tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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記念日~告白の日&キスの日&プロポーズの日~…<総優>  6.





5月9日…『告白の日』
(ユニリーバ(株)が展開する男性用化粧品のブランド『AXE(アックス)』が制定)


5月23日…『キスの日』
(『5月23日』が『キスの日』と、制定された理由は、1946年(昭和21年)の此の日、日本
 で初めてキスシーンを撮影した映画が封切りされた事に由来。
 何時(いつ)、誰が何の為に制定されたかは不明との事)


2023年6月4日(毎年6月の第1日曜日)…『プロポーズの日』
(ヨーロッパでは、【6月に結婚する花嫁は幸せに成れる】と、言う言い伝えが有り、日本
 でも【6月の花嫁(ジューンブライド)】という言葉が広く知れ渡って居ます。
 1994年(平成6年)に、一般社団法人・全日本ブライダル協会が制定)



<此の二次小説『記念日~告白の日&キスの日&プロポーズの日~…<総優>  6.』に
 出て来る文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



其の後の総二郎は、不意に、優紀に軽いキスをした後…優紀を口説き始めるのだった。
勿論、此の時の総二郎は甘く優しい音色で…。


「なぁ~、今でも、優紀は俺の事を好きだろ?」と、先ずは、そんな風に訊き乍ら…。
「………」


だからだったのかも知れない。
先ずは、軽いキスとは言え、そんな風に自身にキス迄して来て於いて、自信たっぷりに自身にそう訊いて来る総二郎に対して、此の時の優紀は何と伝えれば良いのか?
全く、分からないまま、唯、総二郎を見詰めるだけ…だったのだ。



其処で、総二郎は、そんな優紀に痺れを切らせたかの様に、更に、言って除けるのだった。


「あのなぁ~、優紀…YES or NOだけの話しだろ?
 自分自身の気持ちなのに、優紀には其れ自体も分からねぇ様に成ったのか?
 だったら、優紀の代わりに俺が答えて遣ろうか?
 優紀は、俺の事が好きだ‼
 如何だ‼
 優紀…此れで、合ってんだろ?」と…。


実は、怒って居るのでは無く、尚も、総二郎からそんな風に甘く優しい音色で言われてしまえば…此の時の優紀がもし言える言葉が有るとする成らば、こうとしか言い様が無かったのだった。


「如何して、西門さんは、そんなに自信たっぷりに私に訊いて来るんですか?
 其れに、私の事なのに、如何して、西門さんが私の気持ちを知って居るんですか?」と、訊き出すかの様に…。


だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎の顔付きは、そんな優紀からの話しを聞いて居て、呆れた様な微妙な顔付きに成るのだった。
だからこそ、此の時点に於いての総二郎が言える言葉が有るとする成らば、こう…だったのだ。


「優紀は、自分自身の事なのに理解し無さ過ぎだろ?
 俺は、優紀の事なら、お見通しだっつーの‼
 まさか、もう忘れた訳ねぇよな。
 優紀を『女』にしたのは、此の俺‼
 しかも、優紀から俺に懇願して来たからこそ、実現した話だろ。
 あの頃の優紀の方が、余程、度胸が在ったんじゃねぇ⁉
 今の優紀は、また、“私…何て…。”って、考えてんじゃねぇの。
 だとしたら、また、優紀は後ろ向きに成ってんだろ?
 自分自身の気持ちに正直に成れよ‼」と…。


だからだったのだ。
そんな風に総二郎から言われてしまった優紀は、あの頃の事を思い出して居たのだった。


“西門さんが仰る通り、西門さんと出会った頃のダメな私に、また、戻ってるのかも知れな
 い。
 西門さんがこんな私にがっかりして居たとしても仕方が無いのだろう。”と…。


そして、其の後の優紀は当時の自分自身の事を思い出した事も有り、必死の思いで、告白と言っても過言じゃ無い様な言葉を総二郎に伝えるのだった。


「西門さん…私…。
 本当は、あの頃から変わらず、ずーっと、西門さんの事が好きです。」と…。


更に、此の時の優紀は、自身の頭からデコルテ迄を真っ赤に染め乍ら、俯き加減で総二郎に伝えて居たのだった。



だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、更に、自信たっぷりにそんな優紀に言って除けるのだった。


