので、逆に、此の時のつくしは、事前に、全てを、司に話し出来たのかも知れない。



という訳で、つくしが、自身の母親で在る 牧野千恵子から、呼び出しを受けて居る事を知った司は、つくしに、宣言するのだった。


「そん時は、俺も、お前の実家に、一緒に行く。
 行って、ちゃんと、挨拶する。
 何れ、何時(いつ)かは、お前の父ちゃんと母ちゃんに、会わねぇといけねぇだろ?
 だったら、俺も、一緒に、連れてけよ‼」と…。


そう成る事を、既に、承知して居たつくしだったので、司からの申し出にも、素直に、了承するのだった。


「分かった。
 気遣ってくれて有難う…ね。」と…。


そして、遅くとも、其れから数日後迄には、司は、つくしと一緒に、牧野家で在る つくしの実家に挨拶に向かう事に決めて居たのだった。



だが、其処は、既に、マスコミが押し寄せて居たのだ。
其の事が分かったのは、実は、SPからの報告だったのだ。


誰が、リークしたのか?
【道明寺司氏の婚約者で在る 牧野つくしという女性は、如何言う人物なのか?】と言う事迄、既に、調べられて居たのだ。


だからだったのだろう。
つくしが、道明寺総合病院の総合外科ドクターで在るという事迄、実は、マスコミ関係者に、漏れて居たのだ。


だからだったのだ。
司は、取り敢えず、東京メープルの道明寺家のファミリースペースに、牧野家の部屋を設け、一時、牧野家を避難させて居たのだ。


勿論、其の間、つくしの父親で在る 牧野晴夫 と つくしの弟で在る 進は、会社を休む羽目に成って居たのだ。
そして、必然的に、つくしの母親で在る 牧野千恵子も、また、パートを休む事にしたのだった。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの父親で在る 牧野晴夫 と つくしの弟で在る 進は、“此れから、如何成るのだろうか?”と、不安な気持ちのままで、時を過ごして居たのだが…。
つくしの母親で在る 牧野千恵子は、何処か、楽しそう…だったのだ。
小躍りする位に…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの父親で在る 牧野晴夫 と つくしの弟で在る 進は、傍で、そんなつくしの母親で在る 牧野千恵子を観て居て、呆れて居たのだ。


何故なら…。
東京メープルから外出する為に、何処へ行くにも、SPが就いて来るし、リムジンに乗車し無ければ成らないのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしの父親で在る 牧野晴夫 と つくしの弟で在る 進は、慣れない事の連続で、頭も、気持ちも、身体も、疲弊し掛けて居たのだ。
唯、つくしの母親で在る 牧野千恵子だけは、全てを受け入れ、楽しんで居たのだが…。



そして、其の後、『X’mas』シーズンが到来した頃…。
司が婚約発表記者会見の席に就いたのだ。
其の時の司の顔付きは、冷たい目付きをした冷たいオーラを纏った顔付きをして居たのだ。


そして、司は、何時(いつ)も寄りも、更に、低い重低音の様な声質で、此れ迄のつくしとの経緯(けいい)を、マスコミ関係者に説明する様で、マスコミ関係者を一喝して居たのだ。


「皆さんも、既に、ご存知かと思いますが、私は、一般女性の方と、婚約致しました。
 報道されて居る様な事は、全く無く、最初に、私の方から、彼女に惚れて、彼女に告白し
 ました。
 彼女は、私の初恋の女性(ひと)で在り、私の一目惚れでした。
 実は、其の当時の私は、彼女から、一切、相手にされて居ませんでした。
 ですので、報道に在る様に、私が、彼女からアプローチされた訳では無く、私の方から、
 彼女に惚れました。
 其処は、間違わない様に願います。
 また、マスコミ関係者の間違った報道のせいで、私の大切な婚約者の家族が迷惑して居ま
 す。
 今後、一切、此の件に関して、記者会見を行う事は有りません。
 其れは、私の大切な婚約者の家族に、迷惑が掛かるからです。
 ですので、此れ以上は、ノーコメントでお願いしたい。」と、きっぱりと…。


そして、其の後、其の場から離れる為に席を立った司に、マスコミ関係者は、其れでも、引き下がらずに、司に、質問するのだった。


だからだったのだ。
此の時の司の目付きは、冷たい冷めた様な目付き…だったのだ。
そして、そんな目付きのまま、司は、マスコミ関係者を一蹴して、睨み付けたのだ。


そして、司は、マスコミ関係者に、一言、発したのだ。


「こう成ったのは、全て、お前等のせいだろ‼」と…。



だからだったのだ。
其の後のマスコミ関係者は、此の件に関して、報道する事も、記事にする事も、雑誌に掲載する事も無かったのだ。
雑誌にて、画像を掲載したカメラマンにとっては、物申したい状況では在った事は、事実だったのだが…。

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