tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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在宅ワーク~White Day~…<つかつく>  Answer story①




3月14日…White Day



<此の二次小説『在宅ワーク~White Day~…<つかつく>  Answer story①』は、『在
 宅ワーク~Valentine’s Day~…<つかつく>  其の後』の『Answer story』と、成って
 折ります。
 『在宅ワーク~リモートワーク~…<つかつく>  プロローグ①』~『在宅ワーク~
 Valentine’s Day~…<つかつく>  其の後』(カテゴリー:『短編集…<つかつく
 >』)をご覧頂いてから、此方をご覧頂けましたら、幸いです。
 宜しくお願い致します。>
 


【『在宅ワーク~Valentine’s Day~…<つかつく>  其の後』の其の後】


司は、2月14日の『Valentine’s Day』の際、つくしお手製の『Valentine chocolate』をつくしから貰えた事が、実は、嬉しかったのだが、経った一つ、不満な事が有ったのだ。


其れは…。


“何で、西田が、俺よりも先に、牧野から、『Valentine chocolate』を受け取ってんだよ。
 お前は、別に受け取る必要がねぇだろ⁉
 いい加減にしろよ、西田の野郎‼”と、言う事…だったのだ。



勿論、此の時の司は、2月14日の『Valentine’s Day』の際、自身が受け取ったつくしお手製の『Valentine chocolate』には、つくしからの意味合いが無い事を知って居たのだ。


“義理かも知れねぇし…。
 上司として、俺へのお礼を兼ねて、牧野は、俺に『Valentine chocolate』を作ってくれた
 んだろう。”と…。


だが、其れでも、自身の部下で在る 西田が、自身よりも、先に、つくしお手製の『Valentine chocolate』を貰って居たと言う事が許せなかったのだ。



例え、司が言う所の順番が違って居たとしても、此の時の司にとって、つくしから『(つくしお手製の)Valentine chocolate』を貰えた事は、嬉しかったのだ。


だからだったのだ。
つくしから『(つくしお手製の)Valentine chocolate』を貰った其の後の司は、或る事を思い付いたのだ。



実は、更に其の後、『在宅ワーク』をする様に成った事で、司とつくしの二人の距離は、縮まって居たのだ。


だからだったのかも知れない。
司は、3月14日の『White Day』の際、つくしに告白する事にしたのだ。


何故なら…。
此の時の司は、思って居たのだ。


“此のチャンスを逃したら、二度と、チャンスが来ねぇかも知れねぇよな。”と…。



だからだったのだろう。
そう決断した司は、或るジュエリーメーカーに連絡を入れ、其のジュエリーメーカーに或るネックレスを作らせたのだ。


しかも、3月14日の『White Day』迄、1ケ月も無いにも関わらず、此の時の司は、或るジュエリーメーカーに、「至急…。」と、伝えて、手配させたのだ。


「3月14日の『White Day』に渡すから…よ。
 其れ迄に、作らせてくれ‼」と、付け加えて…。



実は、司が或るジュエリーメーカーに作らせた其の或るネックレスとは、『土星のネックレス』の事…だったのだ。


実は、偶々、司が観て居た星占いのサイトから、自身の『星人』は、『土星人』だと言う事を知ったのだ。


だからだったのだろう。
“牧野の『星人』は、何だ?”と、司自身が思った事で、つくしの『星人』も調べて視たのだ。


そうした処…。
つくしも、司自身と同じ『土星人』だと言う事を知ったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、つくしも、自身と同じ『土星人』だった事から、考えて居たのだ。
否、思い付いたという訳…だったのだ。


“3月14日の『White Day』に間に合う様に『土星のネックレス』を作らせて、牧野に手
 渡してぇ‼
 否、願わくば、其の場で、(つくしの首に)俺から着けて遣りてぇ‼”と…。



実は、司は、知らなかったのだ。
『女性にネックレスを贈る』と言う事は、其の事自体に、意味合いが在ると言う事を…。


【『ネックレス』とは、『独占欲』とか、『束縛』という意味合いが在るのだ。


 と言う事は…。
 『女性にネックレスを贈る』と言う意味合いには、『貴女の事を想って居ます。』とか、
 『此れからも、ずーっと、(自分自身と)一緒に居て欲しい。』と言う意味にも取れるの
 だ。


 其れに、まだ、彼氏彼女の状況では無い女性に対して、『ネックレスを贈る』と言う事
 は、『恋人として付き合いたい。』という意味合いにも取れるのだ。】


という事は、“牧野にネックレスを贈ろう。”と、考えた司は、或る意味、“(自分自身に対して)『ファインプレー』だった。”と、云えたのだ。



そして、3月14日に成った当日の夜の夕食後…。
司は、慌てて、或るジュエリーメーカーに作らせた『土星のネックレス』をつくしの目の前に置いたのだ。


そして、訳が分からず、唯、きょとんと、そんな司を見詰めて来るつくしに対して、此の時の司は、自身の言いたい事を伝えるのだった。


「2月14日の『Valentine’s Day』の際、俺は、牧野から牧野手製の『Valentine chocolate』を
 貰った。
 だからだよ。
 此れは、其のお返しだ。
 受け取ってくれ‼」と…。


