tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  103.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  103.』は、一部の文面の
 中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  102.』のエピローグ
 <道明寺邸での椿 と つくし と タマの其の後の様子>】


司が運転する司の愛車に乗車して居た時のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の事を、あんな風に、司に言って居たにも関わらず、道明寺邸にて、椿 と タマと久し振りに逢った事で、すっかり、そんな時の事を忘れて、道明寺邸に溶け込んで居たのだった。


そして、其の後のつくしは、自身の恋人で在り、婚約者でも在る筈の司の事を、すっかり、忘れたかの様に其方退け(そっちのけ)状態にして置いて迄、椿 と タマと共にリビングルームに入って行くのだった。


だからだったのだろう。
つくしから、すっかり、其方退け(そっちのけ)状態にされてしまった司は、仕方無く、椿 と つくし と タマの後を追って、一人、リビングルームに入って行くのだった。


そして、其の時の司は、リビングルームの一人掛けのソファに座った状態で、長い足を組んで、唯、つくしだけを見詰めたまま…だったのだ。
勿論、其の時の司の右手には、コーヒーカップが持たれたまま…だったのだが…。


実は、リビングルームに入った後の椿 と つくし と タマは、三人掛けのソファに向かい合わせで座り(椿の隣にはつくしが座り、其の向かいにはタマが座ったのだった。)、【此れ迄のつくしが、如何、過ごして来たのか?】と、言う事について、つくしは、椿 と タマに話しして居たのだ。



【其の時のつくしが、椿 と タマに話しして居た内容とは…。


 *記憶を失くす寸前のつくしの身に起きた出来事について


  何故、つくしがそんな話しをし始めたのか?
  実は、F3&滋&桜子が開いて居た司の退院祝いの場に、流れでつくしが居た事を、タマ
  が知って居たから…だったのだ。


  勿論、此の時点に於いてのつくしの頭の中には、まだ、『車』という乗り物に対して、
  トラウマが有った事は、事実…だったのだ。


  だが、大河原家所縁(ゆかり)のお寺に建てられた牧野家の墓前に、お墓参りを済ませ
  た事で、此の時点に於いてのつくしは、つくしの実父 と 実母で在る 牧野晴夫 と 
  牧野千恵子、そして、つくしの実弟で在る 進から許された様な気がして居たのだ。


  勿論、許されたか如何かは、本人達で在る つくしの実父 と 実母で在る 牧野晴夫 
  と 牧野千恵子、そして、つくしの実弟で在る 進に訊いて視ない事には分からないの
  だ。


  だが、其れでも、つくし自身、何故か、つくしの実父 と 実母で在る 牧野晴夫 と 
  牧野千恵子、そして、つくしの実弟で在る 進から許された様な気がして居たのだっ
  た。


  だからだったのだ。
  お墓参りを済ませた後のつくしは、『車』という乗り物に対して、『トラウマ』が解消
  されつつ在ったのだ。


  云わば…。
  此の時のつくしにとっては、お墓参りを済ませた事で、気分的に楽に成って居たのだ。


  だからだったのかも知れない。
  此の時のつくしは、自身の実弟で在る 進への懺悔のつもりで、其の時の事を、椿 と 
  タマに話せたので在ろう。
  勿論、傍に居た司も、つくしからのそんな話しを、しっかり、聞いて居たのだが…。


  *『大河原つくし』と成った大河原家での暮らしについて


  実は、タマは、大河原家の使用人頭で在る ばあやから、大河原家でのつくしの生活振
  りを聞いて知って居たのだ。


  だからこそ…。
  タマは、大河原家の使用人頭で在る ばあやから聞いた大河原家でのつくしの生活振
  りについての話しを、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 司の姉で在
  る 椿に報告して居たのだ。


  だからだったのだろう。
  或る程度の大河原家でのつくしの生活振りについて、話しを聞いて居たタマだけでは無
  く、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 司の姉で在る 椿も知って居
  たという訳…だったのだ。


  だが、其れでも、つくしから話しを聞いて居た椿 と タマは、相槌を打ち乍らも、
  唯、つくしからのそんな話しを聞いて居たのだった。
  
  勿論、つくしからのそんな話しを聞いて居た椿 と タマは、終始、笑顔…だった事は
  言うまでも無かったのだった。】



そして、其の後の椿 と つくし と タマは、お互い、約束し合うのだった。


其れは、記憶が全て戻ったつくしは、未だ、英徳高校時代のつくしと、相変わらず、変わって居ない事を悟った椿 と タマからの願いでも有ったのだ。


【此れ迄と同様に、つくしは、椿 と タマと接する事】
此れが、椿 と タマからつくしへの願い事…だったのだ。


例え、英徳高校時代のつくし と 現在のつくしが呼ぶ 椿 と タマへの呼び名が変わったとしても、「接し方を変えない。」と、言う事を、つくしは、椿 と タマから約束させられて居たのだった。


何故なら…。
其れは、一般家庭出身で在り乍らも、英徳高校時代の『牧野つくし』が司の恋人だったからこそ、つくしは、椿の事を「お姉さん」と、呼んで居たのだ。


そして、ひょんな事から、英徳高校時代のつくしが道明寺家の使用人としてバイトして居た事で、タマの事を「タマ先輩」と、呼んで居たに過ぎ無かったのだ。


でも、現在のつくしは、大河原家の娘で在り、更に、司の恋人だけでは無く、司の婚約者なのだ。


だからこそ…。
現在のつくしは、椿の事を「お姉様」と、呼び、タマの事を「タマさん」と、呼ぶ事に成ったという訳…だったのだ。



勿論、椿 と つくし と タマとの関係性は、表面的には変わったかも知れないのだが、唯、呼び名は違えど、椿 と つくし と タマとの間の関係性は、何等、一切、全く、変わって居なかったのだ。


