tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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priority…<つかつく>  18.




<司side>


俺は、F3と一緒に、話しして居た。


其処に、あきらが、口火を切って来た。


「牧野とは、此れから如何すんだ?」


俺は、即答した。


此処で言わなくても、何れ、バレる事は分かり切って居るからだ。


「俺とつくしは、1月31日に、入籍する。」


F3は、一斉に、俺の方を見て、呆気に取られていた。


「「「はぁ~??」」」


で、総二郎は、言って来た。


「司の『Birthday』…にか?」
「ああ。」


類は、クスクス、笑い乍ら、言って来た。


「流石、司…だよね(笑)。
 司は、昔から、『ロマンチスト』だったもんね。
 で、牧野は、了承したの?」
「ああ。
 其処は、抜かり無く…。
 勿論、両家の両親も、賛成してくれた。」


F3は、更に、驚愕して居る様子だった。


で、総二郎が、言って来た。


「司の父ちゃんと母ちゃんが、良く、許したよな?」
「ああ、まあ…な。」


俺は、其処まで言って、F3に確認する為、訊いて居た。


「何れ、バレるだろう…し。
 後で、知ったお前等 F3なら、当然…。
 文句の一つや二つ、言って来そうだから…。
 伝えて於くけど…よ。
 つくしに、バレたら困るから、誰にも言うなのよ。
 特に、総二郎の嫁は、つくしの幼馴染で親友だろ。
 それに、あきらの嫁も、つくしの後輩で、今では、親友だよな?
 だから、下手に喋るなよ‼」
「「「了解‼」」」


俺は、F3の了承の言葉を聞けて、報告していた。


「俺とつくしは、一旦、イギリスに戻るんだよ‼
 俺は、藤堂商事とのプロジェクトの遂行の為だ‼
 つくしは、藤堂商事を辞めるには、引継ぎも必要だろう。
 其れに、俺とつくしの件は、決まったばっかで、まだ、つくしは、退職の手続きも出来
 てねぇ‼
 だから、1月31日の入籍の手続きは、一旦、俺だけが帰国して、俺一人で行く事に成る
 と思うんだよな。
 今のままだと、つくしは、早くても、退職は2月後半だろうし…な。
 其れで…だな。
 つくしには、サプライズで、2月14日の『Valentineday』の日に、挙式だけは、内輪で
 して遣りてぇんだ‼
 如何、足掻いても…。
 披露宴は、内輪だけって、訳には行かねぇだろうし…よ。
 だから…よ。
 そのつもりで、居てくれよ‼」


あきらも、共感する様に、言って来た。


「そうだよな。
 披露宴は、会社関係が中心に成るだろうから…な。」
「だろ‼」


だが、類は、クスクス、笑い乍ら、更に、言って来た。


「やっぱり、司って…(笑)。
 『ロマンチスト』じゃん‼」
「うるせぇーな‼
 類は、黙っとけ‼」


類は、不貞腐れたみてぇだった。


「はい、はい。」



という訳で、俺は、F3にだけは、俺の考えて居る事実の事を伝えて於いた。


此の件は、俺とつくしの両家の親にも、まだ、伝えてねぇ案件だった。


だが、俺は、つくしが、まだ、高校のガキの頃に…。
つくしが、T3に、良く言って居たという将来の夢の話しを、総二郎から、聞いて居た事を思い出していた。



~~其の当時のつくしが言って居た言葉…。


  『結婚式は、内輪だけで、良いかなぁ~。
   其れに、新婚旅行は、ハワイが良いんだよね‼
   だから、其の時の喜びが薄れるのが嫌だから…。
   旅行には、ハワイは行きたく無いんだよね‼』   ~~



総二郎が、言うには…。


「優紀が、良く、高校のガキの頃の牧野から、聞いてたらしいぞ‼」


って、俺が、日本に帰国してから、総二郎が、言って来た。


「此の話しは、司への凱旋帰国のプレゼントだ‼」


だとよ‼



だが、総二郎から、其の話しを聞いた俺が、動かねぇ訳がねぇだろ?


そうだよ、動くんだよ‼


俺にとって、今も昔も、相変わらず、『つくしの言葉』は、ぜってぇ、何だよ‼


俺は、今も昔も、俺の『priority【プライオリティ】(=優先順位)』は、何を置いても、『つくし』、何だよ‼


其処は、幾つに成っても、ぜってぇ、何だ‼



だから、例え、俺とつくしの両家の親が、反対しようが、此の計画は、実行されんだよ‼



なんせ、ロンドンメープルは、俺とつくしの、『初めて』の地…だからよ‼


此の事については、F3には、言わねぇがな。



で、後日、F3に、喋った事と、同じ事を、俺は、親父とババアに話しして居た。


で、俺の両親からも了承されたので…。
其の件に関しては、つくしの両親にも、俺の親父とババアに話した事と同じ事を伝えて、了承された。


勿論、其の件に関しても、つくしの両親には、つくしへの『サプライズ』だと言う事も、俺から伝えて於いた事は言うまでもねぇ。


但し、俺の両親とつくしの両親には、つくしへの『サプライズ』だと言う事も有り、まだ、つくしには伝えて居ねぇ事も、合わせて伝えて於いた。


時期が来れば、俺から、つくしに伝える事も、合わせて伝えて於いた。


つくしには、『サプライズ』、何だから…よ。


俺にとっては、当然と言えば、当然の事だった。

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