tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  127.



あきらは、司に連絡を入れたのだった。
連絡は、勿論のLINEだったのだが…。


『今日、飲まねぇか?』


司は、あきらからの唐突な誘いに、驚愕するも、返信を送信するのだった。


『F4で…か?』


だが、あきらは、司からの疑問の様なLINEにも、即、返信するのだった。


何故なら…。
司が、疑問視するだろう事は、あきらも、納得する話しだったのだ。
司とあきらの二人だけで、飲む事は、滅多に無いのだから…。


『否…。
 二人で…。』と…。


なので、司は、不思議に思い乍らも…。
返信するのだった。


『あきらにしたら…。
 珍しいなぁ~⁉
 まあ、良いや。
 分かった。
 話しは、後で訊くわ。』と…。


なので、司は、あきらと、メープルのラウンジのVIPルームで、落ち合う事にしたのだった。



そして、相変わらずなあきらは、時間通りに、到着して居たのだった。


司は、仕事が、少し、押した事と…。
美桜への連絡の為に、少々、遅れて、メープルのラウンジのVIPルームに到着したのだった。


実は、司は、自身の執務室から、美桜に、連絡を入れて居たのだった。



そして、司とあきらの二人だけで、お酒を酌み交わして居たのだった。


先ずは、あきらから、司に、祝福の挨拶と共に、乾杯の音頭を取るのだった。


「司…。
 婚約おめでとう!
 司の婚約を祝して、乾杯!」と…。


なので、司は、あきらからの祝福の言葉に、嬉しく成り、笑顔で、礼を伝えるのだった。
そして、司は、あきらに、今回の飲み会の意図を、訊き始めるのだった。


「あきら…。
 サンキュな!
 で…よ?
 此の二人だけの飲み会の意図は、何だ?」と…。


其処で、あきらは、本題に移るのだった。


「あぁ~。
 実は…な。
 お袋が、“『牧野』(美桜ちゃん)と、久し振りに、逢いてぇ(たい)‼”と、言い出して…
 よ。
 類と総二郎とT3には、了承して貰ったんだけど…な。
 “F4&T4で集まろうか?”と、言う事に成ったんだわ。
 だけど…な。
 肝心なのは、“司の気持ちだろう。”と、思って…な。」と…。


なので、司は、怪訝な顔付きに成り乍らも、あきらに、訊くのだった。


「あきらの母ちゃんには、美桜の現状は、理解されてんのか?」と…。


司の気持ちは、十分、分かって居るあきらは、司に、伝えるのだった。


「ああ。
 其の辺は、きちんと、伝えて有る。」と…。


だが、其れでも、解せない司は、あきらを追求し始めるのだった。


「けど…よ。
 何で、そんな話しに、成ってんだよ?」と…。


其処で、あきらは、こう成った理由を話しし始めるのだった。


「実は…な。
 司と『牧野』の婚約発表記者会見が、TV放送されると聞いて…な。
 うち(美作邸)に、F3&T3で集合して、一緒に、観てたんだわ。
 其処で、お袋が、リビング(ルーム)に、例の如く…。
 お袋ご自慢のケーキを運んで来た時に…。
 途中からだったんだけど…な。
 お袋が、俺等と一緒に、TVを見て、司の話しを聞いて…。
 俺に、訊いて来たんだわ。
 “『古菱美桜』さんって…。
  あの『古菱財閥』の?
  じゃあ、やっぱり、司君は、楓さんの言う通りに成ったのね?
  司君のお相手は、『つくしちゃん』じゃ無かったのね?”と…。
 悲しそうな顔付きに成って…よ。
 だから…よ。
 お袋には、ちゃんと、司と『牧野』の婚約発表記者会見の件に関しても、話ししてる。
 如何も、お袋は、勘違いを起こして居たらしいわ。
 なので、今のお袋は、司と『古菱美桜』との関係は、きちんと、理解してる。
 其れで、実は…な。
 俺が、うち(美作邸)に女を連れて帰ったのは、牧野が最初だったんだよな‼
 だから…だったんだろうな。
 甘い物好きの牧野の事を、お袋は、気に入ってたんだよな。
 まあ、お袋は、ケーキ作りが、趣味だから…な。
 喜んで、食べてくれた牧野の事を、気に入ったんだろうけど…な。
 だからだったのだろう…な。
 お袋は、『牧野つくし』と『古菱美桜』が、同一人物と知って、“(牧野と)逢いたく成
 ったんだろう。”と、俺は、思うんだよなぁ~。」と…。


だが、司は、あきらからのそんな話し(『実は、俺が、うち(美作邸)に女を連れて帰ったのは、牧野が最初だったんだよな‼』)を聞いて、思って居たのだった。


“そんな話し…。
 俺は、牧野から、一切、聞いてぇぞ‼”と…。


だからだったのだろう。
司は、あきらを思いっ切り、睨み付けるのだった。


だからだったのだろう。
司のそんな顔付きを観たあきらも思うのだった。


“高等部の頃の話しだっつーの‼”と…。


だが、あきらは、そう思い乍らも、両腕を、万歳するかの如く…。
あきらは、司に、『降参』のポーズをして魅せて居たのだった。


そんなあきらの様子を観て居た司は、苦笑いと共に…。
フッと、視線を、あきらから、外したのだった。


だからだったのかも知れない。
あきらは、そんな司に、ホッとするのだった。


そして、あきらは、更に、話しするのだった。


「で…な。
 “うち(美作邸)で、集まろう。”と、言う事に成って…な。
 司も、『牧野』を連れて来て欲しいんだけど…な。
 如何だ?」と…。


其の話しに対しても、司は、あきらに、怪訝な顔付きに成るのだった。


何故なら…。
司は、あきらの母親で在る 夢子が、美桜に、要らぬ話しを、ポロっと、言わないか?
疑問視して居たからだったのだ。


だからだったのかも知れない。
司は、そう言って来るあきらに、確認するかの様に、訊き始めるのだった。


「あきらの母ちゃんは、あきらからの説明だけで、状況判断出来てんだろうな?
 もし、美桜に、あきらの母ちゃんが、ポロっと、言って視ろ⁉
 唯じゃ、済まねぇんだぞ⁉
 其処は、あきらも、理解してんだろうな?」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、司に、伝えるのだった。


「予め…。
 俺の方から、お袋には、余計な話しはしねぇ様に…。
 伝えるつもりだ。
 だから…よ。
 頼むわ。
 司…。
 考えて遣ってくれねぇか?」と…。


だからだったのかも知れない。
司は、あきらの頼み事に、『NO』を突き付ける事も出来ず…。
あきらには、こう伝えるしか、今の司には、無かったのだった。


「取り敢えず…。
 美桜と相談して視るわ。
 けど…よ。
 あきら…。
 自分自身の母ちゃんの管理は、しっかり、頼むぞ。」と…。



そして、其の日の司は、帰って直ぐ…。
司の帰りを、目を擦り乍らも、寝ずに待って居た潤と共に、お風呂に入り…。
司は、潤を寝かし付けた後…。
リビングルームに戻り、美桜に、あきらからの話しを伝えるのだった。


そして、司は、美桜の判断を、待つ事にしたのだった。


そして、美桜が了承した事で、直ぐに、司は、あきらに連絡を入れるのだった。


そして、F4&T4の集まりの当日…。
潤を進に預けて、司と美桜は、美作邸に向かうのだった。



<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  127.』は、切りが良い為に、短めに成っ
 ております事をお詫び申し上げます。>

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