tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今のは、何…⁉【飲み過ぎた後は】…<総優>  続編⑩




<総二郎side>


俺は、優紀に会って、今回の事を話しする事が、辛かった。


其れは、優紀に如何思われるかが、一番、辛ぇ事だと思って居るからだった。


ああ、気が重ぇ~。
情けねぇ~。



俺とあきらは、優紀と桜子が居るらしい、控室として借りていた部屋に急いだ‼



俺とあきらが、部屋に入ろうとする成り、桜子が、別室に呼んだ。


「西門さん、優紀さんには、私からフォローを入れて於きました。
 此の借りは、大きいですよ‼」


俺は、桜子に感謝した。


何て、切り出せば、良いのか?
未だに、分からずに居た。


だから、一応、桜子には、礼を伝えた。


「ああ、サンキュな‼」


だが、桜子の睨みが、めっちゃ怖ぇ~‼


「ほんと、何時まで経っても、世話を焼かせる面々です事…‼
 もう、いい加減、自立してもらわなければ、あきらさんも私も、身が持たないんです
 が…?」


今度ばかりは、良い返す言葉が、ねぇ。


「………。
 悪かったな‼」


桜子は、苦笑いをしていた。


序に、あきらも苦笑いだった。


で、桜子から、言われてしまった。


「取り敢えず、優紀さんの前に行かれたら、何も言わず、抱き締めて上げて下さい。
 多分、今、不安でしょうから…?」


まあ、そのつもりだったけど…よ。


「ああ。」


桜子からは、釘を刺された。


「ほんとに、もう…‼
 今度、こんな事が有っても、フォローしませんから…。」
「ああ。
 分かってる。
 ほんとに、サンキュな‼」


俺は、桜子だけじゃなく、あきらにも、当分は、頭が上がんねぇな‼



そして、その場で、あきらと桜子とは、別れた。



そして、俺は、優紀の居る部屋に向かった。


俺が、部屋に入ると、優紀は、ソファに腰掛けていた。


俺は、優紀が、部屋に居てくれた事を、ほっとして居た。


優紀は、痛そうに頬に氷を当て、頬の熱を冷ましていた様子だった。


そして、部屋に入って来た俺を見詰めて来た。



だからか?
俺は、扉から思わず、早歩きに成って、優紀の腰掛けているソファに向かった。



そして、俺は、迷わず、優紀を抱き締めていた。


優紀は、行き成り、抱き締めて来た俺に対して、目をパチパチしながら、見ていた。


俺の行動に吃驚したのだろうか?



俺は、そんな優紀の様子を見て、思わず、優紀に声を掛けていた。


「優紀…⁉」
「………」


優紀は、何も、返事も無かった。



けど、俺は、居ても経っても居られずに…。
優紀の唇に、俺の唇を重ねた。


こんな時(普段、喧嘩の後とか…。)は、いつも、拒もうとする優紀が居るのだが…?


今日は、一切、拒もうとはしなかった。


優紀は、唯、受け身で居てくれて居た。


優紀とは、言葉がなくても、いつも、分かり合えていた。


今回は、こんな俺を許してくれたのだろう?


桜子には、ほんと、感謝だな…‼



で、優紀は、笑ってくれた。


此れからの俺は、優紀を傷付けねぇと、更に、誓った俺だった。



因みに、後で、分かった事だが…。


今回の騒ぎ…。
ゴシップ誌に掲載される所を、司とあきらで、抑えてくれたらしい。



“もう、あいつ等には、頭が上がんねぇ‼”…の俺だった。
と言う事は、言うまでも無かった。



fin

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