tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  4.




あれから…夏季休暇が終了した英徳高校につくしは、編入する事に成って居た。


なので、英徳高校の新学期が始まった今日から、つくしも、英徳高校に登校する事に成って居た。


あきらは、つくしを職員室に連れて行き、つくしの担任に引き渡した。


で、つくしの担任に、つくしを紹介して引き渡したあきらは、カフェテリアの中に在るF4ラウンジに向かって居た。


その後のつくしは、担任から説明を受け、つくしは担任と一緒に教室に向かった。


教室に入ると、先ずは、担任から、クラスメイトに、つくしが紹介された。


「先日まで、イギリスで暮らしていらっしゃいました美作つくしさんです。
 皆さん、クラスメイトとして、仲良くして下さいね。」


実は、担任からは、つくしが美作家の長女としての紹介はタブーとされていた。


其の事は、つくしの担任に、あきらから、伝えられていた。


なので、つくしの担任は、在り来たりな言葉で、つくしを紹介していた。


なので、つくしも、在り来たりな言葉で、挨拶をして居た。


「美作つくしと申します。
 まだ、イギリスから帰国して、日が浅いので、分からない事ばかりだと思います。
 皆さん、宜しくお願いします。」


そして、つくしはクラスメイトに挨拶をして、席を案内され、其の時間の授業を受けていた。


そして、授業終了後…。
つくしは、3人組のクラスメイトに声を掛けられて居た。


「美作さんって、あのF4の美作様と御関係がお有りなの?」


つくしは呆気に取られていた。


「………はぁ~??
 F4は、貴女達にとって、何の関係が有るって言うの?」


自慢げに3人娘は言って除けて居た。


「当然の大有りですわ。
 もし、美作さんが、あのF4の美作様と、御関係がお有りだったなら…。
 私(わたくし)達は、既に、クラスメイトですもの。
 もう、お友達でしょ‼
 私(わたくし)達に、美作様だけではなく、F4の皆様をご紹介下さるわよね?」


3人娘は、お互いの顔を見合わせて頷き合ってから、つくしを凝視していた。
つくしからの『YES』と言う言葉を期待するかの様に…。


だが、つくしは、有り得無さ過ぎる3人の解釈に、怒りすら覚えていた。


「いい加減にしてくれる⁉
 例え、私がF4と関わり合いが有ったとしても、少なくとも、貴女達には、紹介しない
 わ。
 唯のクラスメイトで、欲の塊の人間には…ね‼」
「「「………」」」


3人、唖然で在った。
何故なら、つくしから、紹介してもらえるモノと思っていたのだから…。



実は、朝、(美作)邸を出て、リムジンに乗った後…。
リムジンに乗った直ぐのつくしは、あきらから、聞かされていた。


兄のあきらから、英徳学園の注意事項を聞かされていたつくしは、驚愕するしか無かった。


「英徳学園の人間は欲の塊の人間ばかりだ。
 つくし、付け入る隙を見せるなよ‼
 美作の娘だと分かれば、取り入ってもらおうとする輩ばかりだからな‼」


“何と言う世界なの…?”と、心の中で、悪態を突いていたつくしだった。


勿論、つくしは、イギリスの女学院でも、アッパークラスの女学院に通っていた。


だが、イギリスでは、兄のあきらが言う様な生徒は、ほぼ存在しなかった。


なんせ、イギリスは、紳士的・淑女的なお国柄だからだ。


だから、あきらから話しを聞いたつくしは、唖然で在った。



また、兄のあきらからは、更に、付け加える様に、つくしに話しが在った。


*F4のメンバーの事…。


*また、あきらは、自分がF4のメンバーの一人で在る事…。


を、つくしに伝えていた。


F4とは、如何いう意味合いが有るのかは、既に教えられていたつくしだったのだ。


その上で、つくしは、F4との注意事項まで、あきらから、伝えられていた。


「つくしが、俺の妹だという事や、F4と知り合いだとバレると…。
 “F4を紹介しろ‼”と、騒がれると思うから…。
 つくし、気を付けろよ‼」


つくしは、“もう、何も言うまい‼”と、思っていた。



だが、あきらは、つくしを、F4と合わせようと思っていた。


だから、あきらは、つくしに、其の話しを伝えていた。


「つくし…。
 今日の昼休憩の時に、カフェテリアの中に在るF4ラウンジに来いよ‼
 俺の幼馴染で親友のF4メンバーを紹介して遣るよ‼
 何か遭った時は助けてくれると思うから。」


で、昼休憩に成ったと同時に、つくしは、F4ラウンジに急いで向かっていた。



カフェテリアに着いたつくしは、F4ラウンジに入る階段を上がろうとしていた所で、女子生徒達に声を掛けられて居た。


「貴女、見掛けない顔ね?
 此処は、あのF4の皆様、もしくは、許可が取れた方のみしか入れないF4ラウンジなの
 よ‼
 何故、貴女が、勝手に入ろうとして居るのよ?」


その場に居た誰もが、クスクス笑い出した。


「………、はぁ~??
 此処の生徒は、如何いう考え方なの?
 もう、いい加減にしてくれる?」


そうなので在る。


つくしは、容姿は母親似だが、性格は父親似。
あきらは、容姿・性格全てが父親似。
因みに、双子は、容姿は父親似だが、性格・好み等は母親似。


なので、見た目、つくしだけが、兄妹には見えないので在る。
(つくしは、『丸顔』…。
 に、対して、あきらは、『シャープな顔立ち』だったのだ。)



そんな頃…。
F4ラウンジでは、総二郎が下のカフェテリアが騒々しい事をキャッチして居た。


「なんか、下が騒々しくねぇか?」


F3(類は寝ていた為、類を除いて)は、一斉に、下を覗いていた。



あきらが、下のカフェテリアにつくしが居て、女子生徒達から攻撃を受けている所を見付けたのだった。


あきらは、仕方なく、つくしの素性をバラす事にした。


「おい、つくしっ‼
 上に上がって来い‼
 お前等、『俺の妹』に、何、言って遣がんだ?
 こいつは、『美作つくし』‼
 『俺の妹』だ‼」


カフェテリアに居た誰もが驚愕していた。


つくしは、見た目、お嬢様に見えない普通の見た目なのだ。
イギリスの女学院では、お嬢様、お嬢様して居る所が、全く、無く暮らしていたので、当然では有るのだが…。



誰しもが、“ヤバい‼”と、その場から散らばった。


余りの逃げ足の早さに、F3は、驚愕していた。



そして、つくしはF4ラウンジに上がって来たのだった。

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