tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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義兄弟【あきら&つくし兄妹】…<つかつく>  番外編




1月31日…司君のBirthday



【『兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  30.』の其の後
 <司とつくしとの結婚式の前、『義兄弟』と成った司とあきらとの会話>】


<F4&滋が26歳…。
 つくし&優紀が25歳…。
 桜子が24歳に、それぞれが成った年の事…だったのだ。>


司とつくしは、日本に帰国した事を機に、両家の合意の下…其の年に、結婚式を執り行う事と成ったのだ。


実は、其の一年前の司のBirthdayで在る 1月31日に、司が25歳に成った事を機に、つくしとの婚約発表を、既に、執り行って居たのだ。


という訳で、司とつくしは、司のBirthdayで在る 1月31日に結婚式を執り行う事と成ったのだった。
そして、結婚式を執り行う場所は、『東京メープル』…だったのだ。



実は、此の日の司は、緊張して居たのだ。
此れ迄、どんな状況下でも、一切、緊張した事の無い男(司)が…だったのだ。


そんな風に、緊張して居る司の前に、あきらが現れたのだ。
支度を終え、まだ、新郎控室に居る司の前に…だったのだ。


其処で、そんな風に、緊張して居る司を観たあきらは、驚愕して居たのだ。


何故なら…。
此れ迄、あきらは、そんな風に、緊張して居る司を観た事が無かったから…だったのだ。



だからだったのだろう。
あきらがノックをして、「入れ‼」と、言う司の声と共に、ドアを開けたあきらは、真っ先に、そんな司の顔付きを観て、“プッ”と、思わず、吹いてしまったのだ。


何故なら…。
司の顔は、緊張で、強張り、膠着して居たから…だったのだ。
なので、ドアを開けた時のあきらは、“プッ”と、思わず、吹いてしまったのかも知れない。



だからだったのだ。
あきらが入って来た事に気が付き、そんなあきらを観た司は、不貞腐れ始めたのだ。


「何だよ、あきら…⁉
 何、笑ってんだよ‼
 今、笑ってたよな?」と…。


だからだったのだ。
今日、此の日から、『義兄弟』と成る司を諭すかの如く、あきらは、司に言って除けるのだった。


「否…な。
 “司でも、緊張する事が有んだなぁ~。”と、思って…よ。
 けど…な。
 俺は、嬉しいわ。
 そんな人間味の在る 司を観る事が出来て…よ。」と…。


だからだったのだろう。
司は、あきらから、そんな風に、言われた事で、不安に成り、訊くのだった。


「何か、変か?」と…。


だが、あきらは、更に、司に言って除けるのだった。


「否…変じゃねぇよ。
 そんな司の方が良いと、俺は思うぞ。」と…。


だからだったのかも知れない。
今は、緊張して居て、余裕の無い司は、唯、一言だけ、あきらに返答するのだった。


「なら、良かった。」と…。



其処で、あきらは、話題を変えるかの如く、司に話しし始めるのだった。


「今日から、司と俺は、『義兄弟』に成るんだよな。
 こう成る事は、最初から分かって居た筈だが…。
 其れでも、何か、不思議でしょうがねぇわ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そう言って来たあきらの顔を、“意味が分かんねぇ‼”と、言いた気に、唯、ジーっと、見乍らも、あきらに言って除けるのだった。


「例え、俺とあきらが、『義兄弟』に成るにしても、今迄と、何ら、変わんねぇだろ?
 元々、幼馴染で親友…何だしよ。」と…。


だが、其れでも、あきらは、更に、司に話しし始めるのだった。


「ああ、そうだな。
 でも、戸籍上は、俺が(義)兄貴で、司は(義)弟に間違いねぇだろ⁉
 で、俺は思い出した訳だ。
 総二郎と俺は、良く、“お兄さんは嬉しい。”とか、言って、司を揶揄って来たよな。
 で、其の度に、“俺には、兄貴は居ねぇ‼”って、司も、総二郎と俺に言い返して来ただろ?
 けど…な。
 等々、司と俺は、“本物の『義兄弟』に成るんだな。”と、思った訳よ。」と…。



実は、其処で、あきらは、素早く、話題を変えたのだ。


何故なら…。
「はぁ~??」と、でも、言いた気に、司の顔付きが変わって見えたから…だったのだ。


流石、あきらは、元 司の『猛獣遣い』と云った処だろうか?
もしくは、流石、あきらは、現 司の『猛獣遣い』で在る つくしの『兄』と云った処だろうか?


