tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Love Story~信じる事が全て~…<つかつく>  1.




【プロローグ】


司が、つくしの記憶を取り戻し、また、司とつくしは、二人の世界に戻る事が出来て居た。


また、つくしは、楓から1年の猶予を渡されたにも拘らず、司の父親が、過労で倒れた事も在り、司が、道明寺家への恩返しの為に、NYに渡米する事を決心した。


司は、つくしにも、“NYに来て欲しい‼”と、懇願する為、プロポーズした。


司は、“時間が無い。”と、言って…。



勿論、世間では、高校生がプロポーズ等、考えられない。


だが、其処は、『道明寺司』と、いう男…。
司の中では、有り得るのだ。


だが、其処は、一般庶民代表という女…『牧野つくし』。


司の考えに就いて行けないし、分からない。


だから、司に、“日本に残る‼”と、言ったつくし…。


司は、つくしの事だから、“多分、そう言うだろう‼”と、いう事は、理解していた。



だから、単身NYに渡米した司だった。


メディアにも、「4年後、迎えに行きます。」と、言う言葉を残して…。


司は、つくしを迎えに行く為、必死に、学業とビジネスに取り組んで居た。
西田が、目を見張る程に…。


また、楓も、司の成長ぶりは、“つくしのお陰だ‼”と、言う事も、理解していた。


また、この時までの、楓は、そんな司とつくしを認めていた。


だから、椿にも、言った楓の言葉は、嘘では無いと思って居た椿でも在った。


楓が、椿に言った言葉とは…。


「息子と言えども、此れは、ビジネスよ。
 司も、4年も経てば、自分が何をすべきか?
 分かって居るでしょ‼
 司に一任します。」


楓は、その時までは…。
そう、本心から思って、椿にも、言って居た。



また、一方のつくしも、4年後の自分自身が、高校生の頃のままの自分自身で居たく無かった為…。


司との将来の為、つくし自身の為、強いては、司とつくしが、対等で居られる為に…。
学業にバイトに、頑張っていた。


勿論、司が、与えてくれた学業の場を…。
司の厚意を無にしない為に…。


また、司とつくしが、4年後、再会した時に、胸を張って、頑張って成長したつくしを司に見てもらう為に、つくしは、精一杯頑張っていた。



だが、司とつくしが、NY⇔東京間の遠距離恋愛が3年も経ってくると、司は、つくしに逢えない自分自身が、辛く成って来ていた。


司は、夜中に、口々に発する様に成って来ていた。


「何故、俺は、こんなに頑張って居るんだ‼
 つくしに一日でも早く逢いてぇ‼」と…。


西田の目にも、司は、“もう、限界なのでは無いか?”と、思える程に成って来ていた。


その事は、西田から、楓に伝わって居た。



そして、楓は、或る決心をしていた。


“司から、つくしを引き剥がさそう‼”と…。


司は、反発する事は、楓にとっては、目に見えて分かって居た。


だが、今の司は、学業、愚か、ビジネスにまで、影響して来ていた。


だから、司の負担を少なくして遣ろうと思って居た楓だった。


楓は、その時は、司にとって、最悪な形での、選択をしてしまった事に気付いて居なかったのだった。



そして、日本に出張の際に、楓は、つくしと逢う決心をして居た。



つくしはつくしで、、つくしの夢だった弁護士の夢を叶える為、懸命に、勉学と、バイトに明け暮れた生活をしていた。


そう、つくしの夢は、国際弁護士に成る事。


つくしにとっては、憧れの女性…『藤堂静』。


『藤堂静』は、家を捨ててまで、夢を叶えた。


そして、フランスで、国際弁護士として頑張っている静の姿は、つくしの憧れと理想だった。


だから、静の様に、絶対、夢を成し得たかった。


其の事を知った楓は、其処をつくしに突く事にした。


司の負担を軽減させる為…。


将来的には、楓は、司から、感謝されると、そう、思って居た。



そして、つくしと逢った楓…。


心を鬼にして、司の親として、つくしに言ってしまって居た。


司の為と、強いては、司とつくしの為…。


楓は、其れが、親のエゴで在ると気付かないまま…。



つくしは、楓に呼び出された東京メープルホテルのレストランの個室前に来ていた。


そして、ドアをノックしたつくし…。
深呼吸をしながら…。



【コンコン】…つくしがノックをした。


「牧野つくしです。」
「お入りに成って…。」


楓の言葉と共に、強張るつくしの顔付きだった。


何を言われるかは、予想に容易いつくしだったのだ。



<一部の文面に、神尾葉子先生の『花より男子』のセリフを拝借させて頂いて折ります。
 勝手致しております事をお詫び申し上げます。
 関係者各位 様、お詫び申し上げます。>

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