tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  92.




【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  91.』のエピローグ
 <倒れたつくしの様子 と つくしの周りの様子>】


つくしが、其の場にしゃがみ込んでしまった時のつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、一瞬で、此の事態を把握したのだ。


何故なら…。
其の時に、つくしが頭を抱え込む様にしゃがみ込んだ姿を傍から観て居た(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性は、“ヤバいかも…。”と、怖く成って、何事も無かったかの様に、其の場を後にする事にしたから…だったのだ。


だが、其処に丁度、入れ違いかの様に、或る女性が、つくしが居るレストルームに飛び込んで来たのだった。



勿論、其の或る女性とは…。
つくしの姉と成った 大河原滋…だったのだ。


実の事を言うと、つくしを追い掛けてレストルームに行く前の滋は、知り合いから声を掛けられた事で、其の滋の知り合いに自身の妹と成った つくしを紹介する為に、其の滋の知り合いの前につくしを連れて行き、つくしも挨拶を交わして居たのだ。


「此方は、大河原家の次女で、私の妹のつくしです。
 以後、宜しくお願い致します。」


「宜しくお願い致します。」と…。


なので、其の滋の知り合いも、また、良好的に、つくしに挨拶するのだった。


「貴女が、そうでしたか?
 此方こそ、宜しくお願い致します。」と…。



だからだったのだ。
其の後のつくしは、未だ、楽しそうに話し込んで居る 自身の姉と成った 滋に目線で合図を送ったモノの…。
其れでも、滋は、其の後も、其の知り合いと話し込んで居た事から、つくしの戻りが遅い事にも気が付かず、つくしの様子を見に行く事自体、遅れてしまって居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋は、つくしを見付け出す事自体に遅れが生じ、“つくしの姉として、失格だ‼”と、そんな自分自身を後悔して居たのだった。


と言うのも、つくしの姉と成った 大河原滋がレストルームに入った時のつくしは、頭を抱えたまましゃがみ込み、次第に、つくしの意識が遠退き、つくしの意識が薄れて、ゆっくりと、雪崩れるかの様に倒れる姿を見てしまったのだ。


しかも、此の時のつくしは、「頭が痛い。」と、小声で言い乍ら、自身の頭を抱え込み雪崩れるかの様に倒れ込んだのだ。
そんなつくしを間一髪で受け止めた滋…だったのだ。


所謂、其のちょっと前の滋が、つくしが居るレストルームに飛び込んで居た事で、間一髪、つくしは、床に頭をぶつける事は無かったという訳…だったのだ。



実は、此の時の滋は、自身と入れ違いかの様に、レストルームのドアを開けて出て行った(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性の顔だけじゃ無く、服装についても、一瞬で、特徴を記憶して居たのだ。


だからだったのだ。
其の上で、滋は、或る人物にTELを掛けるのだった。


勿論、此の時の滋がTELを掛けて居た其の相手とは…。
滋にとっては、仲間から友人に昇格した花沢類…だったのだ。


「もしもし、類君…?
 今、私、つくしがレストルームで倒れて居た所を発見したばかりなの。
 其の時に、つくしと一緒に居たかも知れない女が、さっき、レストルームを出て行ったば
 かりなの。
 其の女は、パーティードレスを身に着けて居たから、司 と つくしの婚約披露パーティ
 ーに出席して居た女かも知れない。
 多分、今、其の女は、パーティー会場に戻って居る最中だと思う。
 今、其の女の特徴を言うから、私の代わりに其の女を探し出してくれない?
 其の女の特徴は…ね。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだったのよ。
 類君、宜しくお願いね。
 其れと、司に連絡してくれる。
 そっちも、お願いね。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の類は、滋からのそんな話しを聞いて居て、確認するのだった。


「で、牧野の様子は、如何なの?」と…。


其処で、滋は、何時(いつ)もと違う低いトーンの声で、類に伝える様に話しし始めるのだった。


「つくしの意識が無いの。
 今、道明寺家のSPが、(東京メープルの)支配人を呼びに行った。
 多分、つくしは、司の部屋に連れて行く事に成ると思う。
 (東京メープルの)支配人には、道明寺のおじ様 と うち(大河原家)のパパにも連絡
 して貰える様に話しするよ。
 で、道明寺のおじ様からドクターを手配して貰う。
 なので、後の事は、類君に任せた。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の類は、「了解‼」と、滋に返答し乍らも、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性を探し出す為に、辺りを見回し目で追って居たのだった。


そして、尚も、此の時の類は、滋からのそんな話しを聞き乍らも、手で合図を送り、あきらを自身の方に呼び、小声で、「司にTELして!」と、伝えて居たのだった。



勿論、此の時のあきらは、【類から呼ばれた事】も、【何故、司を呼ぶのかと言う事】も、全てが、全く、分からない状況の中で、此の時のあきらは、長年の幼馴染で親友で在る 類の性格を理解して居るからこそ、“牧野に何か有ったんじゃねぇか?”と、察知した事で、類の言う通り、司にTELする事としたのだった。


何故なら…。
此の時のあきらは、“司を呼べと類が言ってるのなら、牧野に何か有ったと考える方が妥当だろう。”と、認識したから…だったのだ。


「牧野に何か有ったかも知れねぇ。
 今、こっちに来れるか?」と…。


勿論、此の時のあきらは、そんな風に司に言い乍らも、少し離れた場所に居る 司には、手で合図を送って居たのだった。



其処に丁度、滋からのTELで聞いて居た様な女性(=つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性)が、パーティー会場のドアを開けて入って来のだ。


だからだったのだろう。
(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性を見付け出した此の時の類は、逃げられない様に、間髪入れずに、(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性に声を掛けるのだった。


