tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  65.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  65.』の中に出て来る一
 部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  63.』のエピローグ 
 <それぞれの確信>】


という訳で、其の後のF4&T3は、今後の司 と つくしについて、話し合いをする事にしたのだった。
【今後の司 と つくしは、如何して行けば良いのか?】と言う事を…。



実は、つくしと話しして居た時の桜子は、思って居た事が有ったのだ。


“やっぱり、先輩は、潜在意識の中で、唯単に、勘違いを起こして、道明寺さん と 滋さ
 んに焼きもちを焼いて居たんですね。”と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、其の後、其の時に自身が思って居た事を、F4&T2に話しし始めたのだった。


「先程、皆さんにお話しした様に、実は、先日、先輩とお話しして居た時に、先輩の様子を
 見て居て、私自身、思って居た事が有ったんです。
 “やっぱり、先輩は、潜在意識の中で、唯単に、勘違いを起こして、道明寺さん と 滋
  さんに焼きもちを焼いて居たんですね。”と…。
 其の時の先輩が、『ウサギの目』の様に、自身の瞳(め)を真っ赤にして迄、泣いて居る
 姿を見て居て、“其れは、間違い無い。”と、私自身、確信しました。」と…。


其の時の桜子は、はっきりとした口調で、自身の確信について、F4&T2に話しして居たのだった。



実の事を言うと、つくしと会って居た時の優紀も、桜子と同様に、つくしの心境の変化を読み取っては居たのだが、其の時点での優紀は、桜子からそんな話しを聞かされて居た訳では無かったので、そんな風に、桜子が思って居た等と考えても視なかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、そんな事も有り、実は、そんな桜子からの話し振りに驚愕して居たのだった。


だからだったのかも知れない。
勿論、そんな話しを桜子から聞いた此の時のF3&滋もまた、優紀同様に、そんな風に、まさか、桜子が思って居る等と考えても視なかったので、驚愕して居たのだった。


だが、類だけは、F3&T2と見て居る所が違って居たのだった。


“流石、三条だね。
 俺も、三条の話しを聞いて居て、そうだと思って居たよ。
 牧野は、きっと、潜在意識の中で、『焼きもち』という寄りも、司 と 大河原の『仲の
 良さ』を疑ってしまって居たんだろうね。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の類は、桜子の意見に被せるかの様に、話しし始めるのだった。


「三条の言って居る事は、強ち間違って居ないと思うよ。
 寧ろ、そう思う方が正解だと思う。
 でも、『焼きもち』という寄りも、もしかしたら、司 と 大河原の『仲の良さ』を疑っ
 てしまって居るんじゃ無いのかな?
 きっと、牧野は、大河原が、司の事を、『司』と、呼んだ事で、司 と 大河原の『仲の
 良さ』を疑ってしまったんじゃ無い?
 だとしたら、今の牧野の中には、過去の記憶が無い訳だから…。
 牧野から『犬』呼ばわりされて居た司 と 司から『サル』と呼ばれて居た大河原の仲
 は、文字通り、“『犬猿の仲』だ。”と、例え、牧野に伝え様としても、其れは、きっと、
 難しい事だろうね。」と…。



だからだったのだ。
類に、「うっせぇわ!」と、言い乍らも、類 と 桜子からのそれぞれのそんな話しを聞いて居た此の時の司は、滋を責め始めたのだった。


「滋さん…よ。
 如何してくれんだ⁉
 もしかしたら、つくしの中に、まだ、俺への想いが残って居たかも知れねぇのに…よ。
 もし、此のまま、つくしが俺と、“会いたくねぇ(ない)‼”って、言って来たら、お前は、
 如何するつもりだった?
 其れに、有り得ねぇ話だけど…よ。
 もし、其の後の俺 と つくしの仲が駄目に成ったとしたら、お前は、如何する気だっ
 た⁉
 って、言うかよ。
 今の滋は、つくしの姉ちゃんだろ?
 つくしの幸せを願わねぇで、如何すんだよ⁉
 いい加減にしろよ‼」と…。