「遣れば、出来んじゃん!
 初めから素直に認めれば良いものを…。
 此の俺を焦らせやがって‼」と、愚痴めいた言葉を言い乍ら…。


そして、此の時の総二郎は、そんな風に愚痴めいた言葉を言い乍らも、そんな優紀からの告白の言葉を聞いて、既に、臨戦態勢に入って居たのだった。



だからだったのだろう。
其の後の総二郎は、優紀の手を握った状態で其のまま優紀を立させて、西門家が贔屓にして居る其の料亭を出るのだった。


何故なら…。
此の時の総二郎は、優紀と一緒に或る場所に向かう為…だったのだ。


と言うのも、優紀を『女』にしたのは、勿論の総二郎なのだ。
だからこそ、優紀の2回目以降が誰なのか?
気に成って仕方が無い総二郎は、“俺には知る権利が有る。”と、考えたからこそ、優紀を連れて一緒に或る場所に向かったという訳…だったのだ。


だからこそ、此の時の総二郎は、“(西門家が贔屓にして居る其の)料亭で出来る話しじゃねぇだろ!”と、悟った事で、優紀の手を握った状態で其のまま優紀を立させたという訳…だったのだ。



其処で、総二郎は、まだ、誰も連れて来た事の無い西門家所有の自身名義のマンションに、優紀を連れて来て、優紀に白状させる事にしたのだった。


「優紀の2回目は誰だ⁉」と…。


だからだったのだろう。
総二郎の真剣なそんな瞳(め)を見た優紀は居た堪れなく成った事で、総二郎に正直に話しする事にしたのだった。


“西門さんには嘘が付けそうにも無いし、其れに何よりも、西門さんには直ぐにバレてしま
 う様な気がするから、西門さんには正直に喋った方が良いよね。”と…。


実は、そんな風に優紀が悟った事も有り、優紀は総二郎に正直に話しし始めるのだった。


「実は、あれ以来、私は誰とも無いんです。
 ですから、勿論、此れ迄、誰ともお付き合いした事も無いんです。」と、弱々しい声で…。


実は、此の時の総二郎自身、直ぐには優紀からのそんな返答の言葉を理解する事が出来ずに居たのだ。
否、普段の総二郎…成らば、理解出来たかも知れないのだが、一瞬、此の時の総二郎の頭の中では嬉しさの余り、理解不能状態に成ってしまって居た様だ。


だからだったのだろう。
何も言い返せずに居たそんな総二郎の顔を凝視して居た優紀の顔色は不安気に蒼白い顔色に成って居た程…だったのだ。



其処で、そんな優紀の顔色を見た総二郎は、漸く、我に返った様で、急に、何を思ったのか?
キスというモノに対して、未だ慣れて居ない優紀の唇に、先ずは言葉無く、大人なキスを施し始めるのだった。
そして、此の時の総二郎は、キスの合間に優紀に声を掛けるのだった。


「っつー事は、優紀の1回目も、2回目も俺だっつーんだな。
 そうか、分かった。
 そう言う事なら、優紀の1回目も俺が貰った訳だし、2回目も今から良いか?」と…。


総二郎からそんな風に言われてしまった此の時の優紀は、“もしも、西門さんに言い返せる言葉が有るとした成らば、是非、教えて欲しい!”と、そんな風に思い乍らも、其のまま、言い返せる言葉も見付からず、総二郎に了承するのだった。


「はい。」と、頷き乍ら…。



という訳で、此の日からの総二郎 と 優紀は、将来の在るお付き合いを始める事と成るのだった。


そして、其の後、総二郎からの報告を受けた総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 家元夫人は、優紀の内弟子の件について と 総二郎と優紀のお付き合いの件について、直ぐ様、松岡家に出向き、優紀の両親と会い、了承の意を得るのだった。


其の事に寄り、優紀自身、心置き無く、西門流 家元夫人の内弟子と成り、総二郎とのお付き合いを開始する事が出来て居たのだった。



そして、其の数年後の総二郎は優紀とのお付き合いが続いて居た事も有り、自身の両親で在る 西門流 家元 と 家元夫人から急かされるかの様に、正式に、優紀にプロポーズするのだった。


「俺の嫁さんに成って欲しい!」と…。


勿論、そんな風に総二郎からプロポーズの言葉を貰った優紀は、「はい。」と、言ったまま、涙を流し乍らも総二郎に抱き着くのだった。



奇しくも此の日は、【6月の第1日曜日】…。
此の日は、世間で言うと、『プロポーズの日』と制定されている日…だったのだ。


実の事を言うと、此の時点に於いての総二郎は、其の事実を知る由も無かったのだった。


だからだったのだろう。
後から其の事実を聞いて知った総二郎は、自身のファインプレー振りに驚愕するのだった。


という訳で、其の後の総二郎 と 優紀は、結婚した事でお互いを支え合い、将来の西門流の繁栄に尽力する事と成るのだった。



PS.


