tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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此れからの私は…<総優>  7.




<優紀side>


私は、久し振りに、T3に呼び出されて居た。



そして、滋さんから、例のゴシップ誌を広げられた。


そして、滋さんから、訊かれて居たという訳だった。


「ねぇ、優紀…?
 此のゴシップ誌の事…?
 ほんとなの?」


私は、即答した。


「あの記事は、違うんです。
 花沢専務に誘って頂いて、お食事を済ました後に、撮られたんです。」


T3は、知らされて居なかったのか?
驚愕して居た。


だから、滋さんの言葉には、私の方が驚愕してしまった。


「てっきり、優紀は、ニッシーから類君に乗り換えたんだと思ってた。」
「………」


私は、言葉も出せずに居た。
何故なら、そんな事が有る訳が無いのだから…。


如何考えても、花沢専務が…。
寧ろ、私を相手にする訳が無い。


何故なら、つくしに寄れば…。
道明寺さんもそうらしいけど…。
花沢専務も、女性嫌いで、有名な方なのだから…。



そんな風に思って居た処に、桜子さんから、訊かれて居た私だった。


「優紀さんは、此れから、如何、為さりたいんですか?」


私は、如何したら良いのか?
悩んでいた。


此れからの私は、如何したら良いのか?
 悩んで居るんです。
 花沢専務のご両親で在る 社長と奥様から良くはして頂いて居るんだけど…。
 何か?
 勘違い為さって居る様子だし…。
 何時までも、此のままで良い訳、無いだろうし…。」
「「「………」」」


T3は、顔を見合わせて、何か、目と目で、話しして居る様に、私には、見えて居た。


其処に、つくしが、飛んでも無い言葉を言って来た。


「まさか、優紀…⁉
 類の毒牙に、遣られた?」


私は、直ぐ様、即答して、つくしに訊き返して居た。


「えっ??
 何、其れ…?」


其処に、つくしは、笑い乍ら、言って来た。


「前にも、言った事が有ったと思うけど…(笑)?
 類の瞳(め)は、『ビー玉の澄んだ瞳』で、見た目は『生粋の王子様』だからね。
 優紀が、類の毒牙に遣られても、誰も文句言えないと思うよ‼
 其れに、如何言う理由が有れ、西門さんは、今や、妻帯者じゃない。
 優紀の気持ちが、類に移っても、誰も、文句言わないと思うよ‼
 でも、2年も、優紀は、類の傍に居た訳だし…。
 優紀自身も、既に、類の本性は、知ったんじゃない?
 類の中身は、『策士 類』だから(笑)。」
「………(苦笑)」


私は、言葉より、苦笑いしか無かった。


だけど、“此れだけは、しっかり、T3には、伝えて於かなきゃあ。”と、私は、思って居た。


「勘違いしないで欲しいんだけど…。
 私は、花沢専務の事は、『上司』としての気持ち以外、無いから…。
 花沢専務の名誉の為に付け加えるとする成れば…。
 花沢専務も、私の事は、『部下』としての気持ち以外、無いと思うから…。」
「「「………」」」


T3は、言葉よりも、私の顔を凝視して居た。


私の気持ちが何処に在るのか?
確認して居る様にも、私には、思えていた。



<総二郎side>


俺は、あの集まりの後…。
司とあきらに頼んで於いた。


T3に…。


「優紀の気持ちが何処に在るのか?
 優紀自身に、訊き出して欲しい‼」と…。



で、数日後に、俺は、司とあきらから、呼び出されて居た。


そして、優紀の気持ちをT3から、俺は、聞かされていた。



優紀の類に対する気持ちが分かって、俺は、ホッとしていた。



だが、牧野は、優紀に、カマを賭けて訊き出してくれた様で…。


「辛かった‼」と、聞かされて居た俺だった。


牧野には、“悪ぃ事した‼”と、思って居る。


だけど、こうでもしねぇと、俺は、優紀の気持ちを訊き出せねぇ、今の俺の立ち位置が辛かった。


だから、“許せ‼”と、俺は、心の中で、牧野に詫びていた。



<優紀side>


久し振りに、T3に呼び出された日から、数日後の事だった。



私は、花沢専務のご両親から、お呼びが掛かった。


其の日は、花沢専務の第1秘書から、“極秘に…。”と、或る料亭に行く様に指示された。


其の料亭は、花沢家が御贔屓にして居る料亭で、私も、何度か、花沢専務の会食のお供で、訪れて居た料亭だった。


何故、花沢専務の第1秘書から、“極秘に…。”と、其の料亭に行く様に、言われたのか?
私には、分からなかったのだが…。


私は、其の料亭のお部屋に通された時…。
花沢専務のご両親が、其のお部屋に居らっしゃった事で、私は、何と無くだったのだが、花沢専務のご両親から、お呼びが掛かって居たのだと、理解したのだった。



そして、花沢専務のご両親から、飛んでも無い事を、私は、訊かれていた。


先ずは、花沢専務の父親で在られる 花沢社長より、訊かれていた私だった。


「松岡さん…。
 類が、何時(いつ)も、お世話に成って居るね。
 類とは、上手く遣って居る様だね。」
「………」


私は、何と返答して良いのか?
迷って居た。


だから、言葉が出て来なかった。


そんな私に、助け舟を出す様に、花沢専務の母親で在られる 花沢社長の奥様から、口火が切られていた。


「松岡さん…。
 類の事を如何思って居らっしゃるかしら?」
「………」


私は、ますます、訊かれている意図が分からなかった。
だから、返答に迷って居た。


其処に、奥様から、尚、返答に困る様な言葉を発せられていた。


「類の事を好きか? or 嫌いか?
 と、訊いて居るんだけど…?
 私達に、答えてもらえるかしら?」


其処に、社長から、“何故、其の様なお話しを私にされて居るのか?”と、いう意図を聞かされて居た私だった。


「実は…な。
 類は、女性なら、誰でも良いというタイプの人間では無い。
 其れは、松岡さんも、認識して居るだろうと思って居る。
 如何だろうか?」
「はい。
 其れは、十分、承知しております。」


社長は、頷き乍ら、私に話しして下さって居た。

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