其処で、此の時の滋は、懺悔の言葉と共に、塩らしく、司に謝り始めるのだった。


「“申し訳無い事をした。”と、思ってるわよ。
 でも、本当に、司 と つくしの仲を如何こうし様と思って、あの時に、『司』と、呼ん
 だ訳じゃ無いわよ。
 さっきも言ったけど…さ。
 本当に、何時(いつ)も通りに、癖みたいに、『司』と、呼んだ訳で在って、私自身、其
 処に、他意は無いわよ。
 其れに、司も言って居た通り、今の私は、つくしの姉の立場なのよ。
 其のつくしの姉の立場で在る 私が、つくしの事を、如何こうする訳無いじゃん!
 私は、誰よりも、つくしの事を大切に想って居るのよ。
 其の私が、つくしを不幸にしたいと思うの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そんな風に、自身に訴えるかの様に、自身に言って来た滋に対して、実は、其れ以上の言葉を口にする事はし無かったのだ。
だが、此の時の司は、自身の心の中では、密かに、思って居たのだった。


“誰よりも、つくしの事を大切に想ってるのは、過去も、今も、俺だけ…だっつーの‼”と…。


だが、そう言いたい司では有ったのだが、其れを言ってしまえば、更に、喧嘩が勃発する事は分かって居たので、此の時の司は、敢えて、其れ以上の言葉を口にする事はし無かったのだった。



其処で、漸くと言っても良い程に、司 と 滋との会話を、唯、じーっと、傍で、聞いて居た此の時の桜子は、此処で、口を開くのだった。


「そんな風に、例え、滋さんが、先輩の事を思って居たとしても、今の先輩は、ご存知…何
 ですよね?
 高等部当時の道明寺さん と 滋さんが婚約者同士…だったと言う事を…。
 という事は、一寸やそっと(ちょっとやそっと)の事では解決し無い様に感じるんです。
 今の先輩は、道明寺さん と 滋さんの仲を気に為さって居ます。
 其処を打破するには、並大抵な事では解決し無いと、私は、思いますよ。」と…。


其処で、此の時の類もまた、桜子の意見に賛同するのだった。


「俺も、今、同じ様な事を思ってた。
 当然、高等部当時の司 と 大河原が婚約者同士…だった事を知って居る今の牧野なら、
 きっと、思うだろうね。
 “道明寺さん(司)の婚約者には、私(牧野)よりも、道明寺さん(司)の事を、良く、
  知って居るお姉様(大河原)の方が良いに決まってるよね。”って…。
 元々、頑固な牧野だよ。
 牧野がこうと思ったら、梃でも動こうとし無いのは、司も、大河原も、良~く、知ってる
 でしょ!
 と言う事は、きっと、今でも、牧野は、『悲劇のヒロイン』に成ってるじゃ無いの?」と…。


だからだったのかも知れない。
類 と 桜子からのそんな話しを聞いて居た此の時の優紀は、自身の心の声を発するかの様に、ポツリと、呟いてしまって居たのだ。


「其れは、そうかも知れない。
 其れに、つくしなら、有り得るかも…。」と…。



だが、だから…と、言って、つくしを諦める事が出来無い司は、此処で、滋に提案し始めるのだった。


「だったら…よ。
 こっちから、つくしに向かう迄…だ。
 俺は、元々、そう遣って、一旦は、つくしを俺の手中に収めたんだ。
 だったら、あの頃と同じ様に、つくしに向かう迄…だ‼
 だから…よ。
 滋は、何も言うなよ‼
 大河原社長には、俺から、ちゃんと、話すから…よ。」と…。



