tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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合コン婚活party…<総優>  3.




<優紀side>


背後から、西門さんらしき人の声が聞こえて来た。


「優紀、待ったか?
 ごめんな、一人にして…‼」


そして、私は、西門さんに腕を掴まれて、抱き締められていた。


此の『party』は、『婚活party』が、主体だというのに…。
まるで、恋人同士かと勘違いされる様な雰囲気を醸し出している西門さんに、私は、驚愕しか無かった。


だが、私を就け廻して居た男性は、西門さんのお陰で、こそこそと、何方かに居なく成って居た。


で、西門さんからは、心配されているで在ろう言葉を、私は、浴びせられて居た。


「優紀ちゃん…?
 何、遣ってんだ?
 一人で、うろうろして…?
 危ねぇだろ?
 此れからは、俺の傍に居ろよ‼」


私は、何が、如何成ったのか?
分からずに居た。


だから、唯、西門さんの顔を見詰める事しか出来なかった私が、其処には居たのだった。



<総二郎side>


俺は、優紀の動きをずーっと、眼で追っていた。


危なっかしくて、見て居られなかった。


案の定、変な男に捕まってるし…。


桜子にでも、連絡すれば良いものを…。


其処は、やはりの牧野の幼馴染で親友らしく…。


一人で、如何にかしようとでも思って居るのか?


優紀は、何も、行動を起こそうとして居ない様に、俺には、見えた。



だから、見て居て、痺れを切らした俺は…。
仕方なく、優紀を助けに、俺は、優紀の居る方に足を向けていた。


ほんと、放って置けねぇんだよ、優紀は…?


何で、そんなに魅力的に成って遣がんだよ。


俺が、傍に居なかったのに…よ。


有り得ねぇだろ?



優紀は、無意識、何だろうけど…よ。


“お前ぇは、牧野か?”って位ぇ…。
男を吸い寄せて来やがる。


俺は、今、優紀に再会したばっかにも拘わらず…。
ガキみてぇに、胸騒ぎだけが大きく成って行きやがる。


俺の、心労は絶えねぇ‼…よな。


俺は、一度、恋した女に、また、一目惚れしたらしい。


こんなのは、有りなのか?


“優紀に、これ以上、誰も、近付くな‼
 近付いて良いのは、俺だけ何だよ‼”と、言いてぇ俺が居たのは、事実だった。



<あきらside>


俺は、知り合いに声を掛けられて、暫く、総二郎と離れた。


だから、総二郎の行動までは、見て居なかった。


だが、俺が、総二郎を確認した時には、総二郎が、優紀ちゃんを抱き締めて居る所を確認してしまった。


“此れは、如何言う意味だ⁉”


俺は、一瞬、見てはいけねぇものを見た様な気がして…。


何を如何解釈して良いか?
迷った位ぇだった。


しかし、“この状態は、総二郎に訊かねぇと埒が明かねぇだろう?”と、俺は、思って居た。


だが、今まで、嘗て、総二郎が、優紀ちゃんに惚れて居るという話しは、耳にした事がねぇ。


って、言う事は、今の総二郎の現状は…?
“如何いう意味を成して居るんだろう?”と…。
悩むしか無かった俺だった。



<桜子side>


私は、優紀さんを探していた。


滋さんも、私も、知り合いに声を掛けられ、優紀さんと離れてしまった。


気には成って居たが…。


優紀さんが、“大丈夫‼”って、言ってくれた事から…。
私は、優紀さんの厚意に甘えてしまった。


だから、或る程度の時間が経った時…。
話しが終わりそうだったので、優紀さんを探す為、目線だけを動かして居たんだけど…。


何処にも、見当たらなかった。


なのに…。
優紀さんが、西門さんに抱き締められている所を見付けてしまった。


私は、滋さんに合図を送り、滋さんも目線だけで、優紀さんを探して居る様子だった。


で、滋さんも驚愕していた。


こんな西門さんと優紀さんを見てしまえば…。
西門さんと優紀さんに、確認しないと落ち着かないのが、滋さんと私だったりするんだよね?


だから、美作さんも此の会場にいた事を確認して居たので、LINEを送った。


勿論、美作さんは、西門さんと優紀さんの行動を知っているのか、如何かは…?
分からなかったので…。


説明文を送る為、『グループLINE』じゃなく、直接、美作さんのLINEに送って於いた。


その後、美作さんから、返信が来た。

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