tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  109.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  109.』の中に出て来る一
 部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  95.』のエピローグ】


其の後のつくしは、自身の両親と成った 大河原社長 と 大河原夫人からのそんな話しを聞いて居た事で、ホッとして居た事も有り、漸く、平穏な日々を過ごして居たのだった。



だが、そんな頃の或る日の夜の出来事…だったのだ。
大河原邸の自身の自室に居たつくしは、テレビを観て居たのだった。


其の時のつくしが観て居た其のテレビ番組とは、情報番組…だったのだ。


実は、此の時のつくしは、自身が観て居た其のテレビ番組の放送中に、先日、自身の父親と成った 大河原社長から聞いて居たあの女性の父親が経営して居る筈の『〇〇工業』という名称を耳にするのだった。


其のテレビ番組の放送中に、女性アナウンサーから、「先程、“『〇〇工業』が破産手続きに入った。”と、いう情報が入って参りました。」と、告げて居たのだ。


勿論、此の時のつくしは、我が耳を疑って居たのだ。


だが、其のテレビ番組の放送中に、其の女性アナウンサーの口から何度も告げられる『〇〇工業』という名称に間違いが無く、此の時のつくしは、動揺し始めるのだった。


“パパから聞いて居た話と、何か違う様な気がする。
 でも、如何し様…⁉
 もしかしたら、私にも責任が有るのかも…。”と、不安に成り乍ら…。


勿論、此の時のつくしが思って居た事は、何処か筋違いでは在ったのだ。


だが、此の時のつくしとしては、真剣に、“自分自身の責任かも知れない。”と、思い込んで居たのだった。



そう成れば…。
此の時のつくしは、確かめずには居られなかったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、自身の両親と成った 大河原夫妻の自室を訪れて居たのだった。


だが、生憎、自身の父親と成った 大河原社長は、まだ、大河原邸に帰邸して居らず、此の時のつくしは、自身の母親と成った 大河原夫人に訴えるのだった。


「ママ、知ってたの?
 今、テレビの情報番組の中で、“『〇〇工業』が破産手続きに入った。”って、言って居た
 の。
 其れって、もしかし無くても、私の責任よね?」と、動揺し乍ら…。


だが、つくしの母親と成った 大河原夫人は、自身の娘と成った つくしからそんな風に話しを聞かされても、企業経営者の妻らしく、冷静…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、依然、冷静な顔付きのままで、自身の娘と成った つくしに話しし始めるのだった。


「つくし、良いかしら。
 冷静に成って、私(わたくし)の話しを聞いて頂戴‼
 貴女は、企業経営者の娘なのよ。
 そんな風に、動揺して狼狽えて、此れからを如何するの。
 貴女は、曲がり成りにも、『道明寺司』の婚約者なのよ。
 今後の貴女は、ママの様に、『(道明寺)夫人』として生きて行く立場の人間なのよ。
 しっかりしなさい。
 本当は…ね。
 パパに制止されたから言えなかったんだけど…。
 “つくしには言って置かなきゃ…ね。”と、考えて居た事が有ったのよ。
 良い機会だから、言って置くわね。
 企業とは、『食うか食われるか』の世界なのよ。
 あのお嬢さんは、其の事を、ちゃんと、理解して居なかったという事だと思うわ。
 若しくは、あのお嬢さんのご両親が、ちゃんと、教えて居なかったのかも知れないわね。
 何れにしても、自分自身の娘が馬鹿にされたのよ。
 だから、パパが怒ったとしても、何等、不思議な話しでも無いし、あの時、パパが言った
 通り、パパにとったら、ああする寄り、致し方無かった話なのよ。
 だって、つくしは、パパ と ママの娘…何ですから…ね。」と…。
「………」


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、自身の母親と成った 大河原夫人からの自身に対する自身への両親としてのそんな想いを聞かされて、何も言えずに居たのだった。



だからだったのだろう。
此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、更に、つくしに告げるのだった。


「実は、私(わたくし)は、滋から聞いて居た話…何だけど…ね。
 司さんがあのお嬢さん と 父親を訴え様として居る話を滋から聞いて居たのよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、驚愕顔に成る程に驚いて居た事で、「へっ??」と、上擦った声に成り乍らも、自身の母親と成った 大河原夫人に訊き始めるのだった。


「其れって、何時(いつ)頃の話…⁉」と…。


だからだったのだろう。
自身の娘と成った つくしからそんな風に訊かれた此の時のつくしの母親と成った 大河原夫人は、即答するのだった。


「つくしが入院して居た頃の話よ。」と…。



其処で、其の後のつくしは、自身の自室に戻った後に、“もう、手遅れかも知れない。”と、そんな風に考え乍らも、司にTELするのだった。
勿論のビデオ通話にて…。


「ねぇ、司…今、訊いて良いかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、「つくしなら、No problem.(問題無し)」と、でも、言いた気に、つくしに即答するのだった。


「ああ、良いぞ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの顔付きは、怒った様な顔付きに成り乍らも、司に訊き始めるのだった。


