tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  91.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  91.』は、一部の文面の
 中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 また、現代に於いて、相応しくない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



其の後、時間が来たという事で、F3&T3の控え室に現れた東京メープルの支配人は、F3&T3に申し伝えるのだった。


「皆様に申し伝えさせて頂きます。
 ご準備が整いましたので、そろそろ、司様 と つくし様の婚約披露パーティーが執り行
 われます会場内にお集まり下さいませ。」と…。


そして、其の後の東京メープルの支配人は、F3&T3の全員がF3&T3の控え室から出て来た事を確認した上で、東京メープルの最上階に在る 道明寺家専用 ファミリースペースの司の自室に向かうのだった。
そして、東京メープルの支配人は、司 と つくしにも申し伝えるのだった。


「司様 と つくし様に申し伝えさせて頂きます。
 ご準備が整いましたので、そろそろ、婚約披露パーティーが執り行われます会場内に移動
 して下さいませ。」と…。


なので、此の時の司 と つくしは、二人一緒に、腰を掛けて居たソファから立ち上がり、
東京メープルの支配人の誘導の下、つくしに合わせるかの様に、ゆっくりとした速度(歩き方)で、自身達の婚約披露パーティーが執り行われる会場内に移動するのだった。



実は、此の日の司のタキシード と つくしのドレスは、司が選んで用意した物…だったのだ。


そんな司が選んで用意した司のタキシード と つくしのドレスは、其れはまるで、結婚式を思わせるかの様な純白のタキシード と 純白のドレス…だったのだ。


実の事を言うと、司のタキシードの形は王道だが、全ての色は純白…。
そして、つくしのドレスの形はマーメイドラインで、色は、勿論の純白…だったのだ。


唯、結婚式の際に着用するドレスと違うのは、つくしのヘアにはティアラが装着されて居ない事と、つくしの肩には大判のストールが巻かれて居たという事だけ…だったのだ。


何故なら…。
此の時の司は、つくしに注がれる此の会場内に居る全ての男性の目を警戒して居たのだ。


だからだったのだ。
つくしの肩が剥き出しに成らない様に、つくしの肩には大判のストールが巻かれて居たという訳…だったのだ。



実は、会場に入場して来た司 と つくしを観て居た女性の誰もが、そんな司のタキシード姿にうっとりとして居て、男性の誰もが、そんな美しいつくしの隣には、司が居る事を羨ましがって居たのだった。


其れ程、此の会場内での司 と つくしの二人は、目立って居たのだ。



そして、其の後、司会者からの挨拶に寄り、婚約披露パーティーが始まった時に、先ずは、両家の父親達が壇上に上がったのだった。


だが、事前に、司 と つくしの婚約発表記者会見が執り行われて居た事も有り、それぞれの両家の父親達からの挨拶は、自己紹介 と 司 と つくしのプロフィールのみだけで、詳しい挨拶の言葉は省かれたのだった。


だからだったのだ。
此の時の司 と つくしは、壇上に上がる事は無かったのだった。



そして、其の後の会場内は、両家の父親達からの挨拶も終了した事で、道明寺家 並びに、大河原家への挨拶合戦に移るのだった。


実は、此の日の司 と つくしは、ホスト側と言う事も有り、挨拶廻りだけは省く訳にもいかず、両家の父親達と共に、会場内の挨拶廻りに同行するのだった。


勿論、此の時のつくしの紹介は、『司の婚約者』として、紹介されて居たのだった。



そして、“何時(いつ)もの事…。”と、司自身、一切、何も気にする様子は無かったのだが、其の日も、此れ迄同様に、会場内に居た女性達は、そんな司に目を奪われて居たのだった。


更に、実の事を言うと、此の会場内のそんな淑女達の目は、道明寺家から司の傍に居る事を許されたつくしに対して、嫉妬に狂ったかの様な『羨望の眼差し』の目 や 憧れの気持ちを抱く様な『憧憬の念(しょうけいのねん)』に満ちた目迄、其処には存在して居たのだった。


