tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  110.





<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  110.』の中に出て来る一
 部の言葉の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  109.』の<PS.>のエピローグ】


司 と つくしに関してのコトの次第が、滋に寄って、『F3&T3』のグループLINEにLINEメッセージとして送付されてしまったのだ。


所謂、其の結果、司 と つくしに関してのコトの次第は、F3&T2にバレてしまったのだ。


だからだったのだろう。
F3は、それぞれ、“こんな面白い事はねぇよな(無いよね)。”と、考えた事で、司を呼び出したのだ。
其の結果、司は、F3から茶化される始末…だったのだ。



先ず、口火を切ったのは、あきら…だったのだ。


「司君~、滋からのLINEメッセージで知ったんだけど…よ。
 例のあの女 と 其の親父の件…。
 牧野から訴えを取り下げる様に言われたらしいな。
 で、司君は、素直に、牧野の言い付けを守ったらしいな。」と…。


其の次は、総二郎から…だったのだ。


「やっぱ、お前は、何時(いつ)迄経っても、牧野には弱ぇよな。
 で、此れからは、如何するんだ?
 牧野の言い付けを守って、訴えを取り下げたままにして置くのか?」と…。


其処で、司は、不貞腐れた様な顔付きに成って、総二郎 と あきらを一喝するのだった。


「お前等、うっせぇわ。
 仕方ねぇだろ。
 つくしが、“取り下げろ‼”っつーたら、普通、取り下げるだろ!」と…。


だが、其処で、類は、核心を突くかの様な言葉を、司に投げ掛けるのだった。


「其れは、牧野だからでしょ!
 牧野以外の女に言われたとしても、司なら、訴えを取り下げたりし無いでしょ!
 司は、そう言う男だよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そんな風に、自身に言って来た類に対して、“チェッ‼”と、舌打ちをし乍らも、「フン‼」と、外方(そっぽ)を向くのだった。



勿論、類にしても、総二郎にしても、あきらにしても、本気で司を茶化して居る訳では無い。


寧ろ、今の司の方が、つくしと知り合った後の英徳高校時代の司の様に、人間味溢れる司に戻った事が嬉しかったのだ。


何故なら…。
つくしの記憶を取り戻した司は、『牧野つくし』としての記憶を、全て、失くして『大河原つくし』として、第二の人生を歩んで居た『つくし』に対して、何処か、気を使って居る様にも見えて居たから…だったのだ。


云わば…。
類にしても、総二郎にしても、あきらにしても、そんな司を見る度に、小さく纏まって居る様に見える司を、それぞれ、心配して居たのだ。


“こんなんで、司は、潰れねぇ(無い)の(だろう)か?”と…。



また、類にしても、総二郎にしても、あきらにしても、つくしが『牧野つくし』としての自身の記憶を、全て、取り戻した事で、『大河原家のお嬢様』としてでは無く、再び、『牧野つくし』として、勿論、仲間として、付き合い易く成った事を喜んで居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の類にしても、総二郎にしても、あきらにしても、司を茶化す事が出来たのだろう。


という訳で、司がつくしの記憶を取り戻し、つくしが『牧野つくし』としての全ての記憶を取り戻した事で、其の後のF4&T4は、漸く、完全体に戻ったのだった。


勿論、『つくし』は、今でも、『大河原つくし』として、第二の人生を歩んで居たのだ。
しかも、滋の妹のままで…。



そして、そんな日から、2年が経ったのだ。


既に、2年前に婚約発表を済ませて居た事で、婚約者同士に成って居た司 と つくし…。
其の後、つくしのGOサインが出た事で、漸く、司 と つくしは、結婚式(=挙式 & 披露宴)を執り行う事と成ったのだった。


勿論、挙式が執り行われて居る間…。
司 と つくしの幸せそうな姿を見届けたのは、新郎の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓…。
そして、新婦のつくしの両親と成った 大河原社長 と 大河原夫人…。


そして、新郎の司の姉で在る 道明寺椿(& 椿の家族) と 新婦のつくしの姉と成った 大河原滋…。


そして、新郎新婦の司 と つくしの仲間達で在る F3 と T2…。


そして、道明寺家の使用人頭で在る タマ と 大河原家の使用人頭で在る ばあや…。


そして、長年、道明寺楓 と 道明寺司の第1秘書を務めて来た 西田…だったのだ。



そして、披露宴での其の他の出席者の中には、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保の幼馴染で親友で在り、F3のそれぞれの父親達でも在る 花沢物産 社長 と 其の妻で在り、類の母親でも在る 花沢夫人 と 西門流 家元 と 其の妻で在り、総二郎の母親でも在る 家元夫人 と 美作商事 社長 と 其の妻で在り、あきらの母親でも在る 美作夢子…そして、つくしの幼馴染で親友で在る 優紀の両親 と つくしの親友で在る 桜子の祖母の旧 華族 三条家の大奥様が出席して居たのだった。


勿論、其の他の披露宴の出席者の中には、道明寺HD と 大河原グループのそれぞれの提携・契約会社の中から厳選された取締役も招待されて居たのだった。


実は、司 と つくしの婚約披露パーティーの際にも、色々、有った事は事実だったので、審査の上、厳選された提携・契約会社の取締役だけを招待して居たのだった。


所謂、厳選された提携・契約会社の取締役の孫息子 や 孫娘…そして、息子 や 娘…。
そして、弟 や 妹…そして、甥っこ や 姪っ子等は、招待されなかったのだ。


だからこそ…。
審査を行った(おこなった)上で、道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 大河原社長が認めた(=信用出来た)提携・契約会社の取締役のみが招待されて居たという訳…だったのだ。



そして、結婚後のつくしは、『道明寺つくし』としての第三の人生を歩む事と成ったのだった。


実は、司の母親で在り、つくしの義母でも在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしのプランニング力を買って居たのだった。


云わば…。
つくしの能力(=プランニング力)を買って居たのだ。
所謂、つくしの能力(=プランニング力)を認めて居たと云っても過言じゃ無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
司の母親で在り、つくしの義母でも在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、『メープル』の『執行役員』として、『メープル』の企画・立案をつくしに任せる事にしたのだった。


何故、司の母親で在り、つくしの義母でも在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、【つくしを『メープル』の『取締役』として据え置かなかったのか?】と、言えば…。
其れは、つくし自身、未だ、自身の実家と成った 大河原グループの『執行役員』のまま…だったからなのだ。


何故なら…。
未だに、つくしのプランニング力を買って居る つくしの父親と成った 大河原社長は、自社で在る 大河原グループの社長の立場として、つくしの能力(=プランニング力)自体を捨てられずに居たのだった。


だからだったのだ。
つくしの父親と成った 大河原社長は、自社で在る 大河原グループの社長の立場として、道明寺家に嫁いだにも関わらず、自身の娘と成った つくしに、未だ、依存して居たのだ。


其れに、自身の娘で在る 滋は、経営センスに長けて折り、此れ迄、つくしがプランニングした企画・立案を形にするのが滋の役目…だったのだ。


だからだったのだろう。
つくしの父親と成った 大河原社長は、自社で在る 大河原グループの社長の立場として、つくしが道明寺家に嫁いだからと言って、自身の娘達で在る 滋 と つくし姉妹の二人のそんな形が崩れてしまう事を恐れて居たのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしの父親と成った 大河原社長は、未だ、大河原グループの企画・立案を、自身の娘と成った つくしにプランニングさせて居たのだった。


だからこそ…。
司の母親で在り、つくしの義母でも在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、大河原家に気を使って居たと云っても、過言じゃ無かったのだ。



其処で、司の母親で在り、つくしの義母でも在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの父親と成った 大河原社長に提案を持ち掛けるのだった。


「つくしさんを社長に据え置いて、御社(大河原グループ) と 我が社(道明寺HD)の
 共同企画会社を立ち上げるのは、如何(いかが)でしょうか?
 其れでしたら、もし、つくしさんが、今後、妊娠・出産したとしても、道明寺邸にて、
 仕事をしてもらえると思うんです。
 何故なら…。
 パソコンさえ有れば、何処でも、仕事が出来るから…ですわ。
 其れに、お恥ずかしいお話しですが…。
 もし、つくしさんが、今後、妊娠・出産と成った時、其れでしたら、司が吠えずに済むと
 思うんですの。
 大河原社長、如何(いかが)でしょうか?」と…。


という訳で、其の後、つくしの父親と成った 大河原社長に寄って、司の母親で在り、つくしの義母でも在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの提案が承認された事で、つくしを社長に据え置き、道明寺HD と 大河原グループの共同企画会社(プランニング<企画・立案>会社)を設立したのだった。


だが、つくしの会社の顧客は、勿論の道明寺HD と 大河原グループのみ…だったのだ。


そして、つくしの会社の本社登録は、『東京メープル』としたのだった。


何故なら…。
其の方が、情報自体、漏れずに済むから…だったのだ。



という訳で、つくしの執務室は、『東京メープル』内に設置されたのだった。


勿論、そう成れば、司は、つくしの傍に居たくて、『東京メープル』通い…だったのだ。


しかも、そんな司の言い分は、何時(いつ)も、こう…だったのだ。


「つくしが居ねぇのに、此処(道明寺HD内に設置されて居る自身の執務室)で、仕事…何
 ざぁ、してられっかよ。
 あいつの顔を観る事も出来ねぇんだぞ。
 俺の執務室も、『東京メープル』内に設置しろ‼」…だったのだ。


だが、勿論、そんな事が簡単に出来る筈も無い。


だからだったのかも知れない。
其の後の司は、強硬手段に出るのだった。


其れは、所謂、司自身が『東京メープル』内に設置されて居るつくしの執務室に入り浸り始めた事が理由…だったのだ。


何故なら…。
つくしと共に、先ずは、道明寺家のリムジンで『東京メープル』に向かう。
               ⇓   
そして、其の後の司は、つくしの後に続いて、つくしと共に道明寺家のリムジンから降りて、『東京メープル内に設置されて居るつくしの執務室』に入るのだ。


勿論、つくしは、自身の夫で在る 司のそんな行動を制止するのだが、女性の力では成す術無く、結局、何時(いつ)も、司は、『東京メープル内に設置されて居るつくしの執務室』にて、入り浸る構図が出来て居たのだ。



だからだったのだろう。
困り果てた西田は、自身の上司で在り、司の両親でも在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓に直談判するのだった。


「此のままでしたら、司様は、仕事に成りません。」と…。


という訳で、“仕方無い。”と、判断した司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、『東京メープル』内に司の執務室を設置する事を了承したのだった。


だからだったのだろう。
つくしにとっては、邪魔で仕方無い司…だったのだが、当の司自身は、毎日が幸せな日々を送って居たのだった。


そして、徐々に、つくしにとっても、と成り始めるのだった。


何故なら…。
プランニングのアイデアに行き詰まった時、必ず、手を差し伸べてくれるのが、司…だったのだ。


だからこそ…。
つくしにとっては、徐々に、そんな司の事が頼もしく思える様に成って行くのだった。


そして、此れが、其の後の司 と つくしの夫婦の形と成って行くのだった。



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