tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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馬鹿だよな、俺…<総優>  19.




この事は、優紀は、勿論だが…。
総二郎から、F2&T3にも、話しされた。


総二郎は、LINEで報告していた。


『取り敢えず、話し合いは、無事、終了した。
 事前に、両家で、話し合いして居てくれたらしくて、拗れずに、話し合い出来た。』
『良かったな、総二郎‼』
『ああ。
 サンキュな‼』
『で、結婚って事?』
『先ずは、優紀と入籍して、優一郎とDNA鑑定して、親子関係を認定してもらう方が先
 だけどな。
 取り敢えず、明日にでも、優紀と入籍手続きをして来る。』
『総二郎、DNA鑑定するんだったら、うち(道明寺総合病院)を使え‼
 至急、データを出す様に伝えといて遣るよ‼』


総二郎は、今回の事で、総二郎自身、皆から、支えられて居た事を実感していた。


“持つべきものは、幼馴染だな‼”と、実感するので在った。


『ああ。
 司、サンキュな‼』



そして、優紀は、総二郎と入籍した。
優一郎は、総二郎とDNA鑑定を受け、総二郎の子供と認定された。
そして、既に、優一郎は、総二郎と優紀と一緒に西門邸に移り住んでいた。


そして、優紀は、先生に連絡して、入籍した事・記者会見が執り行われる事・総二郎の両親と優紀の両親が、先生に挨拶をしたいと申し出ている事を報告していた。


そして、結婚式に招待する旨を、先生は、優紀から聞かされていた。


なので、優紀は、先生から…。
「挨拶は、その時に…。」と、言われていた。



そして、記者会見当日の日が来た。


優紀は、家元夫人と一緒に、TVで、記者会見の模様を見ていた。


そして、記者会見も、終わりに差し掛かった時、一人の記者から、質問が出た。


ーー「確か、奥様と、お付き合いされていらっしゃった当時、夜な夜な、バー等に良く出
   没されて居ると伺った事が有ります。
   奥様と、お付き合いされていた当時から、良からぬ遊びをされて居たという事で
   宜しかったでしょうか?」ーー


総二郎は、かなり、苛付きが顔に出ていた。


それに気付いたあきらが、嗜めていた。


そして、代わりに、あきらが、答えていた。


「総二郎君に変わって、親友の私が、お答えします。
 総二郎君は、奥さんと付き合って居る間も、余所見等した事は有りません。
 其れは、私が、『天命に誓って証明します』。
 唯、誤解を生む様な軽率な行動をして居たのは、否めないと思いますが…(笑)。」


ーー「という事は、そう言う軽率な行動が、奥様を留学の道に向かわせてという事で
   すか?」ーー


総二郎は、記者を睨み付けた。


「何が言いてぇんだよ‼」


ーー「いえ、奥様が、お子様をお産みに成ったのは、留学中という情報がございましたの
   で…。
   まさか、奥様がお子様をお産みに成って居た事を次期家元が、ご存知ないという事
   は無いだろうと推測致しまして…。」ーー


総二郎は、いい加減、切れ出した。


あきらは、もう一人の『猛獣』の為に『猛獣使い』に徹していた。


「総二郎、冷静に成れ‼」


総二郎の隣で、あきらは、宥め透かしていた。


“何時(いつ)に成ったら、俺の気が休まる日は来るのだろうか?”と、密かに、あきらは、心の中で、呟いて居た。



そして、冷静に成った総二郎から説明が為された。


「妻は、俺の子供を妊娠したと、分かった時、既に、留学の話しは決まっていました。
 俺だけじゃなく、妻の家族、親友にも、何も言わず、留学しました。
 俺に言えば、迷惑が掛かる…。
 子供を産ませてもらえないと、勝手に認識したと言っていました。
 俺は、その時、聞いて居ても、俺と妻の子供です。
 俺が、嬉しく無い訳が無い。
 でも、妻はそうは、取らなかった。
 その当時の妻は、ふらふらしていた俺の気持ちを信じて居なかったと言う事でしょう。
 全ては、そう思わせた俺の責任です。
 俺の妻に対する気持ちは、そんな浅はかな気持ちでは無い事を、此処で、皆様の前で誓
 います。」


総二郎は、男らしく、TV画面を通して、優紀に宣言したのだった。



TV画面を見て居て、顔を赤くして、涙でぐしゃぐしゃに成った優紀を宥めるかの様に、優一郎が優紀の頬に触れていた。


その光景を見た家元夫人は…。
そんな家元夫人も、此れには、涙を流して居た。


“総二郎のお嫁さんが、優紀さんで本当に良かった。”と、思う家元夫人が、其処には居たのだった。



此処で、記者会見は終了し、放送も終わった。



その後、家元と一緒に帰宅した総二郎は、真っ先に、優紀を探し、自室に居た優紀を抱き締めて、kissを施して居た。


そして、寝付いたばかりの優一郎のベッドの傍に行き、右手の人差し指で、優一郎の頬を突いて(つついて)居た。



総二郎は、こんな光景が、自分自身で経験出来るとは、思って居なかった。


“此れも、其れも、優紀が、俺を許してくれたからだ‼”と、痛感する総二郎が、其処には居たのだった。




<お恥ずかしながら、『DNA鑑定』を『DMA』と、記載して居ました。
 訂正しております。
 お詫び申し上げます。
                           訂正記載日
                             2019.7.2 12:50>

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