Love Story~信じる事が全て~…<つかつく> 15.
司は、F3&T3にLINEで、司とつくしが、日本に帰国して帰って来て居る事を報告していた。
桜子は、“この時ばかり…。”と、F4&T4LINEで、つくしを責める体制に成って居た。
『先輩…?
此れは、如何言う事でしょうか?』
『ごめんね、桜子っ‼』
『其れで、終わりですか?』
『えっ??』
『先輩…?
どれだけ、心配したか、先輩に分かりますぅ~?
先輩のマンションを見に行って、『蛻の殻』…。
先輩の実家のアパートに向かっても、『蛻の殻』状態…。
先輩の身に何か遭ったと思っても、不思議じゃないでしょ?
そしたら…。
先輩は、NYに移住して居て…。
F4&滋さんは、“『party』に出席して来た‼”って、如何言う事ですか?
優紀さんと私は、気が抜けてしまいましたよ‼
いい加減にして下さいよ‼』
つくしは、桜子の怒り様に、驚愕処では無かった。
寧ろ、“ヤバい‼”と、思うしかなかった。
だが、面と向かって、きちんと、謝る事で、“また、桜子との友情を復活したい‼”と、思って居た。
そして、F4&T2は、そんなつくしと桜子を静観する様に、LINEを見守っているだけだった。
なので、F4&T4の集まりに、全員が、東京メープルのラウンジのVIPルームに集結した。
久し振りの全員が揃った事に成る。
其処で、つくしの置かれていた現状が話されていた。
桜子は、納得せざるを得ない状態に、不服では在ったが…。
納得していた桜子だった。
唯、優紀が、また、T2と絡んで居た事を喜んで居たつくしだった。
切っ掛けは、如何で有れ‼
そして、F4&T4の友情を、再度、再確認していた、F4&T4メンバーだった。
桜子は、優紀を連れてNYに遊びに行く事を、つくしと約束していた。
そして、F4&T4の集まりの翌日には…。
つくしは、タマにも会いに、司と一緒に、世田谷の道明寺邸に出向いて居た。
其処(道明寺邸)でも、しっかり、タマから、怒られたつくしだった。
「幾つに成っても、心配掛ける子だよ。
でも、良かったよ、つくし…。
これからも、坊っちゃんを宜しく頼んだよ‼」
と、タマから、言われながら、抱き締められたつくしは、泣きながら、返答していた。
「はい、お任せ下さい。」
と、言いながらも、つくしは、タマに対する不義理を涙に変えて、タマに抱き着いて泣いて居た。
そんなタマとつくしを、司は呆れて、唯、じーっと、見ていた。
そして、翌日には、司&つくし&進は、道明寺家のPJで、NYに戻ったのだった。
そして、司&つくし&進が、NYに戻って帰って来た事を機に…。
約束通り、クラウンCEOは、道明寺HDとの提携話を、道明寺HD 会長に示唆したのだった。
其れも、司が、つくしと進姉弟の後見人としての役割をしっかり務めたからのお礼という事は、言うまでも無かった。
但し、クラウンCEOは、司には、“此れからも、ケイン(進)の後見人として、力を貸して欲しい。”と…付け加えていた事は、言うまでも無かった。
勿論、道明寺HD 会長 保にも、了承を得ていた。
此れで、道明寺HDとクラウン・コーポレーションの提携話に関しても、発表された。
この事に寄り、司とつくしは、更に、離れられない関係に成ったのだった。
司は、一人ほくそ笑んで居た。
そして、司は、将来の司とつくしの幸せの為に、気持ちは、馳せていた。
そう、司は、“『信じる事が全て』だ‼”という事を、再確認していた。
これからの、司とつくしは、企業を支える企業戦士として、お互いを支え合う事に成る。
そして、司は、今回の日本での出来事で、進を支えて行く事も、更に、誓って居た。
そして、あれから、1年が経った。
漸く、クラウンCEOより、許しが出て、司とつくしは、結婚する事が出来た。
二人で、入籍手続きを済ませた。
また、新婚の間は、司とつくしは、司の所有のセキュリティ万全なコンドミニアムに住む事が決まった。
で、結婚式は、NYと決まった。
1年振りに、F3&T3と逢う事に成っていた司とつくし…。
やっと、司とつくしが、結婚出来る事に、F3&T3は、喜んで居た。
こうして、また、F4&T4は、仲間として、友情を深めて行くのだった。
fin
<最終話の15.は、短くて申し訳在りません。>