tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  66.




F4&T3の集まりの日から数日経った後の司は、F4&T3への宣言通り、実行に移す事にしたのだった。


其の理由とは…。
司が滋に言って居た話しに寄るモノ…だったのだ。


【「だったら…よ。
  こっちから、つくしに向かう迄…だ。
  俺は、元々、そう遣って、一旦は、つくしを俺の手の中に収めたんだ。
  だったら、あの頃と同じ様に、つくしに向かう迄…だ‼
  だから…よ。
  滋は、何も言うなよ‼
  大河原社長には、俺から、ちゃんと、話すから…よ。」と…。】



だからだったのだろう。
滋にも伝えて居た通り、F4&T3の集まりの日から数日経った後の司は、本当に、滋の父親で在る 大河原社長にアポを取り、滋の父親で在る 大河原社長に申し出て居たのだった。


「両家(道明寺家 と 大河原家と)の食事会も終えた事ですし…。
 今後の私は、つくしさんに会う為に、大河原邸にお邪魔したいと考えて折ります。
 勿論、つくしさんが(大河原)邸から外出する事が出来ない状況だという事は、私自身、
 承知致して折ります。
 ですので、外出するのでは無く、私の方から大河原邸に出向き、大河原邸で、つくしさん
 と会いたいと考えて居りますが、ご了承頂けないでしょうか?」と…。


其処で、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、考え込んでしまったのだ。


“もし、滋に内密にしたまま、此の場で、司君と約束を交わせば、きっと、滋が怒って来る
 事は、目に見えて居る。
 だが、司君 と つくしが、此のままでは、何の進展も無い事も、また、事実だろう。
 だから、一旦は、此の件を持ち帰って滋に伝えてから、司君にはコトを起こして貰お
 う。”と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、そう自身の考えが纏まった事から、司に話しし始めたのだった。


「取り敢えず、此の件に関しては、一度、滋に話しし様と思う。
 また、話しが拗れても、良い事は無いだろうから…な。」と…。



だが、此の時の司は、悪怯れる(わるびれる)様子も無く、堂々と、其の件に関して、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に話しし始めるのだった。


「先日、私も含めてですが、私達の仲間内で会った時に、滋さんには、此の件に関して、お
 伝えしました。
 ですから、此の件に関して、滋さんも、承知してくれて居ると思います。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、こっそり、自身の心の中で、思って居たのだった。


“全ては、子供達の間(仲間内)で、既に、お膳立てが出来て居たという訳か?”と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、そんな風に、自身に言って来た司に、根負けしたかの様に、了承したのだった。


「相分かった。」と…。


だからだったのだ。
其の後の司は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長からの了承が得られた事を良い事に、滋が如何こう言おうとも、堂々と、大河原邸に行脚の日々…だったのだ。



勿論、其の後の司は、時間が許す限り、毎日の様に、つくしに会う為に、大河原邸に来るのだから、つくしからして視れば、堪ったもんじゃ無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
実は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、滋からの文句が出て来る事ばかりに気を取られて居たのだが…。
実際は、当の本人で在る つくしからの文句の方がきつい事を実感するのだった。


「お姉様から聞いたんだけど…。
 パパは、如何して、道明寺さんが、毎日、(大河原)邸に来る事を止めてくれなかった
 の?
 週に一日とかだったら、(大河原)邸に来てくれても、何ら問題は無いし、私自身、対応
 出来るんだけど…。
 こう毎日、道明寺さんが(大河原)邸に現れたら、道明寺さんがお越し下さる時間に合わ
 せて、私は、毎日、行動し無きゃ成らないのよね。
 でも、私は、毎日、道明寺さんの予定に合わせて居られないの。
 其れに、道明寺さんがお越し下さる時間は、毎日、まちまちだし…。
 パパは、此の状況を如何してくれるのよ‼
 私に相談も無しで、勝手に、決めちゃって…。」と…。


勿論、此の時のつくしの顔付きは、真っ赤な顔色に成って、目を大きく見開いて、眉を吊り上げ乍ら、怒って居たのだった。



だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は思って居たのだった。


“娘を持つ父親は、大変だな。
 大人に成った娘の気持ちが、如何も、私には、良く、分からん。”と、嘆くかの様に…。


だが、一応、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の娘と成った つくしに言って置くのだった。


「私は、司君から、毎日…とは、聞いて居ないんだが…。」と…。


其れでも、実は、つくしは、怒ったまま…だったのだ。



其処で、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人の出番…だったのだ。


何故なら…。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の妻で在り、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人に助けを求めて居たから…だったのだ。


「如何も、私は、大人に成った娘達の気持ちが、良く、分からん様だ。
 一度、つくしと話しして遣ってくれないか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、“仕方在りませんわね。”と、思えた事で、自身の夫で在り、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に返答するのだった。


