今のは、何…⁉【飲み過ぎた後は】…<総優> 続編⑤
<総二郎side>
俺と優紀は二人で、メープルのラウンジのVIPルームに向かった。
勿論、俺は、西門家のリムジンで、優紀と乗車した。
で、地下駐車場から、俺は、優紀と、エレベーターでラウンジのVIPルームに向かった。
既に、あきら&桜子と、滋は、着いて居た。
で、俺は、あきらから、一言、言われた。
で、俺は、滋からは、責められていた。
「やっぱり、そう言う事かよ?」
「ああ、まあ…な。」
「何、私達に隠してたの?」
「否、そう言う訳じゃねぇけど…よ。」
「じゃあ、如何言う訳よ?」
「だからよ…⁉」
あきらが、取り敢えず、助け舟を出してくれた。
滋に責められれば、言い返せねぇんだよな。
追及魔の滋には…?
滋は、自分自身の気が済むまで、とことん、追及しやがるからよ。
「まあ、取り敢えず、他の奴等が来てから…って、事にしようぜ‼」
優紀も苦笑いだぜ‼
で、俺等より、遅れる事、30分後には、司&牧野。
また、遅れる事、20分後には、類が、それぞれ、到着した。
で、F3&T2から、追及開始されていた俺と優紀だった。
先ずは、類が口を開いた。
「で、何処で、再会したの?」
俺が、答えるべきだろうな?
優紀の知らねぇ事は言う気はねぇけど…。
「俺が、偶々、道を歩いてる時に、店の前で、優紀が、無理矢理、手を引っ張られる形
で、会社の同僚の男に、連れて行かれそうに成って居たんだ。
其処を偶然、見掛けて、優紀の彼氏の振りして、優紀を助けて遣ったんだ。
で、その日のうちに、俺と優紀は、復活したんだ。」
「それが、再会の切っ掛け…?」
「ああ。」
類は、俺をニヤ着いて見て来ていた。
「総二郎…?
普通さぁ~、何とも思わない女を、偶然、見掛けた位で助ける…?
で、序に、復活する…?」
「………」
俺は、何も、言い返せなかった。
桜子まで、俺の言葉に気付いてしまったらしい。
流石、策士 類に、桜子だぜ‼
其処は、スルーしとけよ‼
「ちょっと、待って下さい。
花沢さんが仰っている事も追及しなければ…ですが⁉
『復活』って、如何言う意味ですか?」
また、類が、言い出した。
「じゃあ、順を追って、説明して‼
総二郎⁉」
俺は、優紀の方を向いて、確認して於かねばならねぇ事を訊いた。
「優紀…?
隠しても、追及されるだけだから、全て、白状するぞ⁉」
優紀は、上目遣いで、頷いた。
この場に、誰も、居なきゃなぁ…。
優紀を押し倒して居る所だったぞ‼
牧野は、俺と優紀を見て、“大丈夫…か?”と、心配そうな様子で、俺と優紀を見ていた。
牧野は、唯一、俺と優紀の関係を知っている人物なんだよな…きっと?
で、俺から、全てを話しし出した。
「俺と優紀は、高校の頃も付き合っては無かった。
けど、俺と優紀は、高校の時に、既に、そう言う関係だったって訳…。」
「「「「「………」」」」」
F3&T2は、驚愕していた。
桜子が、訊いて来た。
「高校生の時って事ですか?
先輩は、知っていたって事ですよね?
じゃあ、優紀さんが私達の前から居なく成った事と、関係が在るって事ですか?」
牧野は、気拙そうに、頷いて見せていた。
司は、知らねぇ事を不満そうだった。
「おいおい、ちょっと、待てよ⁉
つくし、知ってたんなら…何で、俺に言わねぇんだよ?」
「私に、言える訳ないでしょ?
それに、多分、西門さんと優紀が…。
まあ、そう言う関係に成ったのも…。
あの日、司が、“松岡(優紀)を呼び出せ‼”って言って、私と優紀に、夜中にケーキを
食べさせてくれた、あの後、直ぐの事だよ‼
多分…?
あの日、優紀…。
西門さんに呼び出されてたでしょ?
だよね、優紀っ⁉
だって、司が、優紀に言ったんでしょ?
『後悔してんなら、今の自分をブチ壊せ‼』って…。」
優紀は、真っ赤な顔をして、俯きながら、頷いて居た。
司は、驚愕していた。
あの時、そんな事が有ったんか?
俺は、知らなかった…。
<一部の記載内容に、神尾葉子先生の『花より男子』のセリフを借用させて頂いて居りま
す。
関係者各位 様、勝手に記載させて頂いて居ります事をお詫び申し上げます。>