tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹の会話【あきら&つくし兄妹】…<つかつく>  番外編




【美作兄妹で在る あきら&つくし…。
 ここ最近は、兄妹二人だけで話す機会自体、めっきり、減って居たのだ。


 だからだったのかも知れない。
 兄妹二人だけで話しし始めた時のあきらとつくしは、何だか、照れが入って居たのだっ
 た。】



あきらは、司の控え室と成って居る『新郎控室』を出て、自身の妹で在る つくしの控え室と成って居る『新婦控室』に向かって居たのだ。



元々、F4の中でも、常識人で在り、しかも、一般常識も有り、世間で言う所の一般的なビジネスマナーも兼ね備えて居るあきらは、例え、自身の妹だろうが、身内だろうが、常識的な対応(作法)をする事が出来るのだ。


なので、『新婦控室』の前に到着した時のあきらは、『新婦控室』のドアをノックして、自身の妹で在る つくしに声を掛けて、つくしに確認するのだった。


「つくし…。
 支度は出来たのか?
 入って良いか?」と…。


だからだったのだ。
つくしも、気安く、自身の兄で在る あきらに返答するのだった。


「お兄ちゃまでしょ!
 うん、良いよ!」と…。


なので、此の時のあきらは、自身の妹で在る つくしの声に誘導されるかの如く、『新婦控室』の中に入ったのだった。



其処で、あきらは、自身の妹で在る つくしに声を掛けるのだった。
此の時のあきらは、最初、久々に会った自身の妹で在る つくしに対して、照れも入って居たのか?
あきらにしては、珍しく、自身の妹で在る つくしに対して、失礼な物言い…だったのだ。


「『馬子にも衣裳』とは、此の事だな!」と…。


だからだったのだ。
そんな風に、自身の兄で在る あきらから言われた此の時のつくしは、膨れっ面の顔と成り、自身の兄で在る あきらに、言って除けるのだった。


「はぁ~??
 其れって、如何いう意味よ⁉
 失礼しちゃうわね、お兄ちゃま…。」と、プイっと、顔を背け乍ら…。



だからだったのだ。
其処で、あきらは、話題を変えたのだ。


何故なら…。
此の時のあきらは、そんな膨れっ面の顔と成った機嫌の悪い顔のままのつくしでは、此の後の挙式に差し支えると認識したから…だったのだ。


「で、親父とお袋と双子達は、もう、此処(新婦控室)に、顔出ししたのか?」と…。


云わば…。
あきら自身、自身の妹で在る つくしの性質を知って居るからこその作戦だと云えたのだ。
流石は、気配りのあきらで在る。


なので、先程迄の機嫌の悪さは、何処へやらのつくしは、自身の兄で在る あきらに返答するのだった。


「うん、さっき、来てくれた所…。
 パパとママは、お義父様とお義母様と、“打ち合わせが有る。”とか、言って、行っちゃっ
 たのよね。
 でも、お兄ちゃまは、遅かったね?
 何処に行ってたの?
 此処(東京メープル)に、知り合いが居たとか…?」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、“はぁ~??”と、言う様な顔付きに成り乍らも、自身の妹で在る つくしに返答するのだった。


「違ぇよ。
 先に、司の所に行ってたんだ。
 で、双子達は、何処に行った?」と…。


だからだったのだ。
つくしは、首を振り乍ら、自身の兄で在る あきらに返答するのだった。


「さぁ~、何処に行ったのか?
 双子達は、中等部に入った頃から、更に、磨きが掛かったかの様に、お洒落に余念が無い
 でしょ⁉
 “お姉ちゃまは良いなぁ~。”って、言ってから…。
 もしかしたら、メイクさんの所にでも行ったのかも…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、呆気に取られ乍らも、思って居たのだった。


“まぁ~、あの双子達なら、有り得るかも…な。”と…。



其処で、つくしは、自身の兄で在る あきらに訊くのだった。


「司のお支度も、終わってた?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、“プッ”と、吹き出し乍らも、つくしに返答するのだった。


云わば…。
此の時のあきらは、思い出し笑いをして居たのだ。


「ああ、終わってた。」と…。


だが、此の時のつくしは、“プッ”と、吹き出し笑いをして居る自身の兄で在る あきらのそんな顔付きを見て、“司に、何か有ったのだろうか?”と、心配に成り乍らも、自身の兄で在る あきらに訊くのだった。


「司に、何か有ったの⁉」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、更に、思い出し笑いをし乍らも、自身の妹で在る つくしに返答するのだった。


