やっぱり、私は…<つかつく> 18.
<一部、不快に感じるで有ろう箇所が有ります。
お詫びします。>
<司side>
俺は、こいつ等T4の事ばかり話そうとするつくしの口を塞ごうと、取り敢えず、つくしにkissを施して遣った。
激しく深く成るkissにも、この後、1月7日の朝までだけしか、俺とつくしの二人の時間は無いと、分かって居るつくしは、俺のする事に身を任せてくれて居た。
今回の年末年始が終われば、当分、会えないと思って居るつくしに、俺は、敢えて、成人式に日本に帰国しようと考えて居る事は、言わずに居た。
そして、俺は、ぐったりしたつくしを抱き上げて、ベッドに寝かせた。
その事に関しても、一切、反論する事はしねぇつくしに気を良くした俺は、つくしに聞いて居た。
「つくし、後、1年だ。
俺を待っててくれるよな⁉」
「うん、待ってるよ。
今更、“待たなくて良い‼”って、言われる方が無いでしょ?」
「だな‼」
そう言って、俺は、つくしにまた、kissを施した。
そして、つくしが、何も、反論しねぇ事を良い事に、俺は、俺のペースで『コト』を運んでいた。
つくしは、一言、俺に言って来た。
「目立つ所には、付けないでよね‼」
俺は、つくしの返答を分かって居ながら、聞いて居た。
「何処だった良いんだよ?」
「デコルテから下…⁉」
顔を真っ赤にして言うつくしに呆れる俺だったが…。
“何時までも、そう言うつくしだから、良いのか?”と、思う俺だった。
で、つくしは、更に言って来た。
「司に愛された印だから…。
デコルテから下なら、許す‼」
そんな言葉を照れながら言うつくしに、煽られる俺って…。
もう、そんなつくしを離す事が出来そうにも無かった俺だった。
「だったら、此処なら良いのか?」
と、態と、俺は、胸に吸い付いて遣った。
でも、つくしは何も、言い返しては来なかった。
何だか、涙を堪えて居る様にも、俺は、見えた。
そんな、つくしを見て、俺の理性は、俺の頭の中で、プチっとした音と共に弾け飛んだ。
俺は、7日の朝方まで、俺からつくしを離して遣る事は出来なかった。
俺は、心に誓った。
“ぜってぇ、つくしの成人式前には、日本に帰国する‼”と…。
<つくしside>
朝方まで、寝させてもらえなかった私は、司が仕事に出勤の為、迎えに来た西田さんと共に道明寺邸を後にして会社に出勤する司を、見送ってから私は仮眠した。
司からは、空港まで、“見送りに行く‼”と、言われたが…。
そんな事をされたら、離れにくくなるので、司には、丁重にお断りした。
不貞腐れた司を慰めるのに、少し、時間は掛かったが…。
西田さんから言われた言葉に、諦めた司だった。
「本日は、抜けれる時間は、難しいかと…?」
これで、司も諦めて、了承した。
「仕方ねぇな…。」
その後、滋さんからのLINEでは、『お昼頃には、NYを出る。』との事だった。
取り敢えず、司には、日本に帰国する前…。
道明寺邸を出る時に、LINEで知らせた。
『今から、空港に向かいます。
日本に帰国します。
身体だけには気を付けて…。
人間は、食事・快眠・快便は、大切だからね‼』
その後、お義母様と椿お姉様にTELをした。
「お義母様、色々、有難う御座いました。」
“今生の別れじゃないのよ。
また、近い内に、NYに来てもらうから…。
そのつもりで居なさい‼
司の為…。
強いては、道明寺HDの為よ。”
「はい、お義母様の御配慮に感謝します。」
“本当に、司法試験を受けるつもりなの?”
「はい、そのつもりです。」
“現役合格を目指しなさい‼
良いわね、つくしさん‼
将来、つくしさん、貴女が、司の横に並んで居られる様に…。”
私もそのつもりで居た。
だから、ガイダンスの講義を受ける為、成人式ギリギリではなく、早目の帰国にしたんだから…。
「はい‼
私も、そのつもりで頑張ります‼」
“分かったわ。
私(わたくし)も、応援しています。”
「はい、有難うございます。」
そう言って、私は、お義母様とのTELを切った。
そして、椿お姉様にもTELを掛けた。
「椿お姉様、有難う御座いました。」
“つくしちゃん、私も直ぐに日本に帰国するから…ね。”
「はい、宜しくお願いします。」
後は、5日のお礼を伝えて、TELを切った。
椿お姉様とは、成人式の準備の為、世田谷の道明寺邸で会えるので、帰国の連絡と御礼だけに留めた。
後で、よくよく考えて、お義母様とのTELでの会話で…。
『また、近い内に、NYに来てもらうから…。
そのつもりで居なさい‼
司の為…。
強いては、道明寺HDの為よ。』
って、“如何いう意味…⁉”と…。
悩んでしまった私だった事は言うまでも無かった。