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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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総二郎 と 優紀の其の後【Close to you~お前の傍に~…<つかつく>】…<総優>  エピローグ




【『Close to you~お前の傍に~…<総優>【Close to you~お前の傍に~…<つかつく>】  
 番外編⑩』の其の後 と 『総二郎 と あきら【Close to you~お前の傍に~…<総優
 >】  エピローグ』のエピローグ】


其の後の総二郎は、其のままの勢いで、優紀の手を取って、優紀の手と繋ぎ(恋人繋ぎ)、其の場から優紀を掻っ払う(かっぱらう)のだった。


勿論、自分達が居なく成った其の後の東京メープル内が大騒動に成って居る事自体、此の時点に於いての総二郎 と 優紀は、まだ、知らなかったのだ。



そして、其の後の総二郎は、其のままの勢いで、既に、迎えに来て居たリムジンに、優紀を一緒に乗り込ませ、或る場所に向かわせるのだった。


其の或る場所とは…そうなのだった。
西門家が所有して居る総二郎名義のマンション…だったのだ。


だが、此の時の優紀は、総二郎が指示した場所が何処に在るのかさえ分かって居なかったのだ。
だからこそ、此の時の優紀は、総二郎に言えた言葉…だったのだろう。


「今から何方に行くのですか?」と…。


だが、此の時の総二郎は、一切、優紀に返答し無かったのだ。
唯、一言だけ優紀に伝えたのだった。


「優紀は黙って、俺に就いて来たら良い。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、そんな風に自身に言って来た総二郎に対して、口に出して言えない分…。
自身の心の中で呟くのだった。


“其れじゃあ、返答の言葉に成って居ませんから…。”と…。


其れでも、此の時の優紀は、黙って総二郎に就いて行くのだった。



そして、西門家が所有して居る総二郎名義のマンションの総二郎の部屋に着いた後の総二郎は、お互いソファに座った時点で、優紀に告白するのだった。


「俺は、優紀が好きだ‼
 お袋も優紀を気に入ってる様だし、今直ぐ結婚とは言わねぇから、取り敢えず、俺と付き
 合ってくれ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、“もう、自分自身の気持ちを偽れないかも…。”と、考えた事で、嘘偽り無い自分自身の気持ちを総二郎に伝えるのだった。


「はい、私も西門さんの事が好きです。
 宜しくお願いします。」と…。



実は、此の時点に於いての総二郎は、今迄の箍(たが)が外れたかの様に、優紀に向かうとするのだった。


「なぁ~、優紀…。
 俺、今迄、良く頑張ったと思うんだよな。
 そんな俺にご褒美はねぇのか?」と…。


だからだったのかも知れない。
そんな風に、自身に訊いて来た一枚も二枚も上手(うわて)の様な総二郎に対して、此の時の優紀自身、頓珍漢な事を総二郎に訊くのだった。


「どんなご褒美が良いですか?
 私には、西門さんの様に、まだまだ、お金が有る訳では無いので、高い物は買えないんで
 すけど…。」と、恐縮し乍ら…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、拍子抜けしたかの様に、優紀に叫んでしまうのだった。


「俺が言いてぇのは、“優紀が欲しい‼”って事…。
 分かったか、優紀…?」と…。


だからだったのかも知れない。
総二郎が言いたい事の意味が、漸く、理解出来た此の時の優紀の顔付きは、真っ赤…だったのだ。
だが、其れでも、此の時の優紀は、意を決して、総二郎に伝えるのだった。


「私は、初めて…何です。」と、少し、小さ目の声で…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の顔付きは、ニヤッと、笑みを蓄えて居たのだった。


「分かってる。
 で…ねぇと、俺は、優紀に何してたか分かんねぇ。
 だからこそ、優紀が初めてなのは、俺にとっても嬉しい。」と…。


そして、此の日からの総二郎 と 優紀は、漸く、恋人と成り、大人な関係に成って行くのだった。



また、総二郎の父親で在る 西門流 家元は、「(総二郎 と 優紀について)話しがしたい。」と、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様から呼び出され、三条邸に向かって居たのだった。


