tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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輝きの中へ…<つかつく>  5.




司は、取り敢えず、日本支社出張扱いで、帰国して帰って来た。


そして、その事が、F3にも知られていた様で、あきらから、連絡を受けた司だった。


“よぉ~、司‼
 帰国して帰って来たらしいじゃねぇか?
 水臭ぇんじゃねぇか?
 連絡して来いよ‼”


司は、面倒臭く成って居た。


「ああ。
 悪ぃ。
 バタバタしててな‼」
“まあ、分かるけどよ。
 今回の出張は、何時(いつ)まで居れんだ?”
「プロジェクトを任されたから…な。
 取り敢えず、成功するまで…か?」
“へぇ~。
 じゃあ、ちょっとは、長く居れんのか?”
「まあ、そうだけど…な。」
“じゃあ、F4で集まろうぜ‼”


司は、其れ処じゃ無かった。


つくしを射止める事だけに、気持ちは馳せて居たのだから…。


その為に、司は、西田に、マンションじゃ無く、住まいは、(道明寺)邸と、伝えていたのだった。


だが、司の帰宅時間的に、司とつくしは、まだ、再会は実現して居なかった。


まあ、F4と集まるこの機会に、“類につくしの情報を仕入れるのも良いか?”と、思う、司だった。



で、F4で集まる時は、いつものメープルのラウンジのVIPルームだった。


で、F4 全員が揃った。


最後は、何時もの司だったが…。



あきらが、司に声を掛けていた。


流石、『気配りの男』で在る。


「よぉ~、先に遣ってるぞ‼」
「ああ。
 構わねぇよ。」


いつもは、F4で集まっても、類だけは、ソファに寝転がって、寝ていた。
否、寝た振りをして居た。


そんな類が、その日に限って、司だけじゃ無く、類自身も、聞いたい事が有るのか?
その日は起きて居て、(ソファに腰掛けた状態で)F2と一緒に、メープルのラウンジのVIPルームで、司を迎え入れていた。



司が、VIPルームに着く成り、類が、唐突に、声を掛けていた。


「司、聞きたい事が有るんだけど…?」
「ああ。
 俺も、類に聞きてぇ事が有んだよ?」


類は、“多分、つくしの事だよね?”と、言いたかったが…?
胸に収めていた。


類は、先に、司から、訊き出そうと思って居た。


「で、俺に訊きたい事って、何…?」


司は、一瞬、躊躇したが、此処で、訊かなきゃ、何時(いつ)類に訊き出せるか、分からないので、意を決して訊き出そうとしていた。


「ああ。
 牧野の事…?」


類は、“やっぱり…?”と、思って居た。


「ふ~ん。
 で、俺に何を訊きたいの?
 俺と牧野の関係…?」
「………」


司は、類に、言われた言葉に不意を突かれて、何も言い出せなかった。


類は、類で、司の表情を見ながら、司の気持ちが何処に有るのか?
確かめる様に話しし出した。


「俺と牧野は、単なる、高校の頃からの“非常階段仲間…。”って所かな⁉
 高校の頃から、俺は、静と付き合ってるのは、司もあきらも総二郎も、知ってるで
 しょ?
 今は、日本とフランスと行き来して居て、中々、会えないけど…。
 一応、今でも、俺は、静と付き合ってるよ‼」


司は、まだ、疑いの眼差しで類を見ていた。


「ほんとに、仲間としての気持ちしか、類には、ねぇのか?」


類は、司が、つくしを好きだろう事は悟っていた。


「うん、そうだよ。
 牧野も、そうだよ。
 静は、牧野の事を、妹みたいに思ってる。
 って事は、俺の妹でも在るって事でしょ‼」


司は、類に確認していた。


「じゃあ、俺が、“牧野に向かう‼”って、言ったら、類は、如何する?」


類は、ニコっと、微笑んだ。


「司が、牧野を幸せにして遣ってくれるなら、応援する。」


司は、最後に確認をして来た。


「その気持ちに嘘はねぇよな?」


類は、間髪入れずに、司に応えていた。


「うん、嘘は無いよ。」


司は、類の顔付きを見て、類の言葉に嘘は無いだろうと納得していた。



<5.は、短くて、申し訳御座いません。>

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