tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方を忘れる為…<総優>  1.




【プロローグ】


優紀は、高校3年生の時に、進路について悩んで居たのだ。


英語を活かせる仕事に就きたいとは、優紀自身、ずーっと、考えて居たのだ。


なので…。
英語を活かせる選択肢としては…?


*通訳  *翻訳士  *客室乗務員(CA)  *グランドスタッフ  *英語教師




どの仕事も、語学力が求められる。


なので、*通訳  *翻訳士  *客室乗務員(CA)  *グランドスタッフの職業に就きたいと考えるの成らば…。
英語だけでは無く…。
イタリヤ語や、フランス語・ドイツ語・中国語・韓国語等…。
何か国語かの日常会話は、身に着けて置く必要性が有るのだ。



また、将来、就きたい職業に寄っては、進む進路が違ってくる。


語学力を生かす職業に就きたいの成らば…。
優紀が、進む進路としては、四年制大学(国際学部 英文科 もしくは、教養学部)という事に成るのだろう。
そして、第二言語として、講義を取得する必要性は有るのだが…。



だが…。
*客室乗務員(CA)  *グランドスタッフ に関しては、今や、スキルを身に着けたスタッフが求められる時代だ。


所謂、即戦力に成り得るスタッフを求められる、昨今なのだ。


其の為、進む進路としては、スキルを身に着けられる実践型の『エアラインスクール(専門学校)』と、言った様な学校を選ぶべきかも知れない。



だからこそ、優紀は悩んで居たのだ。


優紀は、英語が好きで、小学校の頃から、英会話スクールに通って居た。


なので、小学生の頃の優紀の夢は、『客室乗務員(CA)』だったのだ。


小学校の卒業文集にも、『将来、なりたい夢』として、『客室乗務員(CA)』の事を綴って居た作文が、残っていたのだ。


だが、優紀は、実は、“留学もして視たい‼”とは、考えて居たのだ。


だからこそ…。
優紀は、悩んでいたのだった。



丁度、そんな頃の事だったのだ。
父親の親戚の法事に出席する為、国内線では在ったのだが、飛行機を利用した際…。


『客室乗務員(CA)』の対応能力に感銘を受け、将来の夢として、小学生の頃の夢だった『客室乗務員(CA)』を選んだ優紀だったのだ。



つくしは、優紀の其の話しを聞いて、納得して、優紀にエールを送っていた。


「『客室乗務員(CA)』の仕事は、優紀に合ってると思うよ‼
 優紀は、きめ細やかだし…。
 誰にでも、優しいし…。
 何より、優紀の優しい笑顔が素敵だもん。
 乗客の方も、優紀の笑顔を観たら、旅の疲れも、吹っ飛ぶんじゃない⁉」


優紀は、つくしの言葉に驚愕したけれど…。


優紀は、真面目な顔して言って居るつくしの顔付きを観た時…。
優紀は、つくしが嘘を言って居る様にも思えず…。
素直に、優紀は、つくしの言葉を受け取るのだった。



そして、優紀は、高校を卒業後、専門学校に進み、『客室乗務員(CA)』の事を学べるエアライン科に進み、其の三年後、専門学校を卒業した。


そして、或る航空会社に就職して、優紀は、『客室乗務員(CA)』に成った。



そして、念願の国際線の客室乗務員(CA)に成って、早、5年が経った。


既に、優紀は、中堅客室乗務員(CA)として、後輩と一緒にフライトする事も多く成って来た。



実は、優紀は、会社の勧めも有り、『パーサー』に成る為の資格試験を受けて居たのだ。


そして、合格した事から、来年度より、『チーフパーサー』として、業務に就く事に成っていた。


優紀の努力が実った形と成った。


優紀は、つくしに其の事を伝えていた。


誰よりも、優紀の事を心配してくれるつくしと、一緒に、喜びたかったという事が優紀の本音だった。


つくしも、優紀と一緒に喜んでくれて居た。



其のつくしと言えば…。


*英徳大学4年の時に、司法試験を受けて合格した事から、英徳大学を卒業後、道明寺HDに入社した。


               ↓


*法務部で、1年間、司法修習生と成り、弁護士資格を無事取得した。


               ↓


*法務部で、1年間、弁護士見習いと成った。


               ↓


*其の後のつくしは、道明寺HD 日本支社 支社長に成っていた司の第2秘書と成った。


               ↓


*つくしは、4年の公約通り、日本に帰国して帰って来ていた司と、暫くの間(4~5年)
 は、恋人として、お付き合いを続けた後…。
 漸く、結婚した処だったのだ。
 所謂、司とつくしは、『新婚』だったのだ。


其れは、優紀が、『パーサー』の試験に合格した頃と、時を同じくして居た頃の事だったのだ。



そして、優紀は、司とつくしの結婚が決まった時に、司とつくしの結婚式に招待され、出席して居た。


優紀は、新婦側の親族席で座っていたのだ。
勿論、つくしの両親と進には、了承を得ての事だったのだ。


何故、優紀が、新婦側の親族席で座って居たのかというと…。
優紀にとっては、総二郎と顔を合わせたく無かったからだったのだ。



総二郎とは、優紀が高校3年生の頃に、受験勉強を機に、仲間としても会う機会も、全く、無く成って居た事から…。
本当に、其れ以来、優紀は、総二郎とは、会って居なかったのだ。


勿論、優紀は、司とつくしの結婚式の時も、総二郎とは、会わない様にして居たのだった。
其の事は、つくしにも、伝えていた優紀だった。



そして、あれ以来、優紀は、恋をする事も無かったのだ。


勿論、勉強に、バイトに…と。
“忙し過ぎて…。”と、言う事も在ったのかも知れない。


だが、優紀自身は、恋に対して、臆病に成ってしまって居たのだ。


所謂、優紀は、恋をする事が怖く成ってしまって居たのだ。


だから、あれ以来、優紀は、本当に、恋をして居なかったのだ。


勿論、高校生の頃には、告白をされた事も有る優紀だったのだが…。
優紀は、全て、お断りして居た。


勿論、専門学校時代には、合コンの誘いも有ったのだが…。
其の誘いも、断って来たのだった。



何故なら、未だに、優紀は、総二郎の事が好きだったのだから…。




<此の二次小説『貴方を忘れる為…<総優>  1.』は、【プロローグ】の為に、短めに
 成っております事をお詫び申し上げます。>

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