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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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馬鹿だよな、俺…<総優>  18.




優一郎を抱いていた家元夫人、優紀の母親、優紀、桜子は、退席して、司のキープの部屋に戻る事にした。


丁度、優一郎は、疲れたのか?
欠伸をし始めていた。


優紀は、家元夫人に抱かれた状態の優一郎が、眠気で、愚図らないか?
不安で居た。


だが、お利口に、家元夫人に抱かれていた。


家元夫人、優紀の母親は、そんな優一郎を微笑ましく見て居るのだった。



そして、此処からは、あきらの父親、総二郎の父親、優紀の父親、そして、あきらと総二郎が、残って話し合いをする事に成った。


先ずは、あきらの父親が、口火を切った。


「総二郎君…。
 もう、世間では、かなり、噂に成って居る。
 FAXだけでは、世論は落ち着かないだろう。
 其処でだ…。
 記者会見を開いては、如何だ?
 聞く処に寄ると、既に、優紀さんは、世間では、知れた人に成っているそうじゃ無い
 か?」


総二郎が、返答した。


「はい、先日、日本で発売されたゴシップ誌に掲載されました。」


家元が、確認して来た。


「如何言った形で、ゴシップ誌に掲載されたんだ?」


総二郎が、また、続けて返答していた。


「NYとLAで、洋画や邦画の英語翻訳士として、活躍していたらしいです。
 その翻訳が、かなり好評の様で、『アメリカで活躍する若手日本人英語翻訳士』という
 フレーズで、ゴシップ誌に掲載された様です。」


総二郎は、思い出した様に続けて話しし出した。


「当初、優紀自身は、ゴシップ誌に掲載されて居る事は、知らなかった様です。
 優紀が、イギリスの大学に留学して居た頃から、お世話に成っていた日本人女性の教授
 が、如何も、ゴシップ誌への掲載を承諾した様です。」


家元が、総二郎に確認していた。


「そんな教授が、優紀さんの傍に居たのか?」


総二郎は、頷きながら、話しを進めた。


「優紀が、優一郎を出産した時から…。
 否、優紀は、その前…から。
 所謂、優一郎を妊娠していた頃から…。
 大学でのサポート、優一郎の出産に至るまで、全てを先生にフォローしてもらっていた
 様です。
 だから、“優一郎を育てる事が出来た。”と、優紀が言ってました。
 留学や、優一郎の事もそうでしょうけど…。
 多分、優紀の夢だった英語翻訳士の夢を掴めたのも、その先生のお陰では無いかと思い
 ます。」


家元と優紀の父親は、顔を見合わせていた。


家元は、総二郎に話しして居た。


「そんな先生が、優紀さんと優一郎の傍に居らして下さったので有れば、お礼を申し上げ
 ないといけない。
 ご挨拶したいから、連絡を取り付けて於いてくれ‼」


総二郎は、納得していた。


「優紀が、日本に帰国出来たら、“先生に連絡を取る‼”って、言ってたから…。
 優紀に伝えて於くわ‼」
「宜しく頼んだ。」


総二郎は、頷いていた。


そして、総二郎の話しを聞いたあきらの父親も、納得していた。


「成程な。
 其れなら、優紀さんは、敢えて、矢面に立たせなくても良いだろう?
 取り敢えず、記者会見には、修一郎(総二郎の父親)と総二郎君は、当然だが…。
 あきら…?
 立会人として、私とあきらも出席した方が良いだろう?」


あきらは、頷いて見せた。


「そうだな。
 総二郎、そう言う事だ‼」


総二郎は、あきらに神妙に成っていた。


「あきら、悪ぃ…。
 あきらには、大きな借りが出来たな?」


あきらは、間髪入れずに、言って除けた。


「はぁ~??
 総二郎…?
 お前、今更か?
 俺は、今まで、F3の世話役で、何年、尽くしてきたよ?」
「そうだな、今更…か?
 悪かったな、あきら‼」
「………」


あきらの父親で在る たかしも、ファローに成ってないファローを話ししていた。


「まあ、俺も、世話役だったからな‼
 あきらと親子2代だな。」
「………」


家元は、無言だった。


優紀の父親は、苦笑だった。



そして、この事は、優紀は、勿論だが…。
総二郎から、F2&T3にも、話しは通されて居た。

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