兎に角、あきらは、一拍措いてから、話題を変える為に、司に言って除けるのだった。


「で、司は、つくしのウエディングドレス姿を、もう、見たのか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、不貞腐れた様な顔付きに成り、あきらに言って除けるのだった。


「まだだよ。
 姉貴が…よ。
 “絶対に、挙式前に、つくしちゃんのウエディングドレス姿を観ちゃあ、ダメだから…
 ね。”って、言って来たから…よ。
 まだ、見てねぇんだわ。
 で、あきらは、見たのかよ?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、自身の心の中で思って居たのだ。
あきらの口から司に言えば、此の時のあきらは、司が逆上する事が分かって居たから…だったのだが…。


だからこそ…。
此の時のあきらは、自身の心の中で思って居たという訳…だったのだ。


“で、司は、椿姉ちゃんに、そう言われたから…と、言って、真面目に、つくしの所にも行
 かねぇで、椿姉ちゃんの言う事を聞いてんのかよ。
 流石、司は、『シスコン』だよな。”と、自身の事は、棚に上げて…。



其処で、あきらは、シラっと、司を弄り始めたのだ。


「じゃあ、司の代わりに、俺が見て来て遣ろうか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、あきらからのそんな言葉に、切れてしまい、言って除けるのだった。


「何で、あきらが、俺より先に、つくしのウエディングドレス姿を観に行くんだよ⁉」と…。


其処で、あきらからして視れば、“当然だよな⁉”と、言いた気に、司に言い返すのだった。


「司は、ちょいちょい、忘れてる様だけど…よ。
 俺は、正真正銘、つくしの兄貴だっつーの‼
 しかも、俺は、つくしの兄貴で在り、家族だっつーの‼
 兄貴が、新郎よりも先に、妹のウエディングドレス姿を観て、何が悪ぃんだよ⁉」と…。


だからだったのだ。
“分が悪ぃ。”と、感じた司は、其れ以上、あきらに言い訳出来る言葉を失って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司から発せられた言葉は、微妙な言い方だったのだ。


「まぁ~、そうだよな。
 あきらは、つくしの家族…何だよな。
 じゃあ、俺より先に見ても、仕方ねぇよな。」と、自分自身に言い聞かせるかの様に…。


だが、此の時の司は、一拍措いてから、更に、あきらに、伝えるのだった。


「で、類と総二郎は、まだ、来てねぇんだろ?
 だったら…よ。
 “類と総二郎は、俺より先に、つくしに会うな‼”と、言って置いてくれ‼」と…。


だからだったのだ。
あきらは、司に、言って除けるのだった。


「ああ、分かった。」と…。


其れでも、此の時のあきらは、やっぱり、自身の心の中で思って居たのだった。


“出たっ‼
 司は、やっぱ、何時(いつ)迄経っても、嫉妬深ぇ男だよな‼
 俺にとっちゃあ、妹の事だけど…よ。
 何時(いつ)迄も、つくしは、そんな司に苦労するんだろうな。”と…。


其れはまるで、自身の妹で在る つくしの将来の事を心配するかの様に…だったのだ。



そして、あきらは、頃合いを見て、司に声を掛けるのだった。


「じゃあ、俺は、今から、のつくしの所に行って来るわ。
 そろそろ、つくしの支度も終わってる頃だろうし…よ。」と…。


実は、此の時のあきらは、態と、『』を強調して、司に言って居たのだ。
其れはまるで、焼きもち焼の司を弄るかの様に…。



だからだったのだろう。
其の事を理解して居る司は、あきらに返答するのだった。


「ああ、分かった。
 つくしに、“後で…な。”と、伝えて置いてくれ‼」と…。



其れはまるで、司は、“今、つくしに会えない事が寂しい。”と、言って居るかの様に、此の時のあきらには取れる程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、仕方無くと言っても良い程に、呆れた様な顔付きに成り、其れでも、司に返答するのだった。


「ああ、伝えて置いて遣るよ。
 だから…よ。
 もう暫くの間、此処(新郎控室)で、大人しく、待っとけよ‼」と…。



そして、此の時のあきらは、「ああ。」と、返答して来た司からの言葉を聞いた後…。
新郎控室を出て、つくしの居る新婦控室に向かって居たのだ。


で、此の時のあきらは、類と総二郎にLINEメッセージを入れる事を忘れて居なかったのだ。


『司からの伝言…。
 「類と総二郎は、俺より先に、つくしに会うな‼」だって…よ。
 椿姉ちゃんから言われて、司は、挙式迄、つくしと会えないらしいわ。
 だから…よ。
 司よりも、先に、つくしに会ったら、司からの逆襲に遭うぞ‼』と…。


だが、此の時の類と総二郎が、あきらからのLINEメッセージ通りに受け入れたのかは、此の時のあきらには分かって居なかったのだが…。



fin



<此の二次小説『義兄弟【あきら&つくし兄妹】…<つかつく>  番外編』の中に出て来
 る『新婦控室』についての注意書き…。
 本来、『新婦控室』の中には、幼児の男のお子様以外、男性は入れない所も多いのです
 が…(または、新郎新婦同室という所も有ります。)。
 『東京メープル』の親会社は、『道明寺HD』と言う事で、新郎新婦、それぞれの控え室
 は、広々とした『控室』と成って居り、新婦の控え室には、別に、(新婦の)お支度部屋
 (ブライズルーム)が完備されて居るVIP専用『控室』と認識して、ご覧頂けると有難い
 です。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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