実は、椿 と タマは、其の事を、つくしに伝えたかったのだ。
唯、世間的に、呼び名が変わっただけだと…。


勿論、其れは、つくしの人間性を知って居る椿 と タマだからこそ、つくしに言えた話し…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そう言ってくれた椿 と タマに感謝し乍らも、椿 と タマからの申し出に応じる形と成って居たのだった。



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  102.』のエピローグ
 <道明寺家の使用人頭で在る タマから話しを聞いた或る人物とは…。>】


道明寺家の使用人頭で在る タマから話しを聞いた或る人物とは…。
そうなのだった。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の事…だったのだ。


実は、此れ迄の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの記憶が戻った時に、【自分自身は、記憶が戻ったつくしさんに対して、何をすべきか?】と、言う事を、常に、念頭に置いて居たのだった。


云わば…。
自分自身の過去の過ちについて、常日頃から、考えて居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
道明寺家の使用人頭で在る タマからそんな話しを聞いた此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、現在のつくしと逢う為に、日本に帰国する事を決意したという訳…だったのだ。


実は、そう決意した其の後の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、日本に帰国する前に、司に連絡を入れるのだった。


何故なら…。
つくしと逢える様に、自身の息子で在る 司にセッティングを任せる為…だったのだ。


「私(わたくし)は、タマから(世田谷の道明寺)邸での事を聞きました。
 椿 と タマは、既に、つくしさんとお逢いしたのよね。
 私(わたくし)も、つくしさんとお逢いして、あなた方の英徳高校時代の頃の事を謝りた
 いのよ。
 つくしさんと逢える様に、セッティングして貰えないかしら?」と…。



勿論、自身の母親からそんな話しを聞いた時の司は、驚愕するしか無かったのだった。


何故なら…。
自身の母親からそんな話しを聞いた此の時の司は、そんな話しを聞いて直ぐ、思って居たから…だったのだ。


“まさか、ババア自ら、そんな事を言って来るとは…思いもし無かったわ。”と…。


だからこそ…。
此の時の司は、そんな自身の母親に対して、驚愕して居たという訳…だったのだ。


だが、此の時の司は、考え直して居たのだ。


“そうだよな。
 つくしは、俺の婚約者…何だ。
 何時(いつ)迄も、ババアと逢わねぇ訳にはいかねぇだろうな。
 其れに、ババアの今を、例え、俺からつくしに言って置いたとしても、つくし自身、信じ
 ちゃあ居ねぇだろうし…な。
 何れ、ババアと逢わねぇといけねぇなら、其れは、今なのかも知れねぇなぁ~。”と…。


だからだったのだろう。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓への此の時の司からの返答の言葉は、こうだったのだ。


「分かった。
 取り敢えずは、つくしに訊いて視るが、余り(あんまり)、期待するなよ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな風に、自身に言って来た自身の息子で在る 司に訊いて視るのだった。


「其れは、つくしさんが私(わたくし)に、“逢いたくない。”と、仰って居るという事かし
 ら?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな話し振りを聞いて居て呆れるの様な顔付きをし乍らも、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言って置くのだった。


「あのなぁ~。
 ババアは、英徳(高校)時代のつくしに如何言う事をして来たのか、覚えてねぇのか?
 今のつくしは、過去の記憶の無かった頃のつくしじゃねぇんだぞ。
 今のつくしは、過去の記憶自体、全て、取り戻してんだぞ。
 と言う事は、今のつくしが、ババアを許せると思うのか?
 そう思う方が図々しいだろ。
 いい加減にしろよ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、自身の息子で在る 司に訊いて視るのだった。


「そうね。
 今のつくしさんなら、過去の私(わたくし)が犯した過ちを許してはくれないでしょう
 ね?
 でも…ね。
 私(わたくし)は、司が入院して居た時に、つくしさんには伝えて置いたのよ。
 『一年の猶予』について…。
 と言う事は、其の時点で、私(わたくし)は、つくしさんの事を認めて居たという事よ。
 でも、其れは、貴方がつくしさんだけの記憶を失って居た事で、達成される事は無かった
 わ。
 だからこそ、私(わたくし)は、つくしさんに其の事をお話しして、つくしさんの誤解を
 解きたいのよ。
 此れからの貴方 と つくしさんの為にも…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、尚も、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言って置くのだった。


「ああ、其の事は、つくしにも伝えて有る。
 今のババアは、つくしを認めて居ると…な。
 けど…な。
 ババアがつくしに許して貰いてぇとかじゃ無くて、要は、つくしが如何思うかだろ?
 英徳(高校)時代のつくしは、ババアからけちょんけちょんに遣られたんだぞ。
 其れでも、俺の事を好きで居続けてくれてる。
 『つくし』と言う女は、そう言う『女』…何だよ。」と…。



だが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司から、そんな風に言われなくても、承知して居た話し…だったのだ。


其れでも、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしから許しを請うて置きたかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に言えた言葉…だったのだ。


「ええ、其の事は、私(わたくし)自身、承知して居るわ。
 其れでも、私(わたくし)は、つくしさんに逢って、許しを請うて置きたいのよ。
 近々、私(わたくし)は、日本に帰国する予定よ。
 だからこそ、司にお願いして居るのよ。
 つくしさんとのセッティングを…。
 宜しく頼むわね、司‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、渋々、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に承諾するのだった。


「ああ、分かったわ。
 仕方ねぇから、協力して遣るわ。」と…。



という訳で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、日本に帰国後…。
自身の息子で在る 司のセッティングに寄り、つくしと会える事と成ったのだった。

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