「ちょっと、あんた…待ってくれるかな。
 あんたは、さっき迄、『大河原つくし』と、一緒に居たんじゃ無かった?」と…。


実は、此の時の類は、間髪入れずに、(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性に声を掛け乍らも、類の頭の中では、別の事を考えて居たのだった。


“あんた(滋)、凄いよ。
 良く短時間で、あの女の特徴を掴めたね。
 流石は、大河原家の娘だよ。”と…。



だが、此の時のつくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、“訳が分からない。”と、言いた気に、何事も無かったかの様に、何食わぬ顔で、類に返答するのだった。


「いいえ、其の様な方は存じ上げて折りませんが…。」と…。


だが、其れでも、此の時の類は、滋から聞いたそんな話しを、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性にぶつけるかの様に言って除けるのだった。


何故なら…。
此の時の類にとって、つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、誤魔化そうとして居る事位、一目瞭然…だったのだ。


だからだったのだろう。
つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た其の女性は、類からのそんな話しを聞いた事で、観念したかの様に話しし始めるのだった。


「彼女が悪いのよ。」と、興奮気味に…。


だからだったのかも知れない。
そんな風に興奮状態に在る(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性に対して、“此の場ではヤバいだろう。”と、認識した此の時の類は、其処に丁度、司も来た事で、F4が連れ立って、(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性を引き連れて、F3&T3の控え室に向かって居たのだ。
勿論、(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性を引き連れて居たのは、類が呼んだ花沢家のSPだったのだが…。



実は、其の後のパーティー会場は、騒然として居たのだ。


何故なら…。
老若に拘らず、今回の此のパーティーに出席して居た淑女達にとっては、普段、御自ら、女性に近付かない筈の類が(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性に対して、声を掛けて居ただけじゃ無く、F4が連れ立って、(つくしの様子を、唯、じーっと、観察して居た)其の女性を引き連れて歩いて居る様に見えて居たから…だったのだ。


だが、此の騒然として居るパーティー会場の騒つき(ざわつき)を抑え込んだのは、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保から指示を受けたやはりの西田…だったのだ。


「御静粛に願います。
 先程、【止ん事無き事情】が起こりました。
 ですので、此れ寄り先は、此の場にホストが居ない状況で御座いますので、此方サイドの
 勝手な都合に寄り、此の場をお開きと致したいと存じます。
 御了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます。」と…。
 


実は、東京メープルの支配人からの耳打ちに寄り連絡を受けた司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓…。
更に、滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、慌てるかの様に連れ立って、東京メープルの最上階に在る 道明寺家専用 ファミリースペースの司の自室に向かうのだった。


そして、両家の両親達は、先に、東京メープルの最上階に在る 道明寺家専用 ファミリースペースの司の自室に来て居た滋から事情を聞くのだった。


だからだったのだろう。
司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保から連絡を受けた道明寺家の主治医で在る ドクターも、東京メープルの最上階に在る 道明寺家専用 ファミリースペースの司の自室に到着し事で、意識の無いつくしは、其の道明寺家の主治医で在る ドクターの診察を受けて居たのだった。


其の上で、此の道明寺家の主治医で在る ドクターの診断結果は、「今後は、経過観察で大丈夫でしょう。」…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、此の道明寺家の主治医で在る ドクターの診断結果を聞いた事で、F4の後を追うかの如く、SPから聞いたF3&T3の控え室に向かうのだった。



実は、F4が連れ立ってF3&T3の控え室に入った迄は良かったのだが、パーティーのホストと言う事も有り、F3&T3&つくしから離れて、司は司で両家の両親達の傍に居た為に、全く、此の状況が掴めず、更には、理由(わけ)が分からず、“何故、此の場に女が居るんだぁ~⁉”と、首を捻りたく成る様な状況…だったのだ。


勿論、此の時の司の心の中では、あきらからのTELで聞いた自身の呼び出し理由で在る つくしの事が気に成り乍らも、其の場に居た事は言うまでも無かったのだった。


だからだったのだ。
類からの話しを聞いた其の後の司は、「後の事は任せた。」と、F3に頼んで、自分自身は、両家の父親達からの了承が得られた事で、逸る気持ちを抑え乍らも、東京メープルの最上階に在る 道明寺家専用 ファミリースペースの自身の自室に向かうのだった。



そして、総二郎 と あきらは、類が誰かとTELで話しして居る所を近くで観て居たので、何か有った事だけは理解出来て居たのだった。


何故なら…。
其の時点に於いて、此の場には、滋 と つくしの姿が見えなかったから…だったのだ。


単的に考えても、此の時点に於いての総二郎 と あきらからして視れば、“滋 or 牧野の何方かの身に何か有ったのだろう。”と、考える方が妥当だと云えたのだった。


だからこそ…。
総二郎 と あきらは、類からの話しを、じっくり、聞くつもりで居たのだった。



そして、優紀 と 桜子は、西田からのアナウンスを聞き乍らも、漸く、辺りを見回し、F4も、滋も、つくしさえも居ない事に気が付き、二人共、「えっ??」と、成って居たのだった。


実は、此の時の優紀 と 桜子は、“つくし(先輩)は、滋さんと一緒に居るだろう。”と、認識して居たので、優紀 と 桜子の二人だけで一緒に居たのだった。


だからだったのだ。
其の後も、お互いの話しに夢中に成って居たので、此の状況が理解出来て居なかったのだ。


だからだったのだろう。
F4&滋&つくしが何処に行ったのか?
西田から聞いた此の時の優紀 と 桜子は、取り敢えず、F3&T3の控え室に向かうのだった。

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