「いいや、何もねぇが…な(笑)。
 実は…な。」と、言った後…。


あきらは、司から聞いた話しを、自身の妹で在る つくしに話しして聞かせて居たのだ。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、司の姉で在る 椿の話しを思い出して居たのだ。


「ねぇ~、つくしちゃん…。
 司は、つくしちゃんのウェディングドレス姿を観に来た?」と、訊かれて居た事を…。


そして、其処で、そんな風に、司の姉で在る 椿から聞かれて、戸惑って居るつくしに、更に、司の姉で在る 椿は、言って除けるのだった。


「まだ、司が、つくしちゃんのウェディングドレス姿を観に来て無かったら、其れで良いの
 よ。」と…。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思って居たのだった。


“だからだったんだぁ~。
 司が、中々、此処(新婦控室)に来なかったのは、そういう訳が有ったんだぁ
 ~。”と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、自身の兄で在る あきらに、さらりと、返答するのだった。


「そういう事…ね。」と…。



そして、其の後のあきらは、自身の妹で在る つくしに訊き始めるのだった。


「あいつ等も、もう、来たのか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身の兄で在る あきらが、自身に訊いて来た『あいつ等』の言葉の意味が読み取れて居なかったという事も有り、逆に、自身の兄で在る あきらに、訊き返すのだった。


「『あいつ等』って、誰の事…⁉」と…。


其処で、此の時のあきら自身、とんでもない事を訊き返して来た自身の妹で在る つくしに対して、更に、呆気に取られ乍らも、言って除けるのだった。


「あのなぁ~、つくし…。
 『あいつ等』とは、類と総二郎とT3の事だよ。」と…。


其処で、漸く、自身の兄で在る あきらが、自身に訊いて来た『あいつ等』の言葉の意味を理解したつくしは、“あぁ~。”と、言う様な顔付きに成り乍ら、自身の兄で在る あきらに話しし始めるのだった。
自身の兄で在る あきらに訊くかの様に…。


「まだ、誰も来てないよ。
 お兄ちゃまは、此処(新婦控室)で、皆と、待ち合わせでもしてたの?
 特に、桜子と…。」と…。



実は、此の日のあきらは、桜子と一緒に、来たかったのだ。


勿論、其れは、総二郎も同じだったのだ。
優紀と一緒に来たかったのだ。


だが、優紀と桜子からして視れば、それぞれの婚約者で在る 優紀は総二郎と…。
桜子はあきらと、一緒に、此処(東京メープル)に来る事に成れば、滋が一人に成るのだ。


だからだったのだろう。
気を使った優紀と桜子は、T3として、3人一緒に、つくしの控え室で在る 『新婦控室』に来る事と成って居たのだ。



其の事自体、実は、つくしは知らなかったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の兄で在る あきらに、さらりと、訊いてしまったのだ。


だからだったのだ。
あきらは、思い出したかの様に、自身の妹で在る つくしに言って除けるのだった。


「はぁ~??
 桜子と待ち合わせしてねぇ…よ。」と…。


そして、此の時のつくしは悟ったのだった。


“お兄ちゃまと桜子との間に、何か、有ったんだぁ~?”と…。


だからだったのだろう。
お目出度い席と言う事も有り、此の時のつくしは、そんな風に、悟り乍らも、其れ以上、自身の兄で在る あきらに訊かなかったのだ。


だが、其の代わりに、其の後の桜子が、自身の控え室で在る 『新婦控室』に来た時に、直接、桜子に訊いた事で、あきらと桜子との間に、何が有ったのか?
其の後のつくしには、分かったという訳…だったのだ。



そして、此の後(あと)、つくしは、類と総二郎も、此処(新婦控室)に、まだ、来ない事の意味を、司の話しとして、自身の兄で在る あきらから聞いた話しで知ったという訳…だったのだ。


そして、あきら自身も、自身の妹で在る つくしの話しを聞いて、まだ、類と総二郎が、此の場(新婦控室)に来て居ない事を知り、ホッとして居たのだ。


何故なら…。
もし、類と総二郎が、司よりも早く、つくしのウェディングドレス姿を観に来て居たとしたら、司が如何出て来るのか?
あきらにも分からないし、司の事だから、何如、出て来る共、限らないのだ。
お目出度い席にも関わらず…。


だからこそ…。
自身の妹で在る つくしから話しを聞いたあきらは、ホッとして居たという訳…だったのだ。



fin

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