「分かりましたわ。
 一度、つくしと話しして視ます。」と…。



だからだったのだろう。
其の後の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、つくしの自室に向かうのだった。
そして、自身の娘と成った つくしの気持ちを訊き出そうとするのだった。


「パパから、聞いたんだけど…。
 つくしは、司さんとお会いしたく無いのかしら?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、間髪入れずに、自身の母親と成った 大河原夫人に話しするのだった。


「私は、そんな風に、パパに言って無いわよ。
 寧ろ、道明寺さんがお越し下さる時間に問題が在るのよ。
 だって…ね。
 本来なら、失礼の無い様に、道明寺さんが(大河原)邸にお越し下さる時間に合わせて、
 私は、予定を立てて、行動するべきでしょ!
 でも、道明寺さんは、毎日、(大河原)邸にお越し下さるのに、一切、お越し下さる時間
 を仰って下さらないの。
 “当日に成らないと分からないから…。”と、仰って…。
 だから何でしょうけど…。
 道明寺さんが(大河原)邸にお越し下さる時間は、毎日、まちまちだし…。
 唯、其れが嫌なだけなの。」と…。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、自身の娘と成った つくしからのそんな言い分にも理解を示すのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、そろそろ、卒業に向けての卒論制作やら、其の他諸々の準備の為に、忙しく成る事が分かって居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、自身の娘と成った つくしのそんな言い分を理解したという訳…だったのだ。


だが、司も、司で、毎日、執務に追われて居た為に、忙しい日々を送って居た事も、また、事実なのだ。


だからだったのだろう。
此れ迄の自身の夫で在る 大河原社長との夫婦生活の中で、自身の夫で在る 大河原社長の忙しそうにして居る日々を観て来たからこそ、此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人にとって、そんな司のつくしへの想いも分かるのだ。


“きっと、司さんは、つくしに会いたい一心で、毎日、秘書さんに時間を融通させて迄、此
 処(大河原邸)にお越しに成るんじゃ無いのかしら?”と、考える程に…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、自身の娘と成った つくしに言って聞かせるかの様に、話しし始めるのだった。


「きっと、司さんは、司さんで、執務が忙しい中、つくしに会いたい一心で、毎日、秘書さ
 んに時間を融通させて迄、此方(大河原邸)にお越しに成るんじゃ無いのかしら?
 つくしも、そろそろ、卒業に向けての卒論制作やら、其の他諸々の準備の為に、忙しく成
 る事は、ママも知って居るわ。
 其の為に、パパも、仕事の方は、セーブしてくれたんでしょ?
 でも、ママが思うに、司さんは、きっと、必死なのよ。
 つくしと会えなく成ると、“つくしに忘れられるんじゃ無いか?”って、司さんは、司さん
 で、危惧して居るんじゃ無いかしら?
 だからこそ、毎日、此方(大河原邸)にお越し下さるんじゃ無いのかしら?」と…。
「………」


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身の母親と成った 大河原夫人からのそんな話し振りに、何も言えなく成って居たのだった。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、自身の娘と成った つくしのそんな様子を見て居て、更に、言って聞かせるかの様に、話しし始めるのだった。


「其れに、ママは、気に成って居た事が有ったのよ。
 折角、司さんが此方(大河原邸)にお越し下さっても、そんな嫌そうな顔付きで、つくし
 が司さんを向かえ入れたとしても、司さんは、きっと、嬉しく無いと思うわよ。
 だからこそ、つくしも、少しは、司さんに微笑み掛けてお上げ為さい!
 司さんは、もしかしたら、つくしに嫌われるのが怖くて、毎日、此方(大河原邸)にお越
 しに成るのかも知れないわよ。
 だとしたら、もう少し、つくしは、司さんに優しくして上げるべきじゃ無いかしら?
 そうしたら、少しは、日にちを開けて、司さんは、此方(大河原邸)にお越し下さる様に
 成るかも知れないわね。」と…。


だからだったのだ。
自身の母親と成った 大河原夫人からのそんな言い分には、つくし自身、“本当に、そうなのかな⁉”と、言う思いも有り、解せない所も在るのだが、此の時のつくしは、“でも、ママの言う通りにして視ようかな?”と、思えて居たのだった。


だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の母親と成った 大河原夫人に言えた言葉…だったのだ。


「そうだね。
 一度、ママの言う通りに遣って視るよ。
 何か、変わるかも知れないし…ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、にこっと、つくしに微笑んで、「そうよ。」と、つくしに返答の言葉を告げて居たのだった。


そして、其の後のつくしは、司への対応を変えて居たのだった。



そして、そんな話しを自身の妻で在り、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人から聞いた此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の妻で在り、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人に感謝して居たのだった。


だが、其の後の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、思うのだった。


“今回の件で、また、妻には、頭が上がらない材料が増えただけだな。”と…。

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