云わば…。
『牧野つくし』の記憶の無い現在の『大河原つくし』にとっては、初めて、そんな淑女達からの洗礼を受けて居た事に成るのだった。


だからだったのだ。
そんな状況に、余り、良い気のして居ないつくしが其処に居たという訳…だったのだ。



そして、コトは起こったのだった。


漸く、挨拶も落ち着いたという事で、つくしは、司 や 両家の父親達と離れて、自身の姉と成った 滋 や 現在のつくしにとっても、親友で在る 優紀 や 桜子と一緒にお喋りに花を咲かせて居た時の事…だったのだ。


此の時のつくしは、暫く経ってから、SPに合図を送り、レストルームに向かう為に、席を外して居たのだった。


勿論、自身の姉と成った 滋には、目線 と 口パクにて、合図を送って居たつくし…だったのだ。



だが、実は、唯、そんなつくしの様子を、じーっと、観察して居た女性(もの)が、此の場に居たのだった。


其れは、まるで、虎視眈々と、其の機会を狙って居るかの様な雰囲気…だったのだ。
唯、つくし自身、一切、気が付いて居なかったのだが…。


だからだったのだろう。
此のつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た女性は、つくしが其の場を後にしたと同時に、其の場を後にするのだった。


そして、自身の考えの下、つくしよりも先回りするかの様に、態々、つくしを追い越して、慌てて、レストルームに向かって居たのだった。


勿論、此のつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た女性にとっては、賭けでは在ったのだ。


と言うのも、此の時点に於いてのつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た女性にとっては、此の時のつくしがレストルームに向かうのかは知らなかったのだ。
もしかしたら、此の時のつくしが別の所に向かうのかも知れなかったのだ。


だからこそ…。
此のつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た女性にとっては、賭けだった事は言うまでも無かったのだ。



だが、此の時点に於いては、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た女性の勝ちと言っても過言じゃ無い状況と成って居たのだ。


だからだったのだろう。
此のつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た女性の行動は、即、実行されたのだった。



事前に先回りして迄、先ずは、レストルームに入って居たつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、つくしが用を足して出て来た所を狙ったかの様に、つくしに声を掛けるのだった。


「貴女は、確か、『牧野つくし』…だったわよね?」と…。


だが、現在のつくしは、『牧野つくし』の記憶の無い『大河原つくし』…だったのだ。


だからこそ…。
現在の『大河原つくし』にとっては、『牧野つくし』という名を知る由も無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性に伝えるのだった。


「あのぉ~、もしかして、人違いでは在りませんか?」と…。


だが、そんなつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、ニヤッとした顔付きのまま、更に、つくしに物申すのだった。


「あら、そうなのね。
 って言うか?
 あんた、しらばくれるんじゃ無いわよ。」と、怒りに満ちた様な顔付きのままに…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、何が何だか、全く、分からないまま、自身の心の中で思って居たのだった。


“一体、此の女性(ひと)は、何なの。
 私は、此の女性(ひと)が言って居る『牧野つくし』という女性(ひと)の事を知らない
 のに…。”と…。


だからだったのかも知れない。
何も言って来ないそんなつくしに痺れを切らしたかの様に、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、更に、つくしに物を申し始めたのだった。


「まぁ~、良いわ。
 今から、貴女に分かる様に教えて上げる。
 私は、司さんの初kissの相手なの。
 本来なら、私が、司さんの婚約者に成る筈…だったの。
 其れを、貴女は諦め切れないのか?
 態々、『大河原つくし』と名乗って迄、司さん と 私との間を割こうとして居るのね。
 でも、貴女は、如何遣って、性懲りも無く、大河原家に入り込んだのかしら…ね?
 意地汚いったら、有りゃし無いわ。
 やっぱり、貴女は、庶民…。
 いいえ、貧乏人代表の様な女なのね。
 いい加減、司さんの周りをウロウロするのは止めて欲しいわ。
 締めて、此の場から失せて頂戴‼
 目障りで仕方無いわ。」と、其処迄、言い乍ら、高笑い状態…だったのだ。



勿論、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、確かに、司が英徳学園 中等部の頃に、総二郎 と あきらに連れて行かれたClubで、kissをした相手…だったのだ。