其処で、類は、今の司の前で、言ってはいけない様な言葉を言ってしまうのだった。


「折角、司が苦労して、やっと、手中に収めた牧野を、あっさりと、司の方から捨ててしま
 ったんだけど…ね。」と、嫌味っぽく…。


其処で、此の時の司は、そんな風に、嫌味っぽく、自身に言って来た類に、反論の言葉を言って除けるのだった。


「うっせぇよ…類‼
 俺は、あっさりと、つくしを捨てた訳じゃねぇ‼
 あの頃の俺の頭の中では、つくしの記憶が無かったんだから…よ。
 仕方が無かったんだよ‼」と…。


だが、此の時の類は、『減らず口』…だったのだ。


「でも、其の当時の牧野は、如何思って居たんだろうね?」と、更に、嫌味っぽく…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、「うっせぇよ…類‼」と、更に、類に言った切り、そんな類に対して、口を利こうともし無かったのだ。



だが、此の時のF2&T3は、そんな司 と 類との言い合いにも、“何時(いつ)もの事…。”と、言いた気に、そんな司 と 類を横目に、それぞれ、思って居たのだった。


“出たよ‼
 強引 司が…。
 まぁ~、懐かしいと云えば、懐かしいんだけど…よ。”


“司が強引に成って、牧野にストーカー行為を起こさなければ良いんだけど…な。
 此れからの司が、ちょっと、心配だな。”


“出たよ、司の得意技‼
 やっぱ、司は、そうじゃ無きゃあ…ね。
 司は、『猪突猛進』タイプだから…さ。”


“此れからのつくしが、ちょっと、心配かも…。”


“こう成ったら、先輩は、道明寺さんから逃げられませんわよ。
 諦めて下さい、先輩…。”と…。


実は、此の時のF2&T3は、そんな司 と 類との言い合いを横目に聞いて居た事で、司 と つくしの英徳高校時代を懐かしむ者が居れば、心配する者も居たのだった。


特に、此の時の滋は、自身の妹と成った つくしの事を想うが余りに、今の今迄、司と喧嘩して居た筈なのだが、司 と 類とのそんな言い合いを、横目で見聞きして居た事も有り、すっかり、其の事については、蚊帳の外に追い遣ったかの様に、また、昔を懐かしむかの如く、更には、司の事を応援するかの様に、思って居たのだった。



其処で、司からの話しを聞いて居た事で、其の後の司の行動が気に成って仕方無かった此の時のあきらは、話題を変えるかの如く、司に訊き始めるのだった。


「で、司は、さっき、滋に言ってたよな?
 “大河原社長には、俺から、ちゃんと、話すから…よ。”って…。
 司は、大河原社長に、どんな話しをするつもり何だ⁉」と…。


実は、あきらが司に訊いて居た話しは、此の時の滋自身も、司に訊きたい話しだったので、其の後の司からの話しを、唯、じーっと、耳を澄ませ乍ら、聞こうとするのだった。


其処で、司は、ニヤッと、笑い乍ら、話しし始めるのだった。


「だから…よ(笑)。
 俺の方から、つくしに会いに行くんだよ。
 今のつくしは、屋外に出る事が出来ねぇんだろ?
 だったら…よ。
 俺の方から、つくしに会いに行けば良いだけだろ?
 だから…よ。
 滋には、“何も言うなよ‼”って、言ったんだ。
 其れに、俺から大河原社長に訊く方が筋だと思うし…よ。
 其れに、俺自身、卑怯な手は、使いたくねぇから…な。」と…。



だからだったのかも知れない。
此の時の滋は、司からのそんな話し振りを聞いた事で、開いた口が塞がらない様な状況に成って居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、密かに、思って居たのだった。


“まさか、毎日とは言わないわよね?”と…。


だが、此の時の司自身が考えて居た事は、実は、其のまさか…だったのだ。


云わば…。
此の時の司は、時間が許す限り、毎日、つくしに会いに行くつもりに成って居たのだった。



そして、其の後の司は、大河原社長からの許しが得られた事で、滋が如何言おうとも、堂々と、大河原邸に行脚の日々…だったのだ。

×

非ログインユーザーとして返信する