tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

好きなのに…(続編)<総優>  8.


【恋人 編】


あきらは総二郎が心配だった。
何が有ったとしても、TELの時点であんなに酔っ払った総二郎は初めてなのだから。
取り敢えず、話しを聞いて遣ろうと思っていた。


あきらはメープルのバーに着いた。


「総二郎、大丈夫か?」
「あぁ??
 あきらか、大丈夫だよ。」
「確実に大丈夫じゃねぇよな。」
「う~ん、そう見えるか?」
「見えるかって…、総二郎、お前、何が有ったんだ?
 優紀ちゃん絡みか?」
「あぁ、そうとしか考えられねぇだろ、今の俺じゃあ。」
「話を聞いて遣るから、もう少し、冷静になれよ。」


あきらは総二郎から事の発端の話しを聞いていた。


「総二郎なぁ、お前、それって、嫉妬だろ。」
「はぁ??
 この俺が嫉妬??」


今まで、嫉妬した事無い総二郎が嫉妬したんだ。
そりゃあ、嫉妬って、どんなものかさえ分かる訳無いわな。


「間違いなく、それが嫉妬だよ。」
「………」


「お前さあ、今まで、モテてたから、気付いてないかもだけど、優紀ちゃんも言われてい
 たらしいぞ。」
「えっ??」


「桜子が言うには、パーティーで優紀ちゃんが、総二郎のパートナーをしていた時
 に、“あなたみたいな人間がどうして西門さんに受け入れられるのよ?”って。
 嫉妬に狂った馬鹿な女に言われていたらしいぞ。
 優紀ちゃんは、“傷付いていないから大丈夫よ。”って、言っていたらしいけどな。」
「マジか?
 でも、優紀がモテるのは俺は辛いわ。」
「そんなもんなぁ、優紀ちゃんからすればな、高校生の頃の優紀ちゃんが、“私(優紀)
 に靡かなくても良いから、3回ルールは止めて欲しい。”って、言っているようなもんだ
 ろ?」
「はぁ??
 それって、どういう意味だよ?」


まあ、分かんなくて当然だよな。
今までがモテ過ぎたんだよ。
少しは、人の気持ちを知れって。


「牧野が高校生の時に言ってたんだよ。
 さっき、思い出したんだけどな。」
「………」


「優紀ちゃんが辛そうに総二郎の事、言ってたらしいぞ。
 お前なぁ、総二郎、優紀ちゃんに相当、傷付くような言葉ばかりを言って来たらしい
 な。」
「………」


「優紀ちゃんは、総二郎から、何度も女と一緒に居る所を見せられ、何度も傷付くような
 言葉を浴びせられ、優紀ちゃんは総二郎の言付けを守って距離を置き始めると、今度
 は、距離を取らなく良いと言われる。」
「………」


「優紀ちゃんが戸惑うのも当然だろ。
 牧野や桜子に愚痴っぽく言っていたらしいぞ。」
「はぁ~⤵。
 今頃、聞かされてもな。」
「じゃあ、聞くけどよ。
 今の総二郎だから、心に響くけど、あの当時のお前に響いたんか?」
「それは無いわな。」
「だろ?
 優紀ちゃんも相当、嫉妬して来たって事だろ。
 反省しろよ、総二郎。」
「………」


総二郎は堪えた。
俺が気付いていないだけで、優紀には辛い思いをさせて来たのかと。
じゃあ、今の俺は優紀に如何して遣るべきなんだ。


総二郎は考える訳でもなく、先に身体が動いた。


あきらが来てくれていた事も忘れて、もう、優紀の事だけしか考えられなくなっていた。


あきらは苦笑いであった。
総二郎さんよ、普通、俺が居る事、忘れるか…?←by あきらの心の声





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