「もしかしたら、もう、手遅れかも知れないんだけど…。
 司は、もう、あの女性 と 父親を訴えた?」と…。


だが、此の時の司は、つくしからそう訊ねられた言葉の意味が理解出来て居ない振りをして居たのだった。


云わば…。
此の時の司は、惚けて居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身にそんな風に訊いて来たつくしに対して、反対に、訊くのだった。


「はぁ~、何の話しだ⁉」と…。


其処で、つくしは、再度、司に訊くのだった。


「司 と 私の婚約披露パーティーの日に、(東京メープルの)レストルームで私が倒れた
 時に、私の傍に居たあの女性の事…。
 もしかして、司は、もう、あの女性 と 父親を訴えたの?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、つくしからのそんな口振りを見て居た事で、悟ったのだった。


“つくしが、そんな風に、俺に訊いて来たと言う事は、俺自身、つくしが誰から聞いたのか
 は知んねぇが、つくしは、其の話の意味を知ったという訳だよな。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、つくしから逃げられない事を悟ったのだった。
其処で、此の時の司は、言い訳かの様に、つくしに話しし始めるのだった。


「現在のつくしは、滋のファインプレーで、つくしが頭を打つ事無く、無事だったからこ
 そ、其れは其れで良しとするが…。
 けど…よ。
 もし、あの時、つくしが頭を打って、つくしの頭の打ち所が悪けりゃあ…。
 間違い無く、今のつくしは居なかった。
 あん時の俺は、間違い無く、其れ位ぇ、怖い思いをしたんだぞ‼
 だからこそ…。
 俺は、あの女が許せねぇ‼
 で、あんな女を作り出し、野放しにしたあの女の父親を許さねぇ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、画面越しでは在るのだが、そんな風に自身に言って来た司の顔を、唯、じーっと、見乍ら、言って置くのだった。


「だったら、今の私は、お姉様(滋)のお陰で、無事だったんだから、訴えを取り下げて!
 あの女性の父親の企業が、『破産手続きに入った』と、言うのなら、『倒産』は免れない
 という意味でしょ!
 だったら、あの女性の父親の企業は、世間的な制裁自体、十分、受けたでしょ!
 もう、此れ以上、あの女性の家族を苦しめる様な事はし無いで…。
 もし、此れ以上、司があの女性の家族を苦しめる様な事をしたら、私は、一生、罪の意識
 に苛まれ乍ら生きて行かなきゃ何無いのよ。
 私に、“自責の念に苛まれ乍ら、生きて行け!”っつーの‼
 司は、私に、そんな想いをさせたいの?
 嫌なら、直ぐに、訴えを取り下げて!」と、声を荒げるかの様に…。



だが、つくしからそんな風に言われた此の時の司は、密かに、思うのだった。


“やっぱ、お前は、お人好し過ぎるよな。
 何で、お前は、嫌がらせをされた女を救おうとすんだよ。
 俺には、意味が分かんねぇ。”と…。


そう思い乍らも、そんな風につくしから言われてしまった司は、“しょうがねぇな。”と、尚も、思い乍らも、つくしに返答するのだった。


「分かったよ。
 取下げりゃあ、良いんだろ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、少し、不貞腐れ乍らも、自身にそう返答してくれた司に対して、言って除けるのだった。
其れはまるで、司の姉で在る 椿の様な口振り…だったのだ。


「分かったら、其れで、宜しい。」と、何度か、頷き乍ら…。


其処で、此の時の司は、そんなつくしの口振り と つくしのそんな首の動きを観て居た事で、密かに、思うのだった。


“お前は、姉ちゃん(椿)か⁉”と…。



だが、此の時の司は、そんな自身の言いたい事は、全部、喉の奥に引っ込めて、つくしからの言い分だけを受け入れて居たという訳…だったのだ。


何故なら…。
つくしの記憶が戻った事で、英徳高校時代同様に、司は、此れ迄以上に、つくし重視に成って居たから…だったのだ。


云わば…。
司は、英徳高校時代同様に、全てのつくしからの言い分を受け入れてしまう司に成って居たという訳…だったのだ。



PS.


勿論、此の話しついては、つくしを通じて、つくしの姉と成った 滋の耳に入るのだった。


そして、勿論の事…。
此の話しについては、つくしを通じて知った滋に寄って、F3&T3のグループLINEにて、LINEメッセージが入れられて居たのだった。


『つくしから聞いたんだけど…さ。
 如何も司は、つくしからの言い付け通りに、あの女性 と 其の父親への訴えを取り下げ
 た様だよ。』と…。


云わば…。
全ては、F3&T3の知る所と成って居たという訳…だったのだ。



そして、また、此の話しについては、つくしを通じて知った滋に寄って、滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の知る所と成るのだった。


と言う事は、勿論の事…。
此の話しについては、つくしを通じて知った滋に寄って、滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の知る所と成った事で、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓の知る所と成ったという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
其の事を知った滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人もそうなのだが、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓も、また、それぞれ、同じ様な事を思うのだった。


“まぁ~、致し方無いだろうな(致し方無いですわね)。”と…。

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