其処で、司自身がつくしの目の前に置いた筈の其の『土星のネックレス』が入ったジュエリーボックスを、再び、自身の手に取り、其のジュエリーボックスの蓋を開けて、ジュエリーボックスの中身をつくしに見せたのだ。


其処で、此の時のつくしは、ジュエリーボックスの中に入って在る其の『土星のネックレス』を観乍ら、興奮して居たのだ。


「凄く、綺麗っ‼」と、言い乍ら…。


何故なら…。
無数の光り輝く宝石達が、24金の『土星』に埋め込まれて居たから…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしは、興奮して居たという訳…だったのだ。



しかも、仮にも、道明寺財閥の御曹司で在り、今や、道明寺HDの専務を務めて居る司に向かって、つくしは、或る言葉を放ったのだ。


「此れって、本物の宝石達ですか?」と…。


だからだったのだろう。
そんな無礼な言葉を放ったつくしに対して、此の時の司は、呆れた様な顔付きに成り、つくしに言って除けるのだった。


「あのなぁ~。
 此の俺が、偽物を付けさせると思うか?
 本物の宝石に決まってんだろ‼」と…。


だからだったのだ。
未だに、興奮状態のつくしは、「そうですよね。」と、司に言い乍らも、其の無数の光り輝く宝石達を、何時(いつ)迄も眺めて居たのだ。



其処で、此の時の司は、つくしに言って除けるのだった。


「お前に着けて遣ろうか?」と…。


だが、此の時のつくしは、司が言って居る意味が、全く、分からず、失礼にも、司に訊き返すのだった。


「“何を…。”…ですか⁉」と、小首を傾げ乍ら…。


だからだったのだろう。
更に、此の時の司は、そんな事を言って来るつくしに呆れ乍らも…。
否、此の時の司は、そんな『鈍感つくし』の事を呆れ乍らも、其のジュエリーボックスから『土星のネックレス』を取り出し、つくしの背後に回ったのだ。



其処で、つくしは、漸く、司の言って居る意味を理解して、慌てるのだった。


「えっ??
 私には、そんな高価な物を戴く理由が有りません。
 私が、専務にお渡しした『Valentine chocolate』と…では、金額が違い過ぎます。
 其れに、私は、専務へのお礼のつもりでお渡ししたので、専務に受け取って貰えただけ
 で十分です。」と…。


そして、司の方を振り向き乍ら、其処迄、一気に、司に伝えたつくしは、自身の両手を左右に振り乍ら、“受け取れない。”と、司にアピールするのだった。


だが、“牧野なら、断って来るだろう。”と、踏んで居た司にとって、つくしからそう言われる事は、既に、承知して居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、其れでも、其の『土星のネックレス』を、つくしの背後から、つくしの首に着けて遣るのだった。


そして、つくしの首に着けて遣った此の時の司は、更に、つくしに言って除けるのだった。


「牧野…俺は、お前から貰ったお前手製の『Valentine chocolate』が嬉しかったんだよ。
 勿論、お前は、俺へのお礼のつもりで、『Valentine chocolate』をくれた事も、俺には、
 分かってる。
 其れでも、俺は、お前から貰えた事が嬉しかった。
 何故なら…。
 俺は、お前の事が好きだからだ‼
 だから、此の『土星のネックレス』を受け取って欲しい。
 断らねぇでくれ‼」と…。


其処で、此の時のつくしは、例え、司から、そんな風に言われても、“受け取れない。”と、思って居たのだ。


何故なら…。
自身が作った『Valentine chocolate』と…では、比べ物にも成らない程の高価な物だったからなのだ。


其れに、此れ迄のつくしは、司が自身の首に着けてくれた『土星のネックレス』の様な高価な物を身に着けた事が無かったのだ。


だからだったのだ。
実は、其れだけでも、此の時のつくしは、“受け取れない。”と、考える程…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの顔付きは、口に出して言えない分…困った様な顔付きに成って居たのだ。



だが、此の時の司は、つくしに受け取って貰いたくて、必死…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、更に、つくしに伝えるのだった。


「お前に、此の『土星のネックレス』を貰ってもらう理由は、実は、他にも有るんだよ。
 俺とお前は、同じ土星人…何だよ‼」と…。


だからだったのだ。
実は、此の時のつくしは、そんな風に、自身に言って来た司の顔を、唯、じーっと、見乍らも、驚愕顔に成って居たのだ。


“「土星人…。」って、一体、如何言う意味…何だろう⁉”と、思い乍らも…。

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