だが、当の司でさえも、誰が、自身の初kissの相手なのか?
分かって居ないという寄りも、覚えて居らず、定かでは無い状況…だったのだ。
にも関わらず、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、断定するかの様に、つくしに言って除けて居たのだった。


そして、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、最後に、捨て台詞かの様に、つくしに言って除けるのだった。


「私は、今迄、司さんが私の所に戻って来る事を、何も言わず、唯、待って居たのよ。
 其れに、貴女は、司さんよりも1歳年下でしょ!
 私は、司さんよりも、5歳上なの。
 だから、優先順位的に言っても、私の方が司さんに相応しいのよ。」と…。


というのか?
つくしが、『大河原つくし』では無く、今でも、『牧野つくし』…だったの成らば…。
きっと、『牧野つくし』は、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性の事を、疑いの眼差しで見て居た事だろう。


だが、此の時のつくしは、『牧野つくし』の記憶の無い現在の『大河原つくし』なのだ。


何が本当で、何が嘘なのか?
見抜く事が出来ずに居たのだった。


だからだったのかも知れない。
つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性の話しを、何も言わず、反論もせず、唯、じーっと、聞いて居た此の時の『大河原つくし』は、次第に、身体を震わせ始めるのだった。


そして、徐々に、つくしの頭は、割れるのでは無いかと言う程の痛みに見舞われ、つくしの意識は、遠退き始めるのだった。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の頭を抱えたまま、其の場にしゃがみ込んでしまうのだった。



だからだったのだろう。
そんなつくしを傍から観て居た(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性は、怖く成って、何事も無かったかの様に、其の場を後にするのだった。


其処に丁度、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性と入れ違いかの様に、或る女性が、つくしが居るレストルームに飛び込んで来るのだった。



PS.


司は、嘗て、自身が英徳学園 中等部の頃に経験して居た其の当時のkissについて、既に、司の中では無かった事にして居たのだ。


“あれは、ノーカウントだろ⁉”と、言う思いのままに…。


だからだったのだ。
司は、英徳学園 中等部の頃に経験した事を、『牧野つくし』には喋ってしまったのだが、『大河原つくし』には喋るつもり等毛頭無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
司の初kissは、司の中で、“(自身と)つくしとの初kissが俺の初kissだ‼”と、勝手に、認定して居たのだ。


実は、司が、何故、そんな風に、勝手に、認定して居たのかと云えば…。
其れは、司 と つくしが、まだ、知り合ったばかりの英徳高校時代に迄、遡るのだ。


其の当時のつくしは、英徳高校のサマースクールには行かず、青池和也からの招待を受けた事で、熱海に在る 和也ん家(ち)(=青池家)の別荘に招待されて出向いて居た時の話し…だったのだ。


司が英徳高校の生徒の皆を引き連れて、態々、道明寺家のクルーザーで、熱海に来た事で、藤堂静に寄って、シンデレラの様に綺麗に魔法を掛けられたつくしは、船上パーティーの場で、司との触れるだけのkissをしてしまったのだ。


勿論、其の当時のつくしにとっては、最悪な司とのkissだったのかも知れない。


だが、後(のち)の『牧野つくし』にとっては、幸いな事に、“あの暗闇の中で交わしたkissが道明寺とのkissで、本当に良かった。”と、思える様なkiss…だったのだ。



だからだったのかも知れない。
“其の当時(英徳学園 中等部)の頃の事を遣り直してぇ。”と、さえ、考えて居た司にとってすれば、まさか、其の当時のkissの相手の女性から其の当時の頃の事を、現在の『大河原つくし』に話しされて居るとは知る由も無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司にとってすれば、此の状況は、『青天の霹靂』…だったのかも知れない。
否、英徳高校時代の司流に言えば、『青天屁こき』…だったのかも知れない。



<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  91.』は、一部の言葉の
 中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』のセリフに拘る言葉 や シーンを、勝手に、
 拝借致して折ります。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借致して折ります事をお詫び申し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借致して折ります事を、重ねて、お
 詫び申し上げます。>

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