実は、総二郎の父親で在る 西門流 家元にとっての桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様と言う人物は、目の上のたん瘤の様な存在の女性…だったのだ。


其れ故、総二郎の父親で在る 西門流 家元は、此れ迄、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様には近付かない様にして来たのだ。


其れなのに、総二郎の父親で在る 西門流 家元は、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様から三条邸に呼び出されたのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の父親で在る 西門流 家元は、考え倦ねて(あぐねて)居たのだった。


“何故、私は、三条家の大奥様から呼び出されたのだろうか?”と…。


だが、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様から、今後の総二郎 と 優紀についての話しを聞かされた此の時の総二郎の父親で在る 西門流 家元は、漸く、呼び出された理由(わけ)を知るのだった。


そして、其の話しを聞かされた此の時の総二郎の父親で在る 西門流 家元は、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様の言い分を呑む事とするのだった。



だからだったのだ。
此の時の総二郎 と 優紀は、総二郎の父親で在る 西門流 家元から認められた事も有り、また、優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から気に入られて居た事も有り、今後の総二郎 と 優紀について、どんどん、話しが進むのだった。


そして、其の後の総二郎は、自身の両親で在る 西門流 家元 と 西門流 家元夫人と共に、松岡家に挨拶に向かうのだった。
勿論、此の事は、優紀には内密の事案…だったのだ。


何故なら…。
総二郎 と 優紀の結婚の話しをスムーズに進める為…だったのだ。



そして、総二郎自身も当然の事乍ら、自身の両親で在る 西門流 家元 と 西門流 家元夫人の真摯な姿勢に寄り、優紀の両親から了承された総二郎は、其の後直ぐに、優紀にプロポーズをする事にしたのだった。
そして、其の後の優紀は、総二郎からプロポーズされるのだった。


「俺と結婚してくれ‼」と、其れは、とてもシンプルなモノ…だったのだ。


言う成れば、此の時の総二郎が優紀にしたプロポーズは、此れ迄、遊び人と称され、女性を口説いて来た人物がする様なプロポーズとは、とても思えない様なシンプルなモノ…だったのだ。


何故なら…。
此の時の総二郎にとっての優紀へのプロポーズは、本気の恋だからこそ、気取った言葉さえも、実は、照れて言えなかったのだ。


だが、此の時の優紀にとっては、そんなシンプルなプロポーズ自体が嬉しかったのだ。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、そんなシンプルな総二郎からのプロポーズを素直に受け取るのだった。


「はい、宜しくお願いします。」と…。


という訳で、此の時の総二郎 と 優紀は、婚約者同士と成ったのだった。



そして、総二郎 と 優紀の婚約発表を執り行う際は、ファックスで書面にて、執り行ったのだった。


何故なら…。
例え、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様が後ろ盾に成って下さると云っても、優紀自身は、元々、一般家庭出身の女性なのだ。


其れ故、「大袈裟な事はしたくねぇ‼」と、言う総二郎の意を汲んで、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様からの了承の言葉を貰い、ファックスで書面にて、西門家主導の下、婚約発表を執り行ったという訳…だったのだ。



【西門家主導の下、婚約発表を執り行った書面とは…。】


『関係者各位
 此の度、私共の息子で在ります 西門流 次期家元が婚約致しました事をご報告申し上げ
 ます。
 尚、私共の息子で在ります 西門流 次期家元のお相手と成ります女性に関しましては、
 詳細を伏せさせて頂きます事をご承知置き下さい。
 宜しくお願い致します。


                                 西門流 家元』



だからだったのかも知れない。
此の総二郎の父親で在る 西門流 家元からのメディア向けにファックスにて送付されて来た書面を見たマスコミ等の反応は、憶測を呼ぶのだった。


“何故、西門流 次期家元のお相手について、詳細を伏せなければいけないのだろうか?
 詳細を伏せなければ成らない何か理由(わけ)でも在るのだろうか?”と…。


だからだったのだ。
“仕方が無い。”と、言いた気に、総二郎の父親で在る 西門流 家元は、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様を伴って、記者会見に臨むだった。


勿論、メディア側としては、此の記者会見には、総二郎 と 其の婚約者で在る 優紀が現れるモノと思って居たのだった。


だからだったのだろう。
総二郎の父親で在る 西門流 家元が桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様を伴って此の記者会見の場に現れた時には、メディア側は驚愕するのだった。


実は、此の記者会見について、“記者会見を執り行う。”と、言う書面が送付されて来ただけで、誰が執り行うのか?
一切、記載が無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
憶測が憶測を呼んでしまって居たという訳…だったのだ。


そして、此の場で、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様は、メディア側に言って除けるのだった。


「西門流 次期家元のお相手と成ります其の女性について、私(わたくし)の方からお話し
 致します。
 其の女性は、私(わたくし)の孫娘の桜子同様、私(わたくし)が孫の様に可愛がって居
 る女性です。
 其の女性は、一般家庭出身の女性では在りますが、私(わたくし)の孫娘の桜子の友人で
 も在ります。
 ですので、私(わたくし)が後ろ盾と成り、其の女性だけでは無く、西門流 次期家元…
 そして、強いては、西門流を支えて行く所存です。
 皆様も、其の女性がそう言う女性なのだと言う事をご承知置き下さい。
 私(わたくし)のお話しは、以上です。」と…。


だからだったのだ。
其の後のメディア側も、其れ以上の事を言い出せなかったのだ。
寧ろ、言える状況に無かったと云えたのだった。


何故なら…。
本来なら、旧 華族出身者として、マスコミを前にして、メディアに登場する事が無い筈の人物が、其の女性の為とは云え、メディアに登場して来たのだ。


其れが如何言う意味を成すのか?
分からないマスコミが居たとする成らば、其れは、邪道だと云えたのだ。
否、マスコミに携わる者としては、失格と云えたのかも知れない。


だからだったのだ。
其の後のメディア側も、其れ以上の事を言い出せなかったという訳…だったのだ。



そして、其の後の総二郎は、類への対応に追われて居たのだった。


何故なら…。
あの噂話が出た時点で、其の後の総二郎は、類から突っ突かれる始末…だったのだ。


実は、総二郎は、「あきらから話しを聞いたんじゃねぇのか?」と、類に言った処で、素直に応じる様な類では無かったのだ。
其れ故、類からの返事の言葉は、拗ねた様な返答…だったのだ。


「ふ~ん。
 総二郎は、俺には説明出来無いの?」と…。


だからだったのだ。
“仕方がねぇな‼”とでも言いた気に、此の時の総二郎は、類に説明するのだった。
そして、漸く、納得した類は、其の後、此の件に関しては興味を失くしたという訳…だったのだ。



という訳で、書面にて、既に、婚約発表をして居た総二郎 と 優紀…だったのだが、婚約パーティーも、優紀のお披露目も、まだ…だったのだ。


だが、此の当時の司 と つくしは、まだまだ、混乱状態に在ったのだ。


だからだったのだろう。
総二郎の考えは、司 と つくしの混乱状態が治まって、如何言う形で在れ、元の鞘に収まってから、自分達の婚約パーティー と 優紀のお披露目を行う予定で居たのだった。


勿論、此の事は、其の当時の司 と つくしは、知らなかったのだ。


なので、司 と つくしが元の鞘に収まって、司 と つくしの婚約パーティーが執り行われた事で、総二郎は、自分達の事を司 と つくしに話ししたという訳…だったのだ。



そして、其の後の総二郎 と 優紀は、司 と つくしの結婚式が終了した後、追い掛けるかの如く、自分達の結婚式を執り行うのだった。



fin



<此の二次小説『総二郎 と 優紀の其の後【Close to you~お前の傍に~…<つかつく
 >】…<総優>  エピローグ』の一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉
 が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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