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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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成人式【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編①




【プロローグ】


あれから、つくしは、自分自身を取り戻したかの様に、周りは観ていた。


しかし、つくしは、自分自身を分析した時…。
『諦めた』と言う言葉の方が、しっくり来る様に、感じて居た。


司が、つくしの前から居なく成ってからも、つくしは、英徳高校に残り、高校3年まで、通って居た。


そして、英徳高校卒業後は、就職するつもりで居た。


しかし乍ら、つくしの両親、つくしの弟の進から、大学への進学を進められていた。


何故なら、つくしの両親、つくしの弟の進は、“頭の良いつくしに勉学を捨てて欲しくない‼”と、いう思いが有ったからだった。


なので、つくしは、F3&滋&桜子には内緒で、センター試験を受けて視た。


そして、日本最高峰の国立大学 法学部に合格した。


なので、今まで通り、つくしは、バイトをし乍ら、また、奨学制度を利用し乍ら、大学生に成る事にした。


そして、4月の大学入学を機に、団子屋のバイトを辞めたつくしだった。


何故なら、本来は、此の団子屋も、司の面影が強すぎる場所だった。


だが、此処(団子屋)を辞めれば、優紀と会う機会が減る事に成る。


だから、高校生の間は、団子屋のバイトだけは、続けて居たつくしだった。


しかし、そろそろ限界に成って来たつくしだった。


なので、つくしは、大学生に成った事を機に、団子屋のバイトを辞めて、塾の講師のバイトをする事にした。


実は、つくしが、塾の講師のバイトの方を選んだ理由は…。
塾の講師のバイトの方が、バイト料が良いという事も、団子屋のバイトを辞めた理由の一つだった。


其の事に寄り、つくしは、司を忘れられると、認識していた。


だが、つくしは、中々、次の恋が、出来ずに居たのだった。



しかし乍ら、そんな生活が続いて居たつくしは…。
そのうち、日々の学業とバイトに明け暮れて、司の事を思い出す事も無く成って来ていた。


そんな日々が続いていた或る日の事…。
つくしは、大学2年生に成って、半年が経って居た。


優紀が、久し振りに、つくしと会った日に、つくしに確認をして来た。


「つくし…。
 来年の成人式は、如何するの?」


つくしは、ハッと、して居た。


“そう言えば…。
 そうだった。”と…。


つくし自身も、自身の成人式が、来年だと言う事を、すっかり、忘れていたのだった。


つくしは、多分、つくしの両親も、すっかり、忘れているだろう事は、認識していた。


だから、つくしは、“パパとママ(つくしの両親)には、頼る事は出来ない。”と、認識していた。


だからこそ、つくしは、成人式の出席を諦め様として居た。


「そうだったよね。
 だけど、私は、出席しないかも…。
 振袖も、今からじゃあ、間に合わないだろうし…。」
「えっ??
 そう何だぁ~。」


優紀は、残念そうにするも、つくしの現状を知って居るので、了承するしかなかった。



実は、優紀が、つくしに確認したのは、桜子から、打診されたからだった。


また、桜子は、あきらから打診されて、つくしには、優紀から訊いてもらう事にしたのだった。


だから、優紀は、桜子には、素直に、つくしの置かれている現状を説明していた。


そして、其の上で、成人式の件も、優紀から、桜子に伝えられて居た。



そして、優紀から、現在のつくしの置かれている状況を聞いた上で、桜子は、思って居た。


例え、F3&T2(滋&桜子)が、つくしの為に振袖を用意したとしても、“先輩(つくし)は、受け取らないだろう。”と…。


何故なら、つくしが、英徳高校を卒業後は、F3&T2とは、疎遠に成って居たからだ。


つくしが、学業とバイトに明け暮れて居て、忙しくして居るという事も、理由の一つだったが…。
高校3年の頃のつくし自身が、司に関わる全ての事に関して、“もう、限界だった。”と、いう事が、全ての理由だったのだ。


所謂、司を連想させる全ての事から逃げ出したつくしだったのだ。



だからこそ、F3&T2(滋&桜子)からのお祝いの振袖だとしても、“先輩(つくし)は、振袖を受け取る事は無い。”と、認識する桜子だったのだ。


だが、其れでも、桜子は、“先輩(つくし)には、振袖を着付けて、成人式に出席して欲しい‼”と、思って居たのだった。


だから、桜子は、滋と、作戦会議をするのだった。




<此の二次小説『成人式【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編①』は、【プロロ
 ーグ】の為、短めに成って折ります事をお詫び致します。>

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