tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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priority…<つかつく>  20.




<司side>


つくしは、日本に帰国後…。
其のまま、藤堂商事に向かった。


だから、俺は、日本に帰国して居るというババアに、或る打診をする為…。
道明寺HD 日本支社に向かって居た。


そして、俺は、社長室に向かって居た。



俺は、社長室に入る成り、本題の話しをして居た。


「了承して欲しい事が有んだ‼」
「行き成り、何なんですか?」


俺は、間髪入れずに、ババアに伝えていた。


「実は…な。
 つくしは、高校の頃から、ダチに良く言って居たらしいだよ。
 “結婚式(挙式)は、内輪だけで行い。”と…。
 俺は、つくしから、直接、聞いた訳じゃねぇが…。
 ダチに言う位ぇだ‼
 つくしの性格上、大袈裟にしたくねぇんだと思う。
 つくしの其の気持ちは、今も変わらねぇと思うんだ。
 だから、2月14日に、俺とつくしが、再会したイギリスの地で、結婚式(挙式)を挙げ
 たいと、思ってる。
 了承してくれ‼」
「其の事は、つくしさんは、ご存知なの?」
「否、つくしは、知らねぇ‼
 勿論、つくしには、言ってねぇ?
 俺は『サプライズ』で、執り行いと思ってる。
 だから、つくしには、言わねぇでくれ‼」


ババアは、呆れて居る様な仕草をしやがった。


で、呆れた様に言って来やがった。


「はぁ~
 仕方ないわね。
 了承したわ‼」


俺は、ババアに言いたかった。
“溜息を付くんじゃねぇ‼”と…。


だが、礼だけは、ババアに伝えて遣った。


「サンキュな‼」


そう言って、俺は、其の場を後にした。


そして、其の足で、俺は、つくしの両親に会いに、つくしの実家に向かって居た。


そして、ババアと同じ様に、了承を得る為、話しして居た。


そして、つくしの両親からも、了承を得れた。


勿論、つくしには、『サプライズ』という事も、伝えて於いた。
なので、つくしには言わない様に、お願いして於いた。



なので、何もかもお膳立ては、整った。


俺は、『2月14日』が、楽しみで仕方なかった。


だが、其の前に、俺には、つくしとの大仕事が残っていた。
俺とつくしの入籍という大仕事が…。


そして、俺にとっては諦めていた、1月31日の入籍に、俺とつくしの二人で、区役所に行けた。


此の事は、何より、幸せだった。



そして、俺とつくしとで、区役所に入籍手続きを済ました後…。
本来は、プロポーズする時に渡すで在ろう『エンゲージリング』を、つくしに渡した。


勿論、プロポーズの言葉と共に…。


「牧野つくしさん…。
 俺と一生、一緒に、共に歩いて下さい。」


そして、俺が、つくしの『Birthday』の時に渡した12月の 誕生石 の『タンザナイト』のリングと、重ね付け出来る様に、俺がデザインした『エンゲージリング』…を、『タンザナイト』のリングに重ねる様に嵌めて遣った。


なのに…だ。


つくしは、飛んでも無い言葉を発しやがった。


「えっ??
 私の誕生日の時に、もう、貰ったのに…。」
「はぁ~??
 其れ(『タンザナイト』のリング)は、お前の『Birthday』の為のリングだろ‼
 こっち(『エンゲージリング』)は、婚約指輪だろ‼
 重ね付け出来る様に、俺が、デザインしたんだから、外すなよ‼」
「じゃあ、結婚指輪は、要らないね。」


俺は、呆れるしかなかった。


「其れ(『結婚指輪(=マリッジリング)』)は、俺との結婚したという証だろ‼
 だから、要んだ‼
 ちゃんと用意するから待ってろ‼」


ほんと、こいつと居ると、ムードも何も有ったもんじゃねぇが、俺は、何故だか、笑えて来るわ。


そんな俺を見て、つくしは、きょとんとしてやがるし…よ。


ほんと、分かってるのか?
俺が結婚相手だという事を…。


ほんと、お前と一緒に居ると、調子を崩すよな?


だが、其れが、俺とお前の普通、何だよな‼



そして、俺は、思った。


今日の此の日…。
そう、俺の誕生日…。


所謂、1月31日に、俺が産まれて来た意義が、漸く、俺には、分かった様な気がして居た。


俺は、こいつと会う為に、此の日…。
1月31日に生まれて来たんだろう事を…。


だから、俺は、つくしが必要、何だ‼


此れからも、宜しくな、つくし…‼



<つくしside>


私は、入籍をした1月31日は、司の誕生日だったという事を思い出して居た。


1月31日は、司の誕生日だというなのに…。
私は、司から、貰ってばかりだった。


私は、司に話しして居るつもりが無かったのに…。
如何やら、呟いて居た様子だった。


“今日って、司の誕生日だったよね?
 如何しよう‼
 私…。
 何も用意してない‼”と…。


そしたら、司が、私の呟いた言葉を拾った様で…。
私は、司から、言われてしまった。


「俺は、既に、つくしから、一杯、貰ってるぜ‼
 お前から、幸せ…というモノと。
 1月31日の俺の誕生日の此の日に…。
 俺が生まれて来た意義を…つくしから教えて貰えた。
 此れからは、1月31日が、俺にとっては、大切な日に成ったぜ‼」と…。
「………」


私は、何も言えなかった。


だから、“『Valentineday』の日には、司の誕生日の分も一緒に渡そう‼”と、思っていた。



そして、藤堂社長の計らいで、私の退職日は、2月中旬と決まった。


私は、イギリスに戻った後…。
静さんに、報告がてら、連絡した。


勿論、私は、静さんに、お礼の気持ちも一緒に伝えた。


「静さん…。
 藤堂社長への口添え、有難う御座いました。
 退職日は、2月中旬に決まりました。
 そして、日本に帰国した時に、司と一緒に入籍も済まして来ました。」


静さんは、喜んでくれて居るのか?
TELの声は、弾んでいた。


「そう、良かったわね。
 つくしちゃん…。
 幸せに成ってね‼」
「はい、有難う御座います。」


そして、其の後も、色々と静さんとお話しした後、私は、静さんとのTELを切った。


其の後、お義母様にも、お礼を伝える事にした。


「お義母様…。
 司さんと一緒に、1月31日に、入籍を済まして来ました。
 そして、藤堂社長への口添え、有難う御座いました。」


お義母様の声は、震えている様に思えた。


「そう、滞り無く、終わったのかしら?」
「はい。」
「そう。
 つくしさん…。
 此れからも、司の事、宜しく頼むわね‼」


私は、間髪入れずに、答えていた。


「はい、お任せ下さいませ。
 此れからも、宜しくお願い致します。」


そう言った後…。
二言、三言、会話した後、私は、お義母様とのTELを切った。


そして、私は、『道明寺つくし』に成った実感を感じて居た。



そして、私は、司と夫婦として、結婚生活の扉を開けたのだった。



fin




<此の二次小説『priority…<つかつく>  20.』は、二話に分けると、一話毎が、か
 なり、短く成るので、一話に纏めてしまったので、長文と成ってしまいました。
 お詫びします。>

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