【『記念日~告白の日&キスの日&プロポーズの日~…<総優>  3.』のエピローグ 
 <其の後>】


総二郎は優紀と付き合う様に成った事で、優紀 と 桜子と話しした時の事も含めた全ての事実を知った後、あきらを呼び出すのだった。
そして、此の時の総二郎は、あきらからコトの真相を訊き出そうとして居たのだった。


「実は、俺が知る前にあきらは知って居たんだろ?」と…。


其処で、あきらは、苦笑いのまま、「何の事だ⁉」と、言い返さずに、総二郎に話しするのだった。


「ああ、知ってたな。
 だが、総二郎は分かり易過ぎだろ。
 優紀ちゃんが俺等の集まりに来ねぇからと言って、総二郎自身、急に、不機嫌な態度に成
 って視たり、イライラして居たり、尚且つ、どんどん、腐って行く一方…だっただろ。
 そんな総二郎を傍で見て居たら、自ずと、総二郎の優紀ちゃんへの気持ちに気が付いたん
 だわ。
 多分、類も気が付いてんじゃねぇかな。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎はあきらからのそんな話しを聞いて居て、実は、解せない事が有ったのだ。
だからこそ、其の事に関しても、あきらから理由を訊き出そうとするのだった。


「其処迄、俺の気持ちに気が付いてたんなら、既に、優紀がお袋の弟子に成って居た事と
 か…既に、お袋の内弟子の話しが出て居る事とか…を俺に教えて置いてくれても良い様な
 モンだろ?
 なのに、あきらは、一切、其の事について、俺に触れて来なかったよな。
 何で…何だ?」と…。


其処で、あきらは、更に、苦笑いのまま、総二郎に言い始めるのだった。


「実は、桜子から其の話しを聞いた時、桜子から言われて居た事が有ったんだわ。
 と言うのも、桜子自身も、其の事について、優紀ちゃんからお願いされて居たんだよ。
 “此の事は誰にも言わないで…。”と…。
 だから、そんな話しを桜子から聞かされた俺は、総二郎にも誰にも言わなかったんだ。
 でも、良かったんじゃねぇか。
 総二郎は、優紀ちゃんと付き合える事に成って…。
 俺は、猛獣から解放されて、さっぱりだわ。」と…。


勿論、此の時の総二郎にとってして視れば、あきらから聞き捨て成らない言葉を言われたのだ。
【「俺は、猛獣から解放されて、さっぱりだわ。」】と…。


だが、総二郎にとっての猛獣とは、【猛獣=司】なのだ。
其れ成らば、総二郎とて、話しの意味が分かるのだ。


ところが、此の時のあきらが言いたかったのは、司だけでは無いという事…だったのだ。
と言う事は、あきらからのそんな言い分を解き明かせば、自ずと、其処には総二郎自身も存在して居るだろう事が分かるのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、そんなあきらに言って置くのだった。


「俺は猛獣じゃねぇよ。
 司と一緒にすんじゃねぇ‼」と…。


だが、此の時のあきらは、独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“総二郎も、大概、『司』と良く似たモンだろ。
 残念乍ら、F4の中に猛獣は二人居たんだよ。”と、憎まれ口を叩くかの様に…。



という訳で、其の後の総二郎 と 優紀のお付き合いは、何時(いつ)の間にやら、類 と 滋 と つくしにバレて、つくしから話しを聞いた司にもバレるのだった。


云わば…。
其の後の総二郎 と 優紀は、自身達の両家の親達だけでは無く、F3&T3の公認の付き合いと成るのだった。


そして、其の後の世間では、司&つくしに引き続いて、総二郎&優紀のお付き合いもバレる事と成るのだった。


だが、総二郎が解せないのは、総二郎 と 優紀のお付き合いが始まる以前に、実は、既に、あきら と 桜子のお付き合いが始まって居たという事…だったのだ。
しかも、F3&T3の知らぬ所で…。


云わば…。
あきら と 桜子の付き合いは、世間だけでは無く、F3&T3でさえも騙されて居たと言う事と成るのだった。


だが、此の状況に、F3&T3の誰もが仕方が無いと思えて居たのだった。


何故なら…。
桜子は、『女策士』と、言われているから…だったのだ。


なので、怒る気も失せるF3&T2…だったのだ。
(元々、優紀は怒って等居なかったのだ。)



fin

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