tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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助け出したい…<つかつく>  16.




<つくしside>


私にとっては、不本意だが…。


「お前だけ、此処(つくしの勤めている救急救命センター)に残して、俺だけ、東京に
 は、戻れねぇ。
 俺は、お前ぇが、傍に居ねぇと、生きた心地がしねぇんだよ。
 頼むから、俺の見える範囲以内で、いつも、笑っててくれ‼」
「………」


そう言われちゃあ、何も言えずに居た私だった。



で、院長が、了承してくれた事も有り…。
私は、東京に戻って来た。


私が、後で、聞いた話だが…。


道明寺は、院長に私を東京に戻す事に際して、『道明寺総合病院』との提携話を打診したらしい。


私は、“道明寺は、何を考えて居るのやら…。”と、思って居たのが…。


如何も、道明寺の考えでは、無かったらしい。


西田さんの考えだったらしい。


「上手くつくし様を東京に戻す為の策略です。」と、西田さんから言われてしまった。


私を此処(つくしの勤めている救急救命センター)に残すと、道明寺が不貞腐れてしまう。


だから…。
西田さんから、言われてしまった。


「司様が、執務放棄しないとも限らないからです‼」と、言われてしまった私って…。


そう言われちゃあ、戻るしかなかった。



で、今では、私は、『道明寺総合病院 脳外科 外科部長』。


司から、言われた言葉に驚愕するしかなかった私だった。
私に博を就ける為だったらしいが…。


で、『元 脳外科 外科部長』は、新しく創設した、『外科・脳外科 総合外科部長』と、成ったらしい。


此れに関しても、道明寺は、西田さんに促されたらしい。


ほんと、良かった。


で、東京に戻った私は、即、道明寺と入籍、住まいは、世田谷の道明寺邸と成った。


いつの間にか、私を受け入れて下さっていた道明寺家…。
否、司のお母様(入籍を機に、『司』呼びを強要させられている。)は、熱烈な歓迎振りだった。


“高校生の頃は、一体、何だったんだろう?”と、思わずには、居られない光景だった。


まあ、良いんだけど…ね。


で、椿お姉様は、日本に帰国されて、何時もの如く、窒息寸前(?)という位の熱烈振りに抱き締められて、歓迎された。


タマさんとは、一緒に大泣きして、抱き締められていた。



F3&T3からは、“やっと、帰って来た‼”と、歓迎された。



私の記憶を失ったままだった司が、日本に帰国して帰って来た当初は、『猛獣振り』を発揮していた様子だった。


其の司の『猛獣振り』には、特に、西門さんと美作さんと滋さんと桜子は、大変だった様だ。


類は、何時もの如く、ソファに寝ている状態だったとか…。


優紀は、余り、関与して居なかったらしい。



で、私は、『猛獣使い』復活らしい。


まあ、仕方ないか?


私しか、扱えない男だから…ね。


上手く手懐けるとしますか?



「ダメなら、お尻に注射でもして遣ろうっと‼」


「うっせぇ~‼」



fin



<最終話は、15.だけだと、長々に成る為、16.と分けて投稿して折ります。
 その為、少し